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書評ソシオロゴス No.21 2025

「1968 年のマルクーゼ」を超えて——馬渡玲欧『ヘルベルト・マルクーゼ』を読む 市川 結城・松崎 匠

近年、英語圏をはじめとしてマルクーゼ研究への関心が高まっており、エコロジー、疎外、ユートピア、革命、弁証法など主要な論点を再検討する著作が次々に刊行されている(Feenberg 2023; Reitz 2022)2。こうした動向は2019年の時点で既に「マルクーゼ・ルネサンス」と呼ばれているが(Višić 2019)、それは今日でも継続しているようである。こうした事態は、… 続きを読む(pdf)