開催日 2023年5月28日

東大人文熊野フォーラムin新宮

「聖地と海―熊野との比較」

日時:2023年5月28日(日)13:00~18:00

会場:新宮市文化複合施設(丹鶴ホール)

形式:オンサイト+オンライン同時配信

主催:東京大学大学院人文社会系研究科・文学部、新宮市

共催:熊野歴史研究会、熊野学研究委員会 

 

東京大学大学院人文社会系研究科・文学部は、2021322日に和歌山県新宮市と連携協定を締結し、人文知を活用しての地域連携活動の拡充を目指し、フォーラムやセミナー、研修の催行などを中心に様々な試みを行なっています。この度は「聖地と海―熊野との比較」と題したフォーラムを開催します。

熊野三山と呼ばれることもあり、一般に熊野は山の聖地霊場だと思われがちですが、海とも深い関わりを持つ聖地でもあります。今回の東大人文・熊野フォーラムは、「聖地と海」と題し、この世とあの世をつなぐもの、聖なるものをもたらすもの、あるいは信仰の対象としてなどの海について多角的に議論してゆきます。東北地方、欧州やイスラーム圏など国内外の事例や、漂着・漂流についての科学的調査の結果などと照らし合わせることにより、熊野の特徴を浮かび上がらせることを目指します。「多様性の海へ」の船出を目指す東京大学にもふさわしいテーマであり、私たちの文化、歴史、そして生活に密接に結びついている母なる海について様々な視点から考察を試みます。

 

Zoomによるオンライン同時配信も予定しております。皆さまのご参加を心よりお待ちしております。 

お申し込みは、最下部にも掲載されているグーグル・フォーム(こちら)からお願いします。

 

プログラム

13:00~

ふるさと納税記念式典 

挨拶  田岡実千年(新宮市長)

挨拶  藤井輝夫(東京大学総長)

寄付金贈呈式 

 

記念講演 青柳正規(東京大学名誉教授、元文化庁長官、多摩美術大学理事長)「豊饒の海 地中海」                     

 

14:30~

東大人文熊野フォーラムin新宮「聖地と海―熊野との比較」

挨拶   速水盛康(新宮市教育長)

挨拶   津田敦(東京大学教授、理事・副学長)

趣旨説明 秋山聰(東京大学教授、副学長)「聖地と海―その関係性/無関係性をめぐって」

 

講演1  道田豊(東京大学教授)「海の流れがはこぶもの」

講演2  桝屋友子(東京大学教授)「イスラーム聖地と海」

講演3  山本殖生(国際熊野学会代表委員)「熊野の海の物語─臨海の常世・辺路信仰─」

講演4  根井浄(元龍谷大学教授)「南方浄土への憧憬―実践的観音信仰表出の世界―」

講演5  佐藤弘夫(東北大学教授)「海を眺める神々―東日本の熊野神社とその立地」

 

ディスカッション 進行役:松﨑照明(東京家政学院大学客員教授)

 

司会進行 太田泉フロランス(東京大学助教)

 

 

申込先 東京大学大学院人文社会系研究科・文学部
申込方法

本ページの下部に掲載されたグーグル・フォームに必要事項を記入し、送信してください。


※ZoomのURLは、5月27日(土)の夜にお届けする予定です。27日中にメールが届かない場合はご連絡ください。
(オンライン参加者数が上限数(300名)に達した場合は、先着順となります。)

申込期限

5月27日(土)17:00

問い合わせ先 jinbun.kumapro◆l.u-tokyo.ac.jp(◆は@に変えてください)

 

お申し込みはこちらのリンクから↓(新しいページが開きます。)

https://forms.gle/ziRoNib9BmngEedL7