『ソシオロゴス』アーカイブ

『ソシオロゴス』は、冊子の公刊後、1年を目処に電子版を公開しております。これまでの執筆者の方で、公開をご了承いただけない方は、お手数ですが本会までご連絡ください。

ソシオロゴス 30号 (2006年10月発行)

明戸 隆浩 9.11と「多元社会」アメリカ
山根 純佳 ハビトゥスと性別分業
冨田 和幸 「左派的左派」と「左派右派を超えて」
氏川 雅典 ペレルマンのレトリック論
齊藤 康則 地方鉄道存続運動の論理
李 永晶 現代中国における現代化言説の生成と変容
村井 香織 一人っ子政策はなぜ継続されるのか
田村 謙典 神経学的身体と「国語」
山村 和世 戦後教育言説における啓蒙主義化のプロセス 

ソシオロゴス 29号 (2005年10月発行)

山根 純佳 「ケアの倫理」と「ケア労働」
武藤 正義 日常世界的秩序問題のゲーム理論的分析
氏川 雅典 R・H・ブラウンのレトリック論
皆吉 淳平 臓器移植における「公平性」の発見
本多 康生 支援ボランティアの生活世界(非公開)
佐藤 雅浩 心理学的疾患言説における精神/身体/外部環境
妙木 忍 女性をめぐる性役割の葛藤処理法の変遷
野田 恵子 十九世紀末イギリスにおける性と愛
李 永晶 1990年代の中国における市民社会論と中国社会
朴 姫淑 地域ネットワーク運動における生活政治の拡大と障害
田中 大介 通勤通学する身体の形成
居郷 至伸 救いはコミュニケーション「能力」にあるのか?
阿部 真大 バイク便ライダーのエスノグラフィー
七邊 信重 「純粋な関係性」と「自閉」
木本 玲一 文化製品の流用をめぐる考察

ソシオロゴス 28号 (2004年10月発行)

三谷 武司 ルーマン型システム理論の妥当条件
冨田 和幸 ギデンズにおける「担保を欠く批判理論」への一考察
星加 良司 ディスアビリティとは何か
新島 典子 喪失(Loss)からの「回復」にみる喪失対象の代替可能性
金 成垣 「福祉社会論」の再考
成 垠樹 善の構想としての福祉国家「論」
土屋 敦 日本社会における「胎児をめぐる生命主義」の源流
松井 隆志 東京帝国大学社会学研究室の戦争加担
新 雅史 企業スポーツの歴史社会学
齊藤 康則 パースペクティヴの複数化による協議的な市民的公共圏の醸成
高原 基彰 ポピュラー文化による「東アジア地域」の発見とその多義性
岡田 宏介 音楽/貨幣/ハビトゥス
竹ノ下 弘久 世代内移動を通じた世代間移動における地位継承性
阿部 真大 相続の過程にみる親の戦略的な財産管理

ソシオロゴス 27号 (2003年10月発行)

池田 和弘 世代間倫理における非同一性問題
鈴木 謙介 政治理論に対するグローバリゼーションの二局面
内藤 準 差別研究の構図
星加 良司 「障害の社会モデル」再考
瀬田 宏治郎 社会学における認識、そして価値相対主義
瀧川 裕貴 平等主義的リベラリズムは可能か?
岡田 宏介 マスカルチャー、サブカルチャー、ポピュラーカルチャー
李 百鎬 遊び・意味・実在性
山口 毅 スティグマ再考
妙木 忍 比較準拠集団としての女性
和田 伸一郎 マクルーハンの《感覚比率》概念について
渡辺 彰規 ミシェル・フーコーにおける「アルシーヴ」の隘路
藤森 啓 想起の言説形式と過去からの時間的距離
松井 隆志 複合的現象としての社会運動の分析に向けて
細川 修一 著作権制度とメディアの編制
小澤 考人 近代日本における「余暇」の問題構成
井口高志 家族介護における「衰える他者」定義の問題
仁平 典宏 <権力>としてのボランティア活動

ソシオロゴス 26号 (2002年10月発行)

瀧川 裕貴 規範性と人格
李 百鎬 遊びと社会(科)学・序説
武田 俊輔 柳田國男の民謡論
祐成 保志 身体の造形力
西野 淑美 生活空間の分散と都市の想像力
井口 高志 家族介護における「無限定性」
星加 良司 「障害」の意味付けと障害者のアイデンティティ
橋本 真琴 価値剥奪装置としての差別
須藤 温子 ルイーゼ・オットー=ペータースの「シスターフッド」
藤森 啓 「戦争責任論」説明の意味するもの
挽地 康彦 「前‐福祉国家」のポリティカル・アナトミー

