開催日 | 2014年6月14日 |
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第5回 東京大学文学部公開講座
こと・こころ・ことば――「視点」をめぐる日中比較表現論
【当日の様子】
大学院人文社会系研究科・文学部では、6月14日(土)の14時から本郷キャンパス情報学環・福武ホールにおいて第5回東京大学文学部公開講座を開催しました。今回のテーマは「こと・こころ・ことば―「視点」をめぐる日中比較表現論」、講師は本研究科アジア文化研究専攻の木村英樹教授(中国語中国文学)が務めました。
本公開講座は、平成12年から考古学実習施設のある北海道北見市常呂町で開催している「東京大学文学部常呂公開講座」を、より多くの方に発信し、社会連携を一層深めることを目的として、本郷キャンパスにおいても開講しているものです。
林徹副研究科長による司会のもと、冒頭に小佐野重利人文社会系研究科長から開会の挨拶があり、本講座への期待が語られました。
木村教授による講義は、日本語と中国語の表現の差がどのような視点の違いに基づいているのか、道案内などを例に、資料を用いながら一般の参加者にもわかりやすい話し方により進められました。
言語に関心のある多くの方々に来場いただき、約150名の参加者をお迎えしました。また、8割の方からのアンケート結果から、次回以降の本講座への期待の声や多様なテーマへの関心を窺うことができました。
次回の第6回公開講座及び北見市での公開講座の開催については、決まり次第HPにてお知らせします。
講義をおこなう木村教授
熱心に聞き入る会場