職名 | 助教 |
---|---|
専修課程 | インド語インド文学専修課程 |
専門分野 | インド文学・インド哲学・仏教学専門分野 |
研究室 | インド語インド文学研究室 |
専門はインド古典文法(パーニニ文法学)。紀元前5世紀ころに確立したとされるサンスクリットの文法学(vyākaraṇa)とその発展および受容について,特に中世インドにおける同学問のあり方について学派・テキスト横断的に研究している。インド文学・インド思想の屋台骨をなすサンスクリット(saṁskr̥ta)とその文法学が,文化(saṁskr̥ti)の雛形としてインド諸地域における諸言語・文化に与えた影響にも注目している。
主要論文として,ākr̥tigaṇa: Mother for Grammatical Restrictions, In: Vyākaraṇaparipr̥cchā: Procedings of the Vyākaraṇa Section of the 16th World Sanskrit Conference, ed. by George Cardona, Hideyo Ogawa, New Delhi: DK Publishers, 2016. 「「正語介在説」について」,『東方』第33巻,東方学院,2017.