『ソシオロゴス』アーカイブ

『ソシオロゴス』は、冊子の公刊後、1年を目処に電子版を公開しております。これまでの執筆者の方で、公開をご了承いただけない方は、お手数ですが本会までご連絡ください。

ソシオロゴス 40号 (2016年10月発行)

井口 尚樹 就職活動生のアイデンティティ維持とその困難
片桐 資津子 活動的高齢女性の生きがい獲得とその変遷過程
堀 智久 できるようになるための教育から、どの子も一緒に取り組める教育へ
長谷川 唯 インペアメントを有する身体から見る自己決定の様相
清水 亮 軍隊と地域の結節点としての下宿
岡沢 亮 作品のわいせつ性に関する法的判断と非‐法的知識
大尾 侑子 ファン・アイデンティティの宣言に伴うジレンマと処理パターン
吉村 雅樹・秋谷直矩・佐藤 貴宣 歩行訓練における地図習得のプロセス
高艸 賢 体験と認識のはざまで
坂井 晃介 政治システムの学術システムとの共進化
品治 佑吉 清水幾太郎における「潜在的輿論」と感情

ソシオロゴス 39号 (2015年10月発行)

流王 貴義 『社会分業論』へ至るデュルケムの問題関心
張 継元 中国農村の隔世世帯の形成における当事者の意識
五十嵐 彰 移民統合政策が国民の移民に対する態度に与える影響
井田 頼子 日本の大学の帰国生入試における多様性とその帰結
税所 真也 成年後見人による生活上の意思決定への関与のあり方について
馬渡 玲欧 ヘルベルト・マルクーゼにおける技術論の構想
石川 洋行 アイロニーに抗する〈主体〉
橋迫 瑞穂 脱「魔女」化する「占い・おまじない」
鈴木 麻記 漫画家集団の歴史社会学的研究
永田 大輔 「代弁者」としてのオタク語り
髙橋 かおり 社会人演劇実践者のアイデンティティ
秋本 光陽 犯罪少年の「責任」はいかにして組織されうるか
佐藤 寿昭 児童ポルノ禁止法における実在しない児童の性表現規制論争のレトリック分析
渡邊 隼 日本社会におけるコミュニティ問題の形成過程

ソシオロゴス 37号 (2013年10月発行)

河村 賢 テロリズム研究における宗教的動機の概念分析
堤 孝晃・齋藤 崇德 日本の教育社会学における近代教育/教育学批判の展開とその反省
團 康晃 「おたく」の概念分析
相澤 真一・小山 裕・鄭 佳月 社会調査データの復元と計量歴史社会学の可能性
仁井田 典子 若年不安定就労者の関係形成
石島 健太郎 ALS介護における家族の役割取得
中森 弘樹 1950-1980年代の失踪表象と親密圏の変容
寺地 幹人・小川 豊武 若年層の政治関心と趣味
小野塚 和人 「観光による都市化」の考察の発展に向けて
富永 京子 社会運動における離脱の意味

ソシオロゴス 36号 (2012年10月発行)

角 能 介護保険制度における行政と介護現場の専門家の役割分担に関する実証的考察
小藪 明生 市民的参加の基礎としての自治会参加
保田 幸子 分配か社会関係か
熱田 敬子 人工妊娠中絶経験の語りにおける「選択」の効果と「たちなおり」
藤原 信行 自殺動機付与・責任帰属活動の達成と人びとの方法と/しての精神医学的知識
橋迫 瑞穂 「占い・おまじない」と女性
樋熊 亜衣 「リブ神話」を超えて
金 知榮 「個」としての自己と「エスニック」としての自己との間で

ソシオロゴス 35号 (2011年10月発行)

栗田 知宏 ブリティッシュ・エイジアン音楽の「エイジアン」とは何か
片桐 資津子 要介護高齢女性における装いの自己認識に関する探索的研究
林 三博 <虚空>と<現実>
新 雅史 両大戦間期における商店街理念の生成
樋口 くみ子 教育支援センター(適応指導教室)の排除過程
曺 慶鎬 「朝鮮学校コミュニティ」とエスニックアイデンティティ

ソシオロゴス 34号 (2010年10月発行)

田中 良一 大河内一男における「社会的総資本」概念
金 瑛 アルヴァックスの集合的記憶論における過去の実在性
林 三博 日本精神主義の盛衰
尾玉 剛士 フランスにおける福祉国家の再編
新城 優子 子どもの教育達成プロセスに関する理論的検討
開沼 博 原子力ムラの秩序はいかにして可能か
原田 峻 「住民運動」と「市民活動」の連続性をめぐって

ソシオロゴス 33号 (2009年10月発行)

川端 健嗣 自由と統制の個人化論
齋藤 圭介 男性学の生殖論における臨界
坂田 勝彦 「終わり」と向き合うハンセン病者
角田 隆一 記憶メディアとしての写真
関谷 ゆかり 戦前日本社会における<痴呆>概念の分析
三浦 倫平 運動レパートリーとしての行政訴訟の意味
米澤 旦 労働統合型社会的企業における資源の混合
武岡 暢 盛り場の不可視性増大過程の分析
栗田 知宏 「差別表現」の文化社会学的分析に向けて

ソシオロゴス 32号 (2008年10月発行)

福井 康貴 戦前日本の就職体験
佐藤 雅浩 戦前期日本における精神疾患言説の構図
毛里 裕一 論壇の「起源」と「反起源」
西川 純司 <透視>する身体
高橋 典史 20世紀初頭のハワイ日系仏教における<二重のナショナリズム>の出現
高橋華生子 フィリピンの脱集権化と都市開発行政の分断
村瀬 博志 「市民社会」の再編成を捉えるために
Tuuka TOIVONEN Introducing the Youth Independence Camp
堀 智久 障害をもつ子供を迎え入れる親の実践と優生思想
土屋 敦 遺伝子技術に対する社会的需要意識の形成要因
見田 朱子 社会指標研究における、社会指標運動と「規範/記述」論争の位置づけ
森山 至貴 <愛>の決疑論
南後 由和 有名性と「界」の形成
高見 具広 労働時間「問題」とは何であったか

ソシオロゴス 31号 (2007年10月発行)

氏川 雅典 トゥールミンの議論モデルの変容
瀧川 裕貴 公共社会学論争の検討
平田 知久 M・フーコーにおける現代性modernite と現在性actualite
酒井泰斗・小宮友根 社会システムの経験的記述とはいかなることか
貴戸 理恵 「当事者の語り」の理論化に向けて
橋迫 瑞穂 「聖」なるものへの「橋」
石井 和也 都市空間の90 年代をめぐる考察
香川 めい 就職氷河期に「自己分析」はどう伝えられたのか
朴 姫淑 地域福祉における住民参加の課題 
三浦 倫平 「ポスト成長期」の開発計画における「埋め込み」の一様相