教員エッセイ 「私の選択」
2016年
- 言葉が垂直に切り立つ瞬間 ――道元との出会い賴住 光子(倫理学)
「私の選択」というテーマで、研究の道に入ったきっかけなどを書くようにとの依頼をいただいた。普段まったく思い出しもしないことだが、せっかくの機会なので、記憶の糸をたぐってみることにする。その前に、まず「私の… >>more
- いくつもの出会い大津 透(日本史学)
自分がどうして現在専攻している研究分野を志すようになったか、答えられる人は多くはいないだろう。好きだからというのが最も正しい答えだろうが、どうして好きになったかのかを説明するのはむずかしい。あとで振り返っ… >>more
- 裏返ったRが運命を決めたわけではないけれど三谷 惠子(スラヴ語スラヴ文学)
文学部に学生が進学したがらない、世間では文系学部不要論まで現れる、と何かと肩身の狭い文学部教員になってしまった私ですが、考えてみたら、文学部のマイナーさは、今に始まったことではないようにも思います。私が高… >>more
- 思い出は作られる村上 郁也(心理学)
「私の選択」という題目で今専門にしている学問との思い出などを題材に文章を書くというような行為、皆さんは普通にできるのでしょうか。学問との思い出の中で何かを選択したことを思い出して示せと言われても、ぴんと来… >>more