開催日 | 2015年12月12日 |
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江戸東京の文化遺産フェスティバル
東京湾と隅田川の海運の発達とともに拓かれた江戸。ここで育まれた江戸文化は、
これまで長い歴史のなかで社会のなかに閉じ込められていた民衆のエネルギーが沸騰し、
民衆自らが文化の担い手となって独自の美意識を創造し、世界に類例のない独自の文化を築きあげた「奇跡の時代」でした。
「江戸東京の文化遺産フェスティバル」は、東京に継承される歴史的文化資源の価値を広く内外に発信するため、
東京大学文学部文化資源学研究室の協力により東京大学を会場に開催。
第2回となる今回は、文政6年(1823)の神田祭で上演された附祭の舞踊の192年ぶりの復活を試みるほか、
粋な江戸の技とこころをいまに伝える一流の古典芸能を、一線の識者による講話とともに2日間にわたりお贈りします。
第1日 12月12日(土)「神田祭の舞踊」 14:00開演(16:00終演予定)
■講演「神田祭の練り物、曳き物、造り物」
講師:木下直之/東京大学文学部教授
■神田祭礼 地走りの復活上演~長唄「姿の鼻秋の七種」
監修:木下直之、古井戸秀夫 構成・演出:鈴木英一 振付:五耀會 西川箕乃助
作曲:杵屋巳太郎 作調:鳳聲喜三雄
舞踊:花柳楽彩、藤間蘭翔、花柳喜衛文華、花柳侑希紫瑞、西川征七海、藤間之宏、花柳楽人
解説:古井戸秀夫、鈴木親彦
■パネルディスカッション
パネリスト/予定:鈴木英一、杵屋巳太郎、鳳声喜三雄、西川箕乃助、金井勇一郎、岸川雅範、木下直之 進行:古井戸秀夫
第2日 12月13日(日)「江戸長唄~いまにいきる歌舞伎の音楽」 14:00開演(15:30終演予定)
■実演とお話「人間国宝~杵屋淨貢の世界」
ゲスト:杵屋淨貢/歌舞伎長唄・三味線 人間国宝 聞き手:織田紘二/国立劇場顧問
会場:東京大学法文2号館1番大教室
入場無料ですが事前申し込みによる聴講券が必要です。
詳細は下記ポスター、または文化資源学研究室ホームページをご覧ください。