職名 | 准教授 |
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専修課程 | 哲学専修課程 |
専門分野 | 哲学専門分野 |
研究室 | 哲学研究室 |
詳細情報 | 詳細情報【PDF: 246KB】 2018-2019年度【PDF: 192KB】 2020-2021年度【PDF: 193KB】 |
専門は、英語圏の哲学、特に19世紀後半から20世紀前半にかけてアメリカ合衆国で展開されたプラグマティズムと記号論、形而上学を中心とする思潮である。主として取り組む哲学者はパース、ジェイムズ、ホワイトヘッドであるが、彼らの経験主義的な形而上学の理解と探究に努め、そこに立脚しながら、それらの哲学史的意義の考察、現代の形而上学との接続、さらに、哲学的宇宙論の可能性を拓くことを試みている。また、パースの共同体論を出発点として、知識と社会との関係を問うことも課題としている。講義においては、経験論(経験主義)を中心とした近現代哲学がはらむ諸問題と可能性を考察する。演習においては、パース、ジェイムズ、ホワイトヘッドらの営為が、中世後期から近世・近代の哲学的伝統をいかに批判的に継承しているのか、また、それらが現代の哲学者たちの思考とどのような関係を結びうるのかを考察していく。