TEL: 03-5841-3736
FAX: 03-5841-0259
E-MAIL: dalspe[at]l.u-tokyo.ac.jp
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所在地: 農学部キャンパス 総合研究棟3F
所属教員: 堀江 宗正鈴木 晃仁

 文学部・人文社会系研究科では2002年以来、21世紀COEおよびグローバルCOEプログラムの「死生学」のプロジェクト、および東京大学全体に対して開かれた教育プログラムである「応用倫理教育プログラム」を開設してきました。2011年、COEプログラムの終了を前に両者を統合し、その後継組織として創設されたのが「死生学・応用倫理センター」になります。死生学・応用倫理センターは、死生や倫理にかかわる問題が生じている現場の状況に関わりつつ、それを歴史と文化について蓄積されてきた人文知に照らして検討することを通して、未来にむけた哲学的な学知を構築しようとしています。
(なお、所属教員は死生学専門分野の担当教員を兼ねます。詳しくは死生学応用倫理研究室のウェブサイトをご覧ください。)

 具体的には、「死生学・応用倫理センター」は以下の4つの業務を行っています。

① 死生学・応用倫理教育プログラム
 東京大学部局横断型教育プログラム「死生学・応用倫理」の企画・担当を行います。このプログラムは東京大学後期課程の全学部生と大学院生に開かれており、所定の単位を修得すれば、希望者には修了認定証が授与されます。

② 臨床死生学リカレント教育
 下記「上廣死生学・応用倫理講座」の項をごらんください。

③ 国際的・社会的な発信
 「死生学・応用倫理センター」は、不定期の国際シンポジウム、研究集会、ワークショップを開催し、死生学と応用倫理の分野における成果を国際的に発信すると同時に、臨床現場と大学を結ぶインターフェースの役割を果たしていきます。
「Sustainabilityと人文知」研究基盤

④ 次世代研究者の支援育成
 死生学・応用倫理の分野における若手研究者を特任研究員として採用することを通して、次世代の研究者の育成を行います。

 なお、死生学・応用倫理センターには寄付講座「上廣死生学・応用倫理講座」が付設されています。
所属教員:会田薫子早川正祐
 上廣死生学・応用倫理講座では、臨床現場の医療従事者(医師、看護師、介護士、福祉行政に携わる人々など)を対象とした臨床死生学リカレント教育を行っています。