大学院人文社会系研究科を志望される皆様へ
東京大学大学院人文社会系研究科は、人文社会系諸学の知の伝統を継承し、発展させるとともに、新しい公共を担う学知の構築をめざして、高度な教育と研究を行っています。大学院は、7専攻30専門分野という多彩な学問領域から構成されています。大学院生はいずれかの専門分野に所属し、分野固有の研究課題と方法論を学びつつも、人間の思想・歴史・言語・社会に対する真の理解を得るという研究科全体の目的を共有して、学習・研究に取り組んでいます(注1)。
さて、本研究科では、2018年度入試から、修士課程にかぎって夏季入試を実施しています。冬季入試は全専門分野が実施しますが、夏季については、実施する専門分野と実施しない分野とがありますので、ご注意ください。
一部の専門分野のみではありますが、先行的に夏季入試を実施するのは、人生計画のひとつの選択肢として大学院への進学を考えているみなさんに対して、複数の受験機会を提供することで、大学院で学び研究を深めていく道を、より積極的に選び取っていただきたいと思うからです。まだ卒業論文への取り組みも本格的に進んでいないなかで大学院入試に挑戦するのには、ためらいがあるかもしれません。しかし、夏季の入学試験で大学院の合格が決定すれば、次の春までの時間を、卒業論文の完成、そして修士課程での研究にむけた準備の期間に当てることが容易になり、これまでの学修とは異なる可能性が開かれるでしょう。本研究科への入学を早期に確定させることのできるこの機会を、是非活用してください。
また、当研究科では専門分野別の教育に加えて、2025年度から専門分野横断型の「デジタル人文学プログラム」を導入しました。研究科のどの専門分野で学ぶ大学院生も、設定された授業や演習の単位を修得することでプログラム修了の認定を得ることができます。デジタル技術の活用は、人文学・社会科学の将来にとって極めて重要になることでしょう。多くの大学院生がこのプログラムに参加することで、自身の研究をさらに発展させ、キャリアの幅を広げていかれることを、私たちも大いに期待しています。
みなさんの積極的な挑戦を、こころよりお待ちしています。あわせてみなさんが必要な情報を得るため、本ホームページが役立つことを願っています。
東京大学大学院人文社会系研究科長
村本 由紀子
| (注1) | 研究科の概要および教育研究上の目的については、本ウェブサイトの大学院紹介「人文社会系研究科について」の中の「大学院人文社会系研究科の教育研究上の目的」からもご覧いただけます。 |
《2027(令和9)年度 大学院人文社会系研究科修士課程 夏季入試》説明会日程
募集要項・過去問など
※2027年度の修士課程募集要項については4月中旬に、博士課程募集要項については7月中旬に掲載予定です。
大学院入試問題の過去問は、法文2号館地下1階・文学部複写センター(日本興業社)で入手できます。
※説明会開催日当日は、9:30~16:00まで営業を行います。