• 韓国語史研究にたどりつくまで 福井 玲(韓国朝鮮文化研究) 私は1976年に理Iに入学しましたが、進学振り分けで文学部言語学科を選びました。まず、それまでの経緯を書いてみます。私は岐阜県飛騨地方の小さな町で生まれ育ち、高校は高山市にある県立斐太高校...
  • 断片 齋藤 希史(中国語中国文学) 月並みなことを言えば、選択する以前に確固とした私があるのではなく、選択した後に私というものの輪郭がおぼろげながら浮かんでくる。もしくは、選択を迫られているうちに、私が何者なのかを考えること...
  • 与えられた道を生きる 三枝 暁子(日本史学) 「人生において自分が選択できることなんて、実はほとんどないのではないだろうか」と思ったのは、10年にわたる東京大学での院生・研究員生活を終え、大学に職を得て京都へと向かう新幹線の中だった。...
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