課程博士

李炯植
朝鮮総督府官僚の統治構想
李永晶
現代中国における社会認識の生成
村上 徳樹
唯識思想と自己認識理論に関するケードゥプジェ解釈の研究
小笠原 弘幸
古典期オスマン朝歴史叙述における起源論と系譜意識
菱川 邦俊
現代ブルガリア語動詞における文法カテゴリーの研究-「相」の文法カテゴリーを中心として-
石井 剛
「戴震の哲学」をめぐる思想史-劉師培と章炳麟を中心に-
新田 智通
過去仏思想の意味—「大譬喩経注」を手がかりとして—
渡辺 美季
近世琉球と中日関係
洪宗郁
植民地後期・解放後における朝鮮社会主義者の現実認識と「転向」
中 真生
レヴィナスの主体における他なるものとの関係について—超過と身体—
大塚 紀弘
中世僧侶集団の成立史的研究—律家および三鈷寺流を中心に—
田中 均
フリードリヒ・シュレーゲルにおける芸術と共同体
田付 秋子
初期中世アイルランドの法文書と紛争解決
古賀 義顕
現代ロシア語学のための基礎的記述法の研究
田口 卓臣
ディドロ 人間学とその方法—小説作品に関する研究—
石川 博樹
ソロモン朝後期に於ける北部エチオピアのキリスト教王国—オロモ進出後の王国史の再検討—
洪 成和
清代中国の民間度量衡問題と社会秩序
川越 美穂
明治初期における天皇親裁の制度的形成—天皇と太政官内閣の関係性を中心に—
佐藤 かつら
幕末・明治の江戸歌舞伎の研究—小芝居の観点から—
吉丸 雄哉
式亭三馬研究
佐々木 中
ラカン、フーコー、ルジャンドルにおける宗教と主体の形成をめぐる探究
北沢(冨澤) かな
「オリエンタリスト」のインド論—18世紀末イギリスの他者と宗教—
吉田 聡
フッサールの自我論—〈他なるもの〉との相関における「私」の諸相—
竹内 聖一
実践的知識と意図
五十嵐 公一
狩野永納『本朝画史』の研究
孫 在賢
韓国語諸方言アクセントの記述研究
李 洋陽
中国人の日本人イメージとその形成要因
楊 霜
中国のテレビ放送における広告の発展と機能—批判的アプローチと実証的アプローチの融合への試み—
林 純姫
日本文化における「面子」:その概念と心理的・対人的意義
畠山 寛
グラマティカ・ポエティカ —後期ヘルダーリンの詩文法—
金 天鶴
日本華厳思想の研究—平安期の華厳私記類を中心として—
黄 智暉
馬琴小説と史論
水谷 隆之
北条団水の研究
中嶋 真也
『万葉集』表現と享受の研究
津曲 真一
瞑想意識の集中と弛緩─ロンチェンパ著『大究竟禅定安息論』の研究─
大田 俊寛
グノーシス 模倣の神話学
永原 健彦
近世の内水面舟運と社会構造
緑川 光春
網膜双極細胞からの一過性・持続性シナプス出力の解析
日比 優子
視覚認知における非注意対象に関する実験心理学的研究
張 秀 智
夫婦関係における心理的自立—女性における「個」と「関係性」の両立—
中町 信孝
アイニーとその年代記—マムルーク朝ウラマーの歴史叙述と社会的実践—
大江 朋子
意識的なステレオタイプ抑制の研究
膳場 百合子
Blaming Managers as Proxies for a Culpable Organization: An Alternative Logic of Responsibility Judgments 管理職を組織の身代わりとして非難する過程:責任判断のもう一つの論理
泉谷 千尋
婦人たちによる救済の物語 — ヴォルフラム・フォン・エッシェンバッハ『パルチヴァール』論
森 寿美
Culture, Belief, and Future Prediction: Universal and Culture-Specific Cognitive Tendencies 文化、信念と未来予測との関係について—文化普遍的および文化特有的な認知の傾向として
戸森 麻衣子
近世幕領支配の組織と構造
桂 元嗣
人類が全体として見る夢— ローベルト・ムージル『特性のない男』
岩本 剛
批評家のための街路 ヴァルター・ベンヤミン『一方通行路』とその周辺
稲田 奈津子
日本古代における喪葬儀礼と礼制の研究

論文博士

菊地 大樹
中世仏教の原形と展開
西坂 靖
三井越後屋奉公人の研究
鉄野 昌弘
大伴家持「歌日誌」論考
小川靖彦
萬葉学史の研究
堀川 貴司
中世日本漢文学研究
山本 英史
清代中国の地域支配
尾中 文哉
「進学」の比較社会学—三つのタイ農村における「地域文化」と「進学」—
髙橋 亨
源氏物語の詩学
井上 和人
古代都城制条里制の実証的研究