開催日 2025年5月15日
開催時間 17:00~18:30
開催場所 東京大学法文2号館2階1番大教室(16:30開場)
申込方法 入場無料
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講演内容

題目

本初子午線と教皇子午線――オリエントはどうして東洋を指すようになったのか

講師

東京大学名誉教授 塩川 徹也

キーワード

オリエント、東洋、東インド、本初子午線、教皇子午線、ロベール・シャール

要旨

英語やフランス語の Orient は、もともと「東」という意味でさまざまの地域を指して用いられていましたが、19世紀以降、「東洋」を指す用法が一般化します。どうしてそのような変化が起こったのかを、17世紀末に「東インド」を航海したあるフランス人が子午線に加えた考察を手がかりにして考えてみます。

 

第32回布施学術基金公開講演会「東洋の文化」ポスター