職名 | 教授 |
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専修課程 | 社会心理学専修課程 |
専門分野 | 社会心理学専門分野 |
研究室 | 社会心理学研究室 |
詳細情報 | 2008-2009年度 2010-2011年度【PDF: 747KB】 2012-2013年度【PDF: 1019KB】 2014-2015年度【PDF: 269KB】 2016-2017年度【PDF: 254KB】 2018-2019年度【PDF: 285KB】 2020-2021年度【PDF: 274KB】 |
専門は、自己や他者、他集団、社会的な出来事などに関する情報処理のメカニズムを検討する「社会的認知」研究であるが、特に、社会理解を構築する心的過程の自動性や主観性、自己中心性を明らかにすること、また、それらの特徴が人や社会組織に対する評価的・道徳的判断に及ぼす影響に興味を持っている。具体的な研究テーマとしては、1)原因帰属・責任帰属の規定要因や帰属が後続の対人態度・行動に及ぼす影響、特に、道徳的判断や支援・非難行動との関連、2)感情や目標・動機の自動的な活性化がステレオタイプ的判断や確率判断に及ぼす影響、3)自己制御過程における感情・目標活性や制御資源の役割が挙げられる。また最近は、社会心理学の基礎的知見や研究手法を実際の社会問題の解決に役立てる研究へと展開することにも取り組んでおり、社会福祉領域や環境心理学的な領域における判断や態度の規定要因をめぐる研究を進めるとともに、問題解決型研究の方法論・倫理的問題に関する議論を行っている。