職名 講師
専修課程 美学芸術学専修課程
専門分野 美学芸術学専門分野
研究室 美学芸術学研究室
詳細情報 https://researchmap.jp/keikoh

専門は、20世紀フランス文学理論。ガストン・バシュラールを中心に、メルロ=ポンティ、サルトルといった現象学に依拠しながら芸術の問題を考えた思想家を研究しています。とりわけ芸術における身体性の問題に興味を持ち、身体的経験や下級感覚による快といったものが、芸術にもたらすものについて考察しています。

近年は、食の問題と芸術の関係にも興味があり、食べ物という要素を通して、芸術の中に含まれる身体的要素の問題や、作品と鑑賞者の関係、さらには芸術の定義とその境界線上にある事例などについて研究を行っています。

主な論文:「ガストン・バシュラールとラジオ」(『美学芸術学研究』第39号)、「メルロ=ポンティにおける文学の位置づけ」(『メルロ=ポンティ研究』第25巻)、「ガストン・バシュラールにおける芸術の社会「貢献」―サルトルを媒介として―」(『國學院雑誌』)、「芸術としての食と芸術の定義」(『美学芸術学研究』第42号)など。