職名 | 教授 |
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専修課程 | 哲学専修課程 |
専門分野 | 哲学専門分野 |
研究室 | 哲学研究室 |
詳細情報 | 2008-2009年度 2010-2011年度【PDF: 767KB】 2012-2013年度【PDF: 1MB】 2014-2015年度【PDF: 193KB】 2016-2017年度【PDF: 167KB】 2018-2019年度【PDF: 219KB】 2020-2021年度【PDF: 217KB】 |
研究のフィールドは、西欧近世哲学ならびに現代フランス哲学。様々な意匠をとって現れる根拠への拘束から離脱し、存在の多様な声に開かれた<内在性の哲学>を独自に体系化する作業を進めつつある。当面の作業として具体的には、(1)ドゥンス・スコトゥスからスピノザに至る中世後期から近世にかけての哲学史を素材とする、超越なき<内在性の哲学>を可能にする<存在の一義性>の系譜学の跡付け、(2)現代における<内在性の哲学>の範型としてのドゥルーズ哲学の解凍とその展開、さらに、(3)<内在性の哲学>を開かれた場において提示することを目指して、分析的形而上学の議論や日本(語)の哲学との突き合わせ、を進めている。講義では、以上の研究の成果を主たる素材としながら新たな哲学史像を提示すること、演習では、ライプニッツやドゥルーズの古典的テクストの精読を通して哲学のテクストを読解する技法を教授すること、をそれぞれ目指している。