職名 | 教授 |
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専修課程 | 日本史学専修課程 |
専門分野 | 日本史学専門分野 |
研究室 | 日本史学研究室 |
詳細情報 | 詳細情報【PDF: 316KB】 2016-2017年度【PDF: 199KB】 2018-2019年度【PDF: 197KB】 2020-2021年度【PDF: 195KB】 |
日本中世史を専門としている。主に京都の寺社史料を素材として、寺院社会および都市社会の構造について分析をすすめている。具体的には、中世の「寺社勢力」を代表する位置にあった比叡山延暦寺、およびその末社の史料を分析しながら、13世紀以降に進展する寺社の都市支配や集団編成等について検討している。その成果の一端を、『比叡山と室町幕府―寺社と武家の京都支配―』(東京大学出版会、2011年)にまとめている。また近年は、寺社による都市支配が衰退して以降の都市社会構造にも関心をひろげ、とくに豊臣政権期前後の都市共同体論・社会集団論の検討をも進めている。