博士論文題目

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2023年度博士論文(3名)
張燁萌「日本児童文学の中国における受容——八十年代以降を中心に」
宮島和也「上古中国語における書記言語の地域的変異と通時的変化:戦国秦漢時代出土文献を中心に」
笠井直美「中國近世白話文學における秩序と逸脱 ―『水滸傳』を中心として」

2022年度博士論文(2名)
笠見弥生「凌濛初「二拍」の研究」
王 旭東「六朝小説の研究 ―鬼怪観の諸相、外来文化の受容と変容、祥瑞思想との関係―」

2021年度博士論文(2名)
千賀由佳「明末通俗小説における僧侶と神異」
李 曌宇「南朝文人の精神世界と詩的言語」

2020年度博士論文(2名)
権 慧「東アジアにおける村上春樹文学の翻訳と受容」
佐髙春音「明清白話小説の「語り」 ――『三国志演義』『水滸伝』を例に」

2019年度博士論文(2名)
長谷川賢「中国語の複文研究――構文論の観点から」
蔡 燕梅「明末清初尺牘集の研究 ――その生産と流通を中心に――」

2018年度博士論文(2名)
荒木達雄「百回本『水滸傳』の編纂方針」
加納留美子「蘇軾詩論――反復される經驗と詩語」

2017年度博士論文(6名)
張 瑶「中国における岩井俊二——その映画と小説の受容の比較研究」
蓋 曉星「日本における中国映画の受容 ――中華人民共和国建国(一九四九)以後」
加納希美「現代中国語における数量詞の構文機能 ――属性・様態描写の機能を中心に――」
楊 冠穹「「八〇後」作家の韓寒と現代中国文化市場の変容」
八木はるな「白先勇小説翻案作品論――変奏する現代台湾文学――」
王 暁白「張恨水文学と民国期「古都」北京の残照」

2016年度博士論文(3名)
上原究一「百回本『西遊記』の成立と展開 ――書坊間の関係を視野に――」
徐 子怡「中国における村上春樹の受容と「村上チルドレン」の成長 ――「70後(チーリンホウ)」「80後(バーリンホウ)」作家群および一般読者を中心に」
明田川聡士「李喬文学と“台湾意識”の形成――フォークナー、安部公房の受容と“歴史素材小説”創作をめぐって」

2015年度博士論文(3名)
戸内俊介「上古中国語文法化研究序説 ――「于」「而」「其」の意味機能変化を例に――」
黒田眞美子「韋應物詩論 ―「悼亡詩」を中心として―」
前田真砂美「現代中国語における「比較」と「程度」の考察 ――“还”、“更”、“比较”を中心に――」

2014年度博士論文(2名)
三野豊浩「雨の詩人 陸游―その作品と生涯―」
張 佩茹「現代中国語における視覚動詞の文法化」

2013年度博士論文(8名)
山﨑 藍「中国古典文学に描かれた厠と井戸の研究―正と負の厠神・井戸をめぐる・轆轤と瓶―」
徐 暁紅「施蟄存文学研究―1920、30年代の創作・翻訳活動を中心に」
蕭 涵珍「李漁の創作とその受容」
遠藤星希「李賀研究―その詩にあらわれた時間意識を中心として―」
福田素子「討債鬼故事の成立と展開―我が子が債鬼であることの発見―」
馬場昭佳「『水滸伝』の成立と受容―宋代忠義英雄譚を軸に」
郎 潔「明清「文学世家」の研究」
松崎寛子「鄭清文とその時代:“本省人”エリート作家と戦後台湾アイデンティティの形成」

2012年度博士論文(2名)
髙芝麻子「苦熱・納涼・生命の汪溢―先秦から唐代の詩賦に見る「夏」の描写の変遷―」
謝 惠貞「日本統治期台湾文化人による新感覚派の受容―横光利一と楊逵・巫永福・翁鬧・劉吶鷗」

2011年度博士論文(3名)
王 俊文「武田泰淳における中国―「阿Q」と「秋瑾」の系譜を中心として―」
王 姿雯「日本統治期日台文学交流史の研究―佐藤春夫・葉山嘉樹から張文環・翁鬧まで―」
白井澄世「近代中国におけるロシア文学の受容―李大釗・魯迅・瞿秋白ら五四期知識人を中心に―」

