准教授  芳賀 京子  (次世代人文学開発センター)

所属
  • 【次世代人文学開発センター】文化交流学部門

古代ギリシア・ローマの美術史が専門だが、これは欧米では古典考古学という学問分野に含まれている。だから美術館や博物館だけでなく、遺跡や遺物倉庫でも調査を行うことになる。『ロドス島の古代彫刻』(中央公論美術出版、2006年)では、東地中海のロドス島出土の彫刻や碑文から、この島での彫刻活動の変遷を追った。当初はヘレニズム美術を中心的に扱っていたが、その後、対象を紀元前1000年頃から紀元後500年くらいにまで広げ(『西洋美術の歴史1 古代』(共著、中央公論新社、2017年)、それぞれの時代の人々が神像や人の像をどのようなものとして捉えていたか、社会的・文化的・宗教的コンテクストのなかでの再考を試みる。その一方で、3D形状比較という手法を使用し、古代彫像がどのように制作・複製されたかを実証的に研究している。

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