ソシオロゴス 25号 (2001年10月発行)

武田 俊輔 民謡の歴史社会学
舩戸 修一 〈相互扶助〉関係の構築
出口 剛司 戦後沖縄の文化構造
秦泉寺 友紀 イタリア・ファシズムにおけるナショナルな経験の生成
赤江 達也 無教会派知識人と近代
鵜飼 大介 文字の帯びる身体性と社会性
山下 大厚 近代的身体の構築とジェンダー
三井 さよ クリニカル・パス導入と医療従事者間関係の変容
崎山 治男 クリニカル・パス導入と医療者-患者関係の変容
星加 良司 自立と自己決定
仁平 典宏 ボランタリー・アソシエーション再考のために
後藤 実 組織のシステム論的考察
常松 淳 責任判断と「視点」の問題

ソシオロゴス 24号 (2000年10月発行)

常松 淳 意味と規範性
冨田 和幸 誤認(meconnaissance)の克服とその問題点
飯島 祐介 コンテクストに内在する理性
藤谷 忠昭 「市民」社会における「ニーチェ」的存在
松田 紘子 複合社会における「ゆるやかな」ネットワークの想像力
細田 満和子 医療における患者と諸従事者への視座
鈴木 淳子 日本における企業内研究者の専門職志向
舩戸 修一 「社稷」の再検討
祐成 保志 ことばのなかの住居

ソシオロゴス 23号 (1999年10月発行)

金野 美奈子 明治期事務職におけるジェンダー
小倉 敏彦 <恋愛の発見>の諸相
川畑 智子 「売春」の禁止と父権制支配
貞包 英之 欲望の現在形
崎山 治男 「肯定的な」感情経験の陥穽
前田 泰樹 情緒をめぐる語りの理解可能性について
葛山 泰央 内的日記の生成と展開
周藤 真也 解放への志向・思想家の沈黙
河村 倫哉 自由主義における「承認」の問題
飯島 祐介 ハーバーマスの規範的社会理論の構造と困難
赤堀 三郎 コミュニケーション変動の記述法
福重 清 社会問題研究におけるポストモダン派社会構成主義の可能性
中澤 秀雄 社会運動の「組織-機会」論と日本の住民運動
神山 英紀 最適福祉ミックスとは何か
上村 泰裕 福祉国家形成理論のアジアNIEsへの拡張

ソシオロゴス 22号 (1998年10月発行)

赤堀 三郎 社会システムの分化と統合
馬場 靖雄 社会学的啓蒙の諸相
出口 剛司 大いなる拒絶か,未知なる一人称か
河村 倫哉 無知の自覚と積極的自由
中野 剛充 チャールズ・テイラーにおける自己
神山 英紀 非対称・N人「囚人のジレンマ」モデル
小林 盾 全員一致の合意の条件
成 元哲・角 一典 政治的機会構造論の理論射程
鄭 賢淑 日本における自営業層の世代間移動
酒井 千絵 ジェンダーの規定からの解放
三井 さよ 看護の「専門性」をめぐる葛藤
伊藤 智樹 死を看取る物語的アイデンティティ
崎山 治男 感情経験の「存在論的」意味
葛山 泰央 ロマネスク的想像力
石倉 義博 <社会>を語る文学
菊池 哲彦 写真のなかの都市
宮本 直美 教養理念とドイツ市民層の再検討

ソシオロゴス 21号 (1997年10月発行)

中澤 秀雄 国家と集合行為の歴史社会学をめざして
友岡 邦之 時代に適応する「国民文化」
稲葉 奈々子・樋口 直人 脱産業社会の社会運動?
伊野 真一 セクシュアリティとジェンダーの軋轢
伊藤 雅之 イニシエーションまでの過程
小林 盾 リベラルパラドクスとしての脳死問題
細田 満和子 メディカル・プロフェッションの変容
中野 昌宏 自己と貨幣における「せき立て」の機能
赤堀 三郎 構造的カップリングとセカンド・オーダーの観察
石倉 義博 推理と動機
高橋 紀穂 ジョルジュ・バタイユにおけるヘーゲル受容
出口 剛司 守られない約束・希望へのまなざし
伊藤 賢一 「合意を目指す」ことの意味