2010年度博士論文(2名)
田中智行「『金瓶梅』の創作手法論的研究」
林 桂如「余象斗の小説と日用類書」

2009年度博士論文(5名)
池田 晋「現代中国語におけるダイクシスの連接機能」
松浦史子「六朝文学に於ける『山海経』の受容について―郭璞と江淹の場合」
溝部良恵「唐代初期小説の研究 牛肅『紀聞』と戴孚『廣異記』を中心に」
大村和人「梁代「艶詩」の再検討―楽府「相逢行」「長安有狭斜行」「三婦艶」に基づく考察―」
大野公賀「中華民国期の豊子愷 新たなる市民倫理としての「生活の芸術」論」

2008年度博士論文(2名)
藤澤太郎「一九三〇年代文壇史から見た中国左翼作家連盟」
陳 朝輝「魯迅と一九二〇~三〇年代日本文芸思潮―日中プロレタリア文学受容の比較研究―」

2006年度博士論文(2名)
大山 潔「元代詩法叢書の研究――『詩法源流』、『木天禁語』、『詩家一指』を中心に」
鄧 捷「一九二〇年代中国近代詩における文学と国家の二重奏―風と琴の葛藤―」

2005年度博士論文(2名)
佐野誠子「魏晋南北朝怪異記録の研究 ―志怪書とその周辺」
張 文薫「植民地プロレタリア青年の文芸再生 ―張文環を中心とした『フォルモサ』世代の台湾文学―」

2004年度博士論文(3名)
市川桃子「中国古典詩における植物描写の研究 ―詩を生む心―」
飯田真紀「広東語の文末助詞」
趙 昶佑「巴金文学における異邦人」

2003年度博士論文(1名)
根岸宗一郎「周作人とギリシア文学 ―西洋文学の受容と文学観の成立、及びギリシア文学の翻訳活動を軸に」

2001 年度博士論文(4名)
呉 翠華「明清両代の童謡集」
任 明信「韓国近代精神史における魯迅 −「阿Q正伝」の韓国的受容」
廖 肇亨「明末清初の文芸思潮と仏教」
西村正男「中華民国期の王西彦」

2000 年度博士論文(1名)
張 季琳「台湾プロレタリア文学の誕生 ─楊逵と「大日本帝国」」

1998年度博士論文(1名)
董 炳月「新しき村から「大東亜戦争」へ −周作人と武者小路実篤との比較研究− 」

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藤井省三教授最終講義・退職記念祝賀会のお知らせ

【藤井省三教授最終講義・退職記念祝賀会のお知らせ】

当研究室にて長年教鞭を執られてきた藤井省三教授が、

2018年3月末日をもって御退職されます。

1988年4月の助教授就任以来、先生は中国語中国文学研究室の教育指導にご尽力され、

数多くの研究者を育成するとともに、有為な人材を世に送り出してこられました。

つきましては、長年にわたって先生から頂戴した御恩に感謝し、

今後のご健勝とさらなる御活躍をお祈り申し上げるために、

下記により最終講義ならびに御退職記念祝賀会を開催致します。

ご多忙の折とは存じますが、万障お繰り合わせのうえ、ご臨席賜れれば幸いに存じます。

なお、最終講義は公開でございますので、

こちらの不手際により本状をお届けできなかった方も、

当日直接会場においで下さいますれば有り難く存じます。

研究室一同ご来場をお待ち申し上げております。

【藤井省三教授最終講義】

題目:魯迅と現代東アジア文学史

日時:2018年3月10日(土)午後3時から

場所:東京大学文学部 一番大教室(法文二号館二階)

(当日、入り口に案内を掲示します)

【退職記念祝賀会】

日時:2018年3月10日(土)午後6時から(5:30より受付開始)

場所:Capo PELLICANO Hongo(カポ・ペリカーノ本郷店)

(東京大学本郷キャンパス構内、医学部教育研究棟13階 電話:03-5841-1527)

 

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駒場ガイダンスのお知らせ

12月6日㈬に駒場キャンパスにおいて文学部ガイダンスが行われます。全体ガイダンスに続き、個別ブースで学部学生・大学院生・留学生から研究室での生活について話を聞くことができます。中国語・中国文学に興味のある方やちょっと覗いてみようという方、どうぞ気軽にいらっしゃってください。

※学内の方対象となります。

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10月21日(土)、東大ホームカミングデーの日に中文研究室の同窓会を開催いたします。

