教員エッセイ 「私の選択」
2021年
- フランス語を学ぶことで新たな自分と出会う塚本 昌則(フランス語フランス文学)
世の中には、迷いのない人というのがいる。私が所属するフランス文学研究室では、かつて同僚だった二名が、中学生の時すでに将来仏文学者になると決心していたと言った。私はといえば、まったくの偶然からこの世界に迷い… >>more
- 学生時代のいくつかの選択の記梶原 三恵子(インド語インド文学)
古代インドのバラモン教の聖典であるヴェーダ文献を研究の対象としている。
- 不東 ——日本を出るという決断——納富 信留(哲学)
人生にはいくつかの転機がある。新しい局面を開く、そんな決断である。私にとってもっとも重要だったのは、東大の大学院でギリシア哲学を学ぶなかで、そこを出てイギリス・ケンブリッジ大学に留学するという選択だった。
- 敵前を、大事なものを抱えてきわどくすり抜けていくやり方出口 剛司(社会学)
今に至る自分の人生で、選択とか、決断とか、それを可能にする複数の選択肢や可能性などあったのだろうか、と振り返ると、答えは否です。もちろん、後から振り返ると、これ以外のさまざまな可能性も思い浮かびますが、人… >>more