開催日 2019年12月2日

尾崎真理子氏特別講演
 

大江健三郎全小説を読む

—全集解説を書いてみえてきたもの—

 

日時 2019年12月2日(月) 午後5時~6時30分
場所 東京大学法文2号館2階2番大教室(本郷キャンパス)
講師 尾崎 真理子(読売新聞調査研究本部客員研究員、文芸評論家)
司会 沼野 充義(東京大学文学部現代文芸論研究室) 
尾崎真理子氏は読売新聞文化部記者として長年、現代日本の文芸界を見守り、牽引してきました。自身の著作では、石井桃子の評伝で高い評価を受けたほか、大江健三郎、谷川俊太郎、瀬戸内寂聴などとのインタビューをもとにした編著書を次々にまとめ、目覚ましい活躍をされています。2018年から刊行され始めた『大江健三郎全小説』(講談社)では全巻にわたって詳細な解題を担当しており、大江小説の全体にもっともよく通暁した文芸評論家です。この『大江健三郎全小説』全15巻の完結を機に、特別講演をしていただけることになりました。

詳細は現代文芸論研究室HP <http://www.l.u-tokyo.ac.jp/genbun/>をご覧下さい。