開催日 2024年12月8日
開催時間 14:00~17:00(入場開始13:30)
定員 100人
開催場所 東京大学国際学術総合研究棟1階 文学部三番大教室 (オンライン同時配信)
申込方法 参加費無料(事前申込 以下のURLより手続きください)
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScL-gbaJPqj2LlRrDDchXxU3Z-5vp99dhqO_PxYuo9BMJVT9w/viewform?usp=pp_url
お問い合わせ先 次世代人文学開発センター <l_ccg[at]l.u-tokyo.ac.jp>  ※[at]は@に入れ替えてお送りください
主催・協賛 主催 東京大学大学院人文社会系研究科 次世代人文学開発センター
協賛 株式会社集英社
—— 公開座談会「伝記の描きかた」開催趣旨
 
 「アジア人物史」は集英社の創業95周年記念企画として2022年12月に刊行が開始され全12巻が2024年4月に出揃い、2025年2月刊行予定の索引巻をもって完結します。地域対象をアジアに絞り、各地の神話紹介のあとバビロン王ハンムラビに始まり、現代の鄧小平やアラファトに至る多数の人物を扱っています。
 東大文学部次世代人文学開発センター文化交流学部門では、その編集委員の中から小松久男・妹尾達彦・村田雄二郎・李成市の4氏、それに第6巻第8章でオスマン帝国メフメト2世を担当した林佳世子氏を招き、12月8日(日)に公開座談会の形式でシンポジウムを開催することとしました。
 座談会では、「アジア人物史」を企画した経緯の紹介から始めて、これまでの人物事典と比較した特色、アジアという地域単位の意義とその中の多様性、人物選定の基準やその裏話、伝記という表現形式が持つ特長などについて語り合っていただくつもりです。 (小島毅)
 

—— パネリスト紹介 (「アジア人物史」の紹介文による)

小松久男(こまつ・ひさお)
東京大学名誉教授。東京大学大学院人文科学研究科博士課程中退。専攻は、中央アジア近現代史。主な著書に『革命の中央アジア——あるジャディードの肖像』(東京大学出版会)など。

妹尾達彦(せお・たつひこ)
中央大学名誉教授。大阪大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。専攻は、中国都市史。主な著書に『グローバル・ヒストリー』(中央大学出版部)など。

村田雄二郎(むらた・ゆうじろう)
同志社大学教授、東京大学名誉教授。東京大学大学院人文科学研究科博士課程中退。専攻は、中国近現代史、日中関係史。主な著書に『語言・民族・国家・歴史——村田雄二郎中国研究文集』(重慶出版社)など。

李成市(リ・ソンシ)
早稲田大学名誉教授。早稲田大学大学院文学研究科博士課程退学、博士(文学)。専攻は、東アジア史。主な著書に『闘争の場としての古代史——東アジア史のゆくえ』(岩波書店)など。

林佳世子(はやし・かよこ)
東京外国語大学学長。東京大学大学院人文科学研究科博士課程中退。専攻は、オスマン朝史、トルコ研究。主な著書に『オスマン帝国500年の平和』(講談社)など。

[司会]小島毅(こじま・つよし)
東京大学大学院人文社会系研究科教授。東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。専攻は、中国思想史。主な著書に『朱子学と陽明学』(筑摩書房)など。