職名 | 准教授 |
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専修課程 | 社会学専修課程 |
専門分野 | 社会学専門分野 |
研究室 | 社会学研究室 |
詳細情報 | 詳細情報【PDF: 442KB】 2018-2019年度【PDF: 214KB】 2020-2021年度【PDF: 248KB】 |
専門はケア・支援の社会学、医療社会学、臨床社会学などである。研究の出発点として、家族介護を中心に、介護・ケアという行為の特性と、それに対する社会的支援のあり方を、インタヴュー調査などの質的方法を通じて明らかにすることに取り組んできた。その後、特に認知症(dementia)という現象に注目するようになり、現在は、介護・ケアの領域を含みつつ、それを超えた認知症の排除や包摂の問題、病いや障害の語り、当事者の登場の意義、認知症概念の日常生活への効果などの課題に取り組んでいる。以上の研究プロセスの一端は『認知症家族介護を生きる』(東信堂)に示している。また、ケア・介護研究を足場に、より実践志向の強い社会政策・社会福祉や看護学の研究者、血友病・薬害HIVの当事者などとの共同研究にも取り組んできた。その成果の一つに『被災経験の聴きとりから考える』(生活書院)がある。