午餐会は午後1:30~4:30です。

多くの方のご参加をお待ちしております。

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駒場ガイダンスおよびオープンハウスのお知らせ

5月16日㈫に駒場キャンパスKOMCEEにて文学部ガイダンスが開催されます。全体ガイダンスに続き、個別ブースにて中文研究室の先生と学部学生・大学院生・留学生から研究室での生活について話を聞くことができます。中国語・中国・台湾・香港に関心があるけれど、興味を一つに絞りきれない、という方、是非中文研究室のブースに来てください。

あわせて中文研究室ではオープンハウスを行います。オープンハウス期間中の10時~16時は中文共同研究室を自由に見学できます。進学希望者はもちろん、中国語圏の文化に興味がある方は是非見に来てください。お茶やお菓子もあります。

【公開授業一覧】(赤=赤門総合研究棟、法文1=法文1号館)

5月22日・月曜2限:垂水千恵先生「台湾の文化と社会」(赤738

23日・火曜3限:谷口 洋 先生「楚辞『天問』講読(1)」(赤738)

24日・水曜2限:孫軍悦先生「中国現代文学精読」(赤624)

水曜3限:大木康先生「『四庫全書総目提要』講読」(赤738)

水曜4限:齋藤希史先生「漢魏六朝詩文選読」(赤738)

25日・木曜2限:孫軍悦先生「上級中国語精読講義(1)」(赤738)

26日・金曜3限:大西克也先生「上古中国語の言葉と文字」(赤738)

金曜4限:佐々木勲人先生「中国文法研究入門」(法文Ⅰ-112


※駒場キャンパス(前期教養課程)に在学中の東大生が対象となります。学外の方は参加できません。

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2017年度時間割

2017年度の中文研究室時間割を更新いたしました。

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オープンハウスのお知らせ(駒場生向け)

中文研究室ではオープンハウス行事として、5月23日(月)から27日(金)までの期間、駒場の皆さんに中国語学・中国文学の授業を公開しております。実際に授業に参加することで、授業や研究室の雰囲気を味わっていただく絶好の機会です。興味のある方は授業の時間に教室までお越しください。場所が分からない場合は、中文共同研究室(赤門総合研究棟701)までお越しいただければご案内いたします。

 

【公開授業一覧】(赤=赤門総合研究棟、法文1=法文1号館)

・      月曜2限:垂水千恵先生「台湾の文化と社会」(赤738)

・      月曜4限:藤井省三先生「現代中国の村上春樹チルドレンを読む」(赤738)

・      火曜4限:谷口洋先生「楚辞『天問』講読(1)」(赤738)

・      水曜2限:齋藤希史先生「古典文学芸術論選読」(赤738)

・      水曜3限:大木康先生「『三言』講読」(赤738)

・      水曜4限:齋藤希史先生「漢魏六朝詩文選読」(赤738)

・      水曜5限:孫軍悦先生「中国語文表現実践」(赤738)

・      木曜1限:孫軍悦先生「中国現代文学選読(1)」(赤738)

・      木曜2限:孫軍悦先生「アカデミックライティング(中国語)(1)」(赤738)

・      金曜2限:小川隆先生「禅の語録をよむ(4)」(法文1-314)

・      金曜3限:大西克也先生「上古中国語の言葉と文字」(赤 738)

・      金曜4限:佐々木勲人先生「中国文法研究入門」(赤 723)

 

またオープンハウス期間中は10時~17時の間中文共同研究室を自由に見学することができます。進学希望者はもちろん、中国語圏の文化に興味がある方は是非お越し来てください。

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駒場ガイダンスのお知らせ

5月19日㈭に駒場キャンパス文学部ガイダンスが行われます。全体ガイダンスに続き、個別ブースで中文研究室主任の齋藤先生と学部学生・大学院生・留学生から研究室での生活について話を聞くことができます。興味のある方はどうぞご参加下さい。

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中文科同窓会

10月17日㈯に、第9回中文同窓会が開催されました。

○大塚 秀高 様『『今古奇観』から見た三言二拍」
○食野 充弘 様「台北の都市発展とライフスタイルの変化
―都市開発の観点から」

両名にご講演いただき、その後懇親会が行われました。

30名ほどの方にご参加いただきました。

同窓会懇親会

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構想発表会

去る7月25日13時より、卒業論文・修士論文構想発表会および打ち上げを開催しました。
卒業論文5名、修士論文4名が発表しました。

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