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書評ソシオロゴス No.16 2020

自由主義的市民社会の社会学的検討——機能分化社会における政治の位置づけ—— 流王 貴義

本稿が書評の対象としてとりあげるのは、小山裕『市民的自由主義の復権——シュミットからルーマンへ』(勁草書房、2015年)である(以下、同書への参照は括弧の中に該当するページ数のみを記す形で行う)。本書は2016年に第15回日本社会学会奨励賞【著書の部】を受賞している(小山 2017)。従って本書はすでに日本の社会学界において「将来性に富む優れた研究業績」であると評価されている(日本社会学会 2019)。しかし評者の確認し得た限りだが、2020年9月現在、本書に関する書評は未だ発表されていない... 続きを読む(pdf)