課程博士

秋草 俊一郎
訳すのは「私」 ウラジーミル・ナボコフにおける自作翻訳の諸相
吉川 太一郎
遼代仏教思想の研究
石山 裕慈
中世日本漢字音における声調の研究
ソン ユンア
近代日本語資料としての朝鮮語会話書—明治期朝鮮語会話書の特徴とその日本語—
高野 光平
テレビCMのメディア史/文化資源学─初期テレビ放送におけるCM概念
大清水 裕
ディオクレティアヌス帝治世の地方統治改革と西方諸都市—ラテン碑文に見る帝国支配の継続と変容—
池田 勇太
維新変革と儒教的理想主義
光延 真哉
近世中後期江戸歌舞伎の研究
金 弘来
源氏物語の人物と話型
時本 真吾
日本語文処理における作動記憶制約の関わり
河須崎 英之
中国で話されている朝鮮語のアクセント
小林 哲郎
インターネット利用の社会的帰結-異質な情報・他者との接触と社会的寛容性への効果を中心に-
野田 仁
カザフ=ハン国と露清帝国
浅野 倫子
単語認知における文脈の果たす役割に関する実験心理学的研究
今村 健一郎
ジョン・ロックの所有権論の研究
笹田 朋孝
北海道における鉄文化の考古学的研究-鉄ならびに鉄器の生産と普及を中心として-
立石 裕二
環境問題における科学と社会の相互作用および科学の自律性に関する研究—科学委託と批判的科学ネットワークに注目して—
高柳 さつき
日本中世禅思想研究 — 聖一派を中心に
廣瀬 薫雄
戦国秦漢時代の法と訴訟の研究─新しい中国古代法制史構築の試み─
朴 昭炫
「近代美術館」をめぐる「公共性」の歴史的構造
覚張 シルビア
レフ・トルストイの作品における意識の境界状態の心理描写
辻部(藤川) 亮子
フランス中世抒情詩の位相と構造
東口 豊
Th. W. アドルノの美学思想における「自然」
川瀬 智之
メルロ=ポンティにおける〈存在〉の構造—「奥行き」と「同時性」の概念の展開を手がかりに—
ゾンターク ミラ
大正期日本における合理主義と救済 1918~19年のキリスト再臨待望運動の「厚い記述」
海老原 志穂
青海省共和県のチベット語アムド方言
乗松 亨平
〈現実〉の条件—ロシア・リアリズム文学の成立と植民地表象
宮川 敬之
和辻哲郎と表現の問題
藤澤 太郎
一九三〇年代文壇史から見た中国左翼作家連盟
出口 智之
幸田露伴研究—「文学」概念の再検討を中心に—
加藤 玄
エドワード1世統治下のガスコーニュ
平松 潤奈
寸断されたテクスト—『静かなドン』とソヴィエト文学体制の成立—
片岡 大右
隠遁者、野生人、蛮人  シャトーブリアンにおける宗教と文明
小池 登
ピンダロス祝勝歌研究—4つの考察
中野 貴文
『徒然草』文学史論
君嶋 亜紀
中世和歌表現論
李 勝鉉
柳宗悦の宗教思想の研究—信と民と美をめぐって—
池田 喬
行為と世界—初期ハイデガー哲学の研究
近藤 智彦
ストア派の運命論をめぐって—ヘレニズム・ローマ期の哲学における決定論と自由意志—
姜 英淑
韓国語慶尚南道諸方言のアクセント研究
李 啓彰
「近代日中外交の黎明」—日清修好条規の締結過程から見る—
陳 朝輝
魯迅と一九二〇~三〇年代日本文芸思潮—日中プロレタリア文学受容の比較研究—
梅谷 博之
モンゴル語の使役接辞 -UULと受身接辞 -GDの意味と構文
河原 弥生
コーカンド・ハーン国におけるマフドゥームザーダ
佐々田 悠
古代国家地方祭祀の研究
松田 忍
<農業者団体>系統農会と近代日本—1900年~1943年—
楊  錕
近代中国における日本人軍事顧問・教官並びに特務機関の研究(1898~1945)
金 静熙
源氏物語論—物語の構造と方法—
元 勇準
『周易』の儒教経典化研究-出土資料『周易』を中心に-
金丸(長瀬)由美
源氏物語と平安朝漢文学の研究
鈴木 健太
ハリバドラの『八千頌般若経』解釈方法—『八千頌般若経』第二章註釈部分を中心として—
柳 静我
清朝の対チベット政策—雍正時期を中心に—
新美 亮輔
日常物体の方向知覚に関する実験心理学的研究
西村 聡生
刺激反応適合性における刺激表象に関する実験心理学的研究
若狭 基道
A Descriptive Study of the Modern Wolaytta Language(和訳:現代ウォライタ語の記述的研究)
村上 史朗
自尊心の測定における潜在的認知指標の有効性:潜在的連合テストを用いた検討
李 文淑
全羅道方言から見た韓国語のアクセント変化について
針原 素子
日本人の自己卑下的自己呈示に関するネットワークモデルの構築
海老根 剛
忘我・交通・形象 ヴァイマル共和国時代のドイツにおける群集論の展開
時田 郁子
ムージルの詩的人間学—『特性のない男』における<生命の樹>

論文博士

榎本 淳一
唐王朝と古代日本
堀江 宗正
心理学のなかの「宗教」—ポスト「宗教」・ポスト世俗主義の心理学的思想運動
杉森 哲也
近世京都の都市と社会
堀内 秀樹
近世陶磁器の消費に関する考古学的研究
小川 隆
語録の思想史-中國禅宗文献の研究-
中村 順昭
律令官人制と地域社会
山本 ノブヨシ
摂関政治史論考
髙橋 典幸
鎌倉幕府軍制と御家人制
日高 薫
異国の表象—近世輸出漆器の創造力—
浦 一章
工房の秘密を求めて-ダンテへダンテから-
田中 公明
インドにおける曼荼羅の成立と発展
森 一郎
死と誕生  ハイデガー・九鬼周造・アーレント
青木 敦
宋朝と江南社会
武光 誠
古代太政官制の研究
松方 冬子
オランダ風説書と近世日本