課程博士

髙久(中西) 恭子
ユリアヌスの宗教復興と〈真の愛智〉—その構想と帰結—
佐藤 雄基
日本中世初期の文書機能と訴訟の研究
佐々木 紳
近代オスマン帝国の立憲運動と議会論—ナームク・ケマルと新オスマン人運動—
藤崎 衛
十三世紀における教皇庁役人および教皇家人に関する研究
工藤 晶人
境域の形成—フランス植民地期アルジェリアにおける学知と空間編成 1830-1914
呉座 勇一
日本中世の地域社会における集団統合原理の研究
吉永 匡史
律令軍事構造の研究
王 俊文
武田泰淳における中国—「阿Q」と「秋瑾」の系譜を中心として—
長谷部 圭彦
近代オスマン帝国における教育改革—教育行政と学校教育—
山崎 泰孝
内面性の彼方へ—後期作品における呼びかけへと至るリルケ作品の発展
分部 利紘
エピソード記憶の検索過程—手がかりと無関連な記憶の活性化と想起—
佐々木 守俊
平安時代の仏教造像における中国図像の受容
太田 貴之
『南総里見八犬伝』の倫理思想~勧懲稗史における悪~
大澤 千恵子
児童文学の宗教性  「宗教」・子ども・ファンタジー
山本 伸一
シャブタイ派思想における反規範主義の起源と展開—ガザのナタンからドンメ教団と『日々の歓びの書』へ—
天内 大樹
分離派建築会の展開—「分離」の対象をめぐる1920年代日本建築界の論考分析—
竹ノ内 雅人
近世の神社と都市社会
尹 相洙
科挙の学から経史の学へ—黄宗羲からみた明末清初の学術転換の一様相—
小野 仁美
イスラーム法の子育て観—法学者間のイフティラーフからみたマーリク派の特徴
野町 素己
スラヴ諸語における所有文—その構造と派生的構文の比較・類型論的研究—
王 姿雯
日本統治期日台文学交流史の研究—佐藤春夫・葉山嘉樹から張文環・翁鬧まで—
大塚 行誠
ティディム・チン語(ミャンマー連邦)の文法記述
島村 修平
自分自身の心を知るということ:命題的態度の自己知を巡る哲学的ジレンマとその解決の試み
村上 龍
「感性(sensibilité)」をめぐるベルクソンの思想とその成立の経緯についての研究― 一なるものと多なるものとの関係を軸に―
輪島 裕介
戦後日本〈大衆〉音楽言説史序説
中嶋 豊
運動結合に基づく物体の一体感の成立条件
谿 雄祐
カフェウォール錯視における空間周波数統合に関する研究
高野 奈未
賀茂真淵の研究
西沢 史仁
チベット仏教論理学の形成と展開―認識手段論の歴史的変遷を中心として―
金 正勲
民主化以後の労働問題の展開に関する日韓比較研究
辻 笑子
オロエ語(ニューカレドニア)の文法記述
佐藤 暁
タイプとしての意味と実践的能力の命題的表現—ダメットの哲学に即して—
倉本 尚徳
北朝造像銘研究—華北地域社会における仏教の信仰と実践
有泉 優里
文末形式のジェンダーに基づいた話者の印象形成に関する実証的研究
林 怡蕿
放送制度とエスニシティの矛盾相克——台湾のエスニック・メディア研究——
鴨志田 聡子
現代イスラエルにおけるイディッシュ語個人出版と言語学習活動
富永 泰代
カルティニの虚像と実像—1987年編カルティニ書簡集の研究—
佐藤 雅浩
精神疾患言説の歴史社会学
Joachim Bergstrom
Entering transnational memory: the trajectories and representations of the ‘comfort women’ in international media discourse, 1990-2000 (国境を越える記憶:1990年から2000年までの国際メディアにおける「従軍慰安婦」の歴程と表現)
嶋田 英晴
ユダヤ教徒の生き残り戦略—中世イスラーム世界の場合—
三ツ松 誠
維新期国学者の思想史的研究
白井 澄世
近代中国におけるロシア文学の受容—李大釗・魯迅・瞿秋白ら五四期知識人を中心に—
石上 和敬
<悲華経>の研究—釈迦五百誓願を中心として
塩谷 哲史
中央アジア灌漑史研究序説—ラウザーン運河とヒヴァ・ハン国の興亡—
藤本 拓也
シオラン宗教思想の研究—神への欲求と無信仰—
温 文
空間知識の学習過程及び個人差に対する心理学的検討
小泉 愛
情動的競合処理における個人差の研究
松村 史穂
計画経済期中国における食糧政策の展開
村上 正和
明清期中国における演劇と社会—演劇政策の展開と社会関係—
土屋 敦
敗戦後日本の浮浪児、孤児・捨児をめぐる施設保護問題
小山 裕
ニクラス・ルーマンにおける社会学的啓蒙と市民的自由主義
相澤 康隆
アリストテレスのアクラシア論—「自制心のない人」とはどのような人か—
彭 浩
近世日清通商関係の研究

論文博士

浅見 雅一
キリシタン時代の偶像崇拝
森平 雅彦
高麗・元関係の基本構造—モンゴル帝国の覇権と高麗王家—
村瀬 信一
明治立憲制と内閣
吉田 光男
近世ソウル都市社会研究—漢城の街と住民—
大隅 清陽
律令官制と礼秩序の研究
矢島 泉(筆名 矢嶋 泉)
古事記の文字世界
髙田 信敬
源氏物語考証稿
丸井 浩
ジャヤンタ研究—中世カシミールの文人が語るニヤーヤ哲学—
三角 洋一
宇治十帖と仏教
川村 大
古代語ラル形述語文の研究
村上 衛
近代福建人世界の変容—社会・経済制度の再編とイギリス・清朝—