- 認識の仕組みを求めて 井島 正博(日本語日本文学)日本語学、中でも文法を一生の仕事にしてしまった経緯はどこにあったのか、熟々思い返してみたい。そういえば私がまだ幼かった頃、高校の国語教師であった父から、ヨットの帆に船の上から扇風機で風を送ったらヨット...
- 女の一生と人生の岐路 芳賀 京子(次世代人文学開発センター) 「ヘラクレスの選択」という言葉がある。人生の重大な岐路では敢えて困難な道を選ぶべし、という教訓として語られることが多い(興味のある人は、クセノフォン『ソクラテスの思い出』2.1.21–34...
- 自分の直感を信じる。 小林 真理(文化資源学) 進路選択ということに限定すれば、自分なりに大きかったのは、高校から大学に行くときだったと思います。私は、ほぼストレートに全員が付属の大学に進学する女子大の付属高校に入学しました。そこから別...
- せっかくだし 菊地 達也(イスラム学) 「イスラム学」などという、多くの人にとって耳馴染みのない学問分野に従事していると、しばしば「そのような分野を選んだのはなぜですか」と尋ねられる。そんな風変わりでマイナーな分野を選択するから...