教員エッセイ 「私の選択」
2017年
- 自分のやりたいことが定まるまでに市川 裕(宗教学宗教史学)
私は現在、宗教学宗教史学研究室に所属し、宗教史学、特にユダヤ教を研究の中心においているが、研究者を目指すことも含めて、自分の研究の方向がはっきり定まるまでに、ずいぶん時間がかかった。法学部の学生時代を過ぎ… >>more
- 私の運命の転々々々機の記水島 司(東洋史学)
人生の転機をもたらす運命にもいたずらがあるらしいが、インド研究に携わることになったのも、いたずらが幾つも働いたからである。 入学した1981年の夏休みに、団体旅行でインドに行った。特にインドに行きたかったわけ… >>more
- 駒場から本郷へ進学する前後の事渡辺 明(英語英米文学)
父親が英語学者で、将来大学の英語の先生になるのもよいのでは、という程度の気持ちで大学に入ったのであったが、受験勉強も終わったし、駒場時代は小説その他読みたい本を読みながらのんびり過ごしたい、というのが、当… >>more
- 読み書きしながら、読み書きを考える中村 雄祐(文化資源学)
「私の選択」という題目で今専門にしている学問との思い出などを題材に文章を書くというような行為、皆さんは普通にできるのでしょうか。学問との思い出の中で何かを選択したことを思い出して示せと言われても、ぴんと来… >>more