この度、下田正弘教授(附属次世代人文学開発センター)が代表を務める「SAT大蔵経テキストデータベース研究会」が、次世代人文学のモデル構築を目指す研究プロジェクトの一環として、多機能仏典デジタルアーカイブSAT2018をリリースしました。
 SAT2018は、大規模仏典集成「大正新脩大藏経」の平易な現代日本語訳を、原文とリンクさせつつ誰にでも閲覧可能なオープンライセンスで公開しています。さらに、AI技術を活用した全文探索機能など、最新技術を駆使した研究支援機能を提供しています。
 今回のSAT2018の公開によって、精緻な専門研究の環境が整備されるだけでなく、人類文化に寄与する人文学的伝統知の社会全体の利用に向けた統合的知識環境の実現が期待されます。

 SAT2018のURLはこちら:http://21dzk.l.u-tokyo.ac.jp/SAT2018/

 詳細については、こちらのプレスリリース(PDF)をご覧ください。