大西 克也

 

1.略歴 

 1985年3月  東京大学文学部中国語中国文学専修課程卒業

 1985年4月  東京大学大学院人文科学研究科中国語学専攻修士課程入学

 1987年3月  東京大学大学院人文科学研究科中国語学専攻修士課程修了

 1987年4月  東京大学大学院人文科学研究科中国語学専攻博士課程進学

 1988年9月  中華人民共和国北京大学中国語言文学系留学(至1990年2月)

 1990年3月  東京大学大学院人文科学研究科中国語学専攻博士課程退学

 1990年4月  神奈川大学外国語学部専任講師

 1993年4月  神奈川大学外国語学部助教授(至1995年3月)

 1995年4月  東京大学大学院人文社会系研究科助教授(現在に至る)

 1998年3月  文部省在外研究員に採用され、中国広州市中山大学に於いて研修(至1998年12月)

 

2.主な研究活動 

 a 専門分野

 中国語学、中国古文字学

 b 研究課題

 (1) 上古中国語の文法研究

 構文と文法範疇の相関的変容の諸相、及びそれに関与する様々なファクターの解明を目指している。

 (2)  戦国秦漢出土文字資料の研究

 戦国秦漢時代の出土文字資料の解読の他、言語がどのように文字化されたかという視点に基づき、地域毎の用字法の相違、秦による文字統一の実態や文字政策に関する探究を行っている。

 c 主要研究業績

(1)論文

「上博楚簡(四)“龔之月隼”的“月隼”字怎麼讀?」、開篇、27、7-8頁、2008.4

「再論上古漢語中的“可”和“可以”──古漢語的語態試探之二──」、中国語言学、1、149-165頁、2008.7

「戰國楚簡文字中讀作舌根音的幾個章組字」、古文字研究、27、513-518頁、2008.9

「試論上古漢語詞彙使役句的語義特點」、語言文字與教學的多元對話、383-399頁、2009.5

「上古漢語“使”字使役句的語法化過程」、何樂士紀念文集、11-28頁、2009.6

 (2)学会発表

「古漢語“來”類動詞詞彙使役句和句法使役句的語義差異」、第四屆漢語史暨第七屆中古漢語国際学術研討會、北京語言文化大学、2009.8.23

「秦漢楚地隷書及關於「史書」的考察」、シンポジウム「戦国泰漢出土文字資料と地域性――漢字文化圏の時空と構造――」、日本女子大学、2009.9.19

「所有から存在へ――上古中国語における 「有」の拡張――」、日本中国語学会第59回全国大会、北海道大学、2009.10.24

「上博六《平王》兩篇故事中的幾個問題」、2009年華語言與華文化教育國際研討會、台湾、新竹、玄奘大学、2009.12.11

 (3)教科書

「アジアと漢字文化」、宮本徹・福井玲・岩月純一・陳力衛、放送大学教育振興会、2009

 

3.主な社会活動

 (1) 他機関での講義等

東アジアの古代文化を考える会セミナー、2009.9

北京大学委嘱教授、2009.10~2009.11

浙江大学文学院特別講演、2010.1

湖南大学特別講演、2010.3

 (2)学会

「中国出土資料学会」、役員・委員、理事、1997.4~

「東方学会」、役員・委員、評議員、2005.10~

「日本中国語学会」、役員・委員、編集委員、2008.10~