| 職名 | 助教 |
|---|---|
| 専修課程 | フランス語フランス文学専修課程 |
| 専門分野 | フランス語フランス文学専門分野 |
| 研究室 | フランス語フランス文学研究室 |
| 詳細情報 | https://researchmap.jp/kfukata03 |
マルグリット・ユルスナールを中心に、20世紀フランス文学の研究を進めている。研究の軸となるテーマとしては、神話、歴史、ユマニスム、旅、自伝等が挙げられるだろう。これまでは「荷物のない旅人」という文学的形象に注目して、ユルスナールにおける文学と旅の関係について考察してきた。現在は、構造主義が退潮すると同時に、「主体の回帰」と呼ばれる傾向が顕著になった1970年代後半以降、フランスで続々と発表された自伝的作品群に興味を持っている。『ロラン・バルトによるロラン・バルト』、ナタリー・サロートの『子供時代』、マルグリット・デュラスの『愛人』、アラン・ロブ゠グリエの『もどってきた鏡』──断章や対話体を用いたり、虚構を現実に混ぜこんだりして紡がれる特異な自伝のエクリチュールを分析し、それぞれの作品に固有の詩学を解明しながら、20世紀フランス文学史を読み直すことを目指している。