開催日 2019年7月12日

1960年代、戦後日本社会は大きな変容を遂げた。冷戦という国際情勢も、そこに影を落としていた。こうした状況の中で、日本を含む各地では映像運動が力強く展開した。本ワークショップでは、戦後日本の映像運動に中心的に関わってきた山際永三監督をお招きし、1960年代という時代についてのお話を伺いたい。ワークショップ冒頭では、ソ連と日本の映画史を専門とする本学外国人研究員アナスタシア・フィオードロワ准教授が、1960年代の映画界をめぐる動向について短いレクチャーを行なう。ついで、山際監督の作品『炎1960~1970』(1968年、12分)、『罠』(1967年、10分)を上映する。そのあとで、山際監督にご登壇いただき、司会者との質疑応答形式で、「映像芸術の会」「教育映画作家協会」等での活動、作品製作、批評活動、テレビドラマ界での仕事、社会情勢との関わり等、広範にお話を伺いたい。そののち、会場との質疑の時間をもうけたい。

 

日時 2019年7月12日(金) 10:00~12:10

参加費・事前登録 なし

会場 東京大学文学部 法文二号館 二番大教室

 

※本ワークショップは山際永三監督のお仕事に関心のある方や、1960年代の映像運動に関心のある方をはじめ、どなたでもご出席いただけます。事前登録は不要ですが、資料準備の都合上、BZP10472[at]nfity.ne.jp(池田嘉郎)にまで簡単なご連絡をいただければ、助かります。

 

※会場への行き方:地下鉄本郷三丁目駅(丸の内線、大江戸線)、東大前駅(南北線)から徒歩10分弱で東京大学に着きます。正門から入っていただき、安田講堂を前にして銀杏並木を直進すると、右手に法文二号館があります。そのアーケードに入り、1階の安田講堂側の自動ドアから入構して、階段で二階にあがれば、二番大教室のある階です。案内板を出す予定です。

 

司会者・責任者 池田嘉郎(東京大学大学院人文社会系研究科・西洋史学・准教授)

主催 東京大学文学部西洋史学研究室

 

問い合わせ先

東京大学文学部西洋史学研究室 03-5841-3789

池田嘉郎 BZP10472[at]nifty.ne.jp

 

※メールアドレスの[at]は@に変換してお送りください。