助 教  新井 才二 (考古学研究室)

所属
  • 【歴史文化学科】考古学専修課程
  • 【基礎文化研究専攻】考古学専門分野

専門は動物考古学である。遺跡から出土する動物骨を対象として、更新世末期から完新世初頭にかけての人間の動物利用を研究している。主な研究テーマは偶蹄類の家畜化とそのユーラシア各地への拡散プロセスであり、西アジアや中央アジア、南コーカサス地域をフィールドとして、毎年発掘調査に従事している。最近は東アジア方面に目を向け、西アジアに起源する牧畜が、いつ・どのように東洋の文化に取り込まれていったのかを調べている。また、中央アジアにおける旧人の狩猟戦略や、中世都市遺跡における動物資源の流通といった課題を並行して進めている。同時に、動物骨を素材とした骨角器の素材選択や製作技術に着目し、そこから過去の動物経済や動物利用の文化的側面を探る試みを進めている。近年の論文として、Returning to hunting and re-microlithisation during the Mushki Phase in Fars, Southwest Iran. (共著、In Y. Nishiaki, O. Maeda and M. Arimura (eds.) Tracking the Neolithic in the Near East: Lithic Perspectives on Its Origins, Development and Dispersals., Leiden: Sidestone Press., 2022年)、Neolithization during the 6th millennium BC in western Central Asia: New evidence from Kaynar Kamar Rockshelter, Hissar Mountains, Southeast Uzbekistan. (共著、Archaeological Research in Asia, 2022年)、Neolithic animal remains from Hacı Elamxanlı Tepe. (In Y. Nishiaki, F. Guliyev and S. Kadowaki (eds.) Hacı Elamxanlı Tepe: The Archaeological Excavations of An Early Neolithic Settlement in West Azerbaijan., Berlin: ex Oriente., 2022年)などがある。

研究室