笠原　真理子

東京大学連携研究機構ヒューマニティーズセンター助教（人文社会系研究科次世代人文学開発センター兼任）、早稲田大学総合研究機構オペラ/音楽劇研究所招聘研究員。博士（文学）。東京大学文学部思想文化学科美学芸術学専修卒業、同大学大学院文化資源学研究専攻修士課程、博士課程修了。

主な研究テーマは、19世紀後半のフランス・オペラ（ジュール・マスネ Jules Massenetのオペラを