開催日 | 2016年12月10日 |
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中国語は、良く言えばおおらか、悪く言えばぞんざいな言語だとよく言われます。少なくとも日本語を母語とする中国語学習者の多くはそのような印象をもっています。そして、そのことが、しばしば文化摩擦に発展することさえあります。確かに、中国人は、同僚と顔を合わせても"你好"(こんにちは!)と挨拶はしないし、恩師を親に紹介するときも、"这是木村老师。"(これ、木村先生。)と「これ」呼ばわりするし、自分から掛けた電話の相手にぶっきら棒に"你是谁?"(あなた、誰?)と問い質したりもします。いったい・中国語には「敬語」というものがないんですか?!と憤慨しつつ質問してくる学習者もいます。確かに、中国語には、日本語や朝鮮語のように、語彙的あるいは文法的にコード化された「敬語」というものは存在しません。じゃ、本当に中国語には「敬語」というものがないのでしょうか?......といった話をポライトネスという観点から木村英樹さんが語ってくださいます。
講演者 | 木村 英樹(追手門学院大学教授) |
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司会 | 柴田 元幸(東京大学文学部特任教授) |
日時 | 2016年12月10日(土) 午後2時~4時(開場1時30分) |
場所 | 東京大学本郷キャンパス 文学部法文二号館2階 一番大教室 |
交通 | 地下鉄丸ノ内線・大江戸線「本郷三丁目」、 南北線「東大前」下車、徒歩10分 |
住所 | 〒113-0033 東京都文京区本郷7-3-1 |
どなたでも参加いただけます。入場無料ですが、事前に予約が必要です。下記の専用フォームからお申し込みください。
https://www.l.u-tokyo.ac.jp/shueisha-kouza-08/form.html
多くのご参加をいただきありがとうございました。
※定員に達した場合は締め切ります。
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