開催日 2019年10月12日

※台風19号の接近に伴い、交通機関が大規模な計画運休を発表したため、本講演会を中止いたします。

 

『文学としての人文知』は、二十世紀、文学と人文知とのあいだにどのような関係の網の目がはりめぐらされていたのかを探る試みです。第2回として、廣瀬浩司先生(筑波大学/哲学)と立木康介先生(京都大学/精神分析学)をお招きし、10月12日(土)13:00より法文1号館215教室におきまして、無意識と文学をテーマとした講演会・討論会をおこないます。

 

詳細はこちらをご覧ください。

 

なお参照テクストは次の通りです。

 

立木康介

──ラカン『セミネールXI』(Lacan, Les quatre concepts fondamentaux de la psychanalyse, Seuil, 1973)のd第VII章~第IX章(ジャック・ラカン『精神分析の四基本概念:1964』小出浩之・新宮一成・鈴木國文・小川豊昭訳、岩波書店、2000年)、とりわけ第VIII章-1

──マルグリット・デュラス『ロル・V・シュタインの歓喜』(平岡篤頼訳、河出書房新社、1997年、p.125-131)

――M. メルロ=ポンティ『見えるものと見えないもの』「絡み合い――交叉配列」の章(滝浦靜雄・木田元訳、みすず書房、1989年、pp.181-215)

 

廣瀬浩司

 M. メルロ=ポンティ

──『世界の散文』(滝浦靜雄・木田元訳、みすず書房、1979年、p.66-69〔マティスについて〕)

──『見えるものと見えないもの』(滝浦靜雄・木田元訳、みすず書房、1989年、p.354-358)

──『コレージュ・ド・フランス講義草稿1959-1960』(松葉洋一・廣瀬浩司・加國尚志訳、みすず書房、2019年、p.233-268〔プルースト、クローデル、クロード・シモンについて〕)

 

M. メルロ=ポンティのフランス語原文ならびに邦訳は、文学部3号館3階のフランス文学研究室に準備してあります。

ご希望の方はお気軽にお立ち寄りください。

 

皆様ふるってご参加ください。