職名 | 教授 |
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専修課程 | 西洋史学専修課程 |
専門分野 | 西洋史学専門分野 |
研究室 | 西洋史学研究室 |
詳細情報 | 詳細情報【PDF: 21KB】 2012-2013年度【PDF: 998KB】 2014-2015年度【PDF: 168KB】 2016-2017年度【PDF: 201KB】 2018-2019年度【PDF: 160KB】 2020-2021年度【PDF: 186KB】 |
専門はアイルランド近代史、とくに以下の二つをこれまでのおもな研究課題としてきた。
(1)18-19世紀のアイルランドにおける農民運動
(2)18-19世紀のダブリンにおける都市政治
今後は、新たに、以下の二つにも取り組もうとしている。
(3)近代のイングランド、スコットランド、アイルランドの3国(3地域)の関係史
(4)近代ヨーロッパにおける捨て子の問題
主な研究業績は、(1)については、『真夜中の立法者キャプテン・ロック――19世紀アイルランド農村の反乱と支配』(山川出版社 2009年11月)、および‘The Rockite movement in county Cork in the early 1820s’, Irish Historical Studies, vol. xxxiii, no. 131, May 2003. (2)については、「アイルランドにおける宗派間の融和と対立――1820年代のダブリンの事例から」(深沢克己・高山博編『信仰と他者――寛容と不寛容のヨーロッパ宗教社会史』東京大学出版会 2006年10月)、「『ボトル騒動』と総督――19世紀初めのダブリンの政治社会」(近藤和彦編『歴史的ヨーロッパの政治社会』山川出版社 2008年5月)、および‘Conciliation, anti-Orange politics and the sectarian scare: Dublin politics of the early 1820s’, Dublin Historical Record, vol. lxiv, no. 2, Autumn 2011. (3)については、‘The proposal for a militia interchange between Great Britain and Ireland’, Irish Sword, vol. xxix, no. 116, winter 2013, pp. 139-150.