課程博士

新井 才二
先史時代西アジアとその周辺における偶蹄類家畜の拡散プロセスの研究
長野 邦彦
師弟および修行者間における修証の相互相依的成立構造 ——『正法眼蔵』「古鏡」巻注解
高桑 晴子
Domestic Ideology and National Tale in Maria Edgeworth's Novels (マライア・エッジワースの小説における家庭のイデオロギーとナショナル・テイル)
安江(小出) いずみ
日米交流史における「外国研究」とライブラリー —福田なをみの軌跡を手掛かりに—
邵 明琪
横光利一文学研究
宇都宮 美生
隋唐洛陽城水利研究
藤田 佑
三島由紀夫研究
頼 思妤
東アジアにおける女仙信仰と女仙伝 -その起源と展開、伝播
小原 俊行
関東平野北西部における後期旧石器集団の居住形態の変遷
櫛原 克哉
外来精神医療の治療空間の編成と患者の自己観に関する社会学的考察 ——自己をめぐるディスコース分析——
岩井 亮雄
現代韓国語の母音—発音の変化と地域差—
劉 佳
豊子愷の芸術論における「気韻生動」概念の現代的意義 ——カンディンスキーの抽象芸術論との交渉において
山﨑 健太
『古事記』歌表現の研究
小野 純一
イブン=アラビーの神秘体験と形而上学的思考の根拠 —事物・文字・無限をめぐって—
馬渡 玲欧
ヘルベルト・マルクーゼにおける管理社会批判の成立と展開 ——労働国家とオートメーション・ユートピアをめぐって——
鈴木 親彦
出版を巡る流通と文化 文化資源学の視座による取次を軸とした出版流通分析
渋谷 百合絵
近代童話と宮沢賢治
賀 申杰
明治期の造船業と「外需」事務
マヌエル・アスアヘアラモ
彼方の海岸 —20世紀と21世紀のラテンアメリカ文学者らによる、日本古典文学の翻訳とその時代背景
付 晨晨
中国中古の類書と士人社会
桑原 和美
楳茂都陸平の「新舞踊」の研究 —鷲谷家所蔵舞踊譜の解読による再検討—
林 正之
古代東北地方社会構造の研究
水野 博太
大学と漢学 ——東京帝国大学とその前身校における漢学および「支那哲学」の展開について——
板橋 暁子
兩晉十六國時代の「正統」と「周緣」
五月女 颯
ジョージア近代文学研究におけるポストコロニアリズムの諸問題 —ポストコロニアル・環境/動物批評の試み
佐藤 和宏
戦後日本における居住保障システムの福祉社会学的研究
神田 惟
Persian Verses and Crafts in the Late Timurid and Safavid Periods (ティムール朝末~サファヴィー朝期におけるペルシア語詩と工芸品)
相松 慎也
ヒュームにおける道徳性と合理性
鴻 浩介
行為の理由と規範性のジレンマ
権 慧
東アジアにおける村上春樹文学の翻訳と受容
飯泉 佑介
ヘーゲル『精神現象学』研究: 「学」としての哲学の歴史的成立とその正当化をめぐって
松井 隆明
Inference, Meaning, and Conceptual Change  Wilfrid Sellars and the Dynamics of the Space of Reasons  推論、意味、概念変化  ウィルフリッド・セラーズと理由の空間のダイナミクス
野上 志学
道徳懐疑論研究
藤井 修平
生物学・認知科学に基づいた宗教理論および宗教思想の研究
清水 康宏
19世紀半ばのドイツ語圏におけるベートーヴェン《ミサ・ソレムニス》論 ——芸術とカトリック典礼をめぐる音楽論の研究——
佐髙 春音
明清白話小説の「語り」 ——『三国志演義』『水滸伝』を例に
三山 美緒子
Some Aspects of Disjunction Constructions and Alternative Questions in English and Japanese (日英語における選言構造と選択疑問文の諸相)
山下 優介
弥生・古墳時代移行期における近江系土器の移動とその背景
太田 圭
縄文時代中期/後期移行期における社会変容プロセスの研究
金崎 由布子
南米ペルー、ワヌコ盆地の紀元前二千年紀の社会動態
鈴木 亘
ジャック・ランシエールの美学 ——美の美学とパフォーマティヴィティ
金 炯辰
近世後期朝廷の復興理念と朝幕関係
楊 潔
瑜伽行派における五遍行の研究 —『瑜伽師地論』を中心として—
三浦 雄城
漢代符瑞と儒教国教化の研究
園田 薫
日本企業と外国人労働者の雇用関係 —相互行為を捉える産業社会学的考察—
上島 淳史
最不遇者への配慮を基軸とした分配的正義の実現可能性 :実験社会科学によるアプローチ

論文博士

山内 民博
一七~一九世紀朝鮮の周縁的社会集団に関する研究 ――朝鮮戸籍大帳と僧・白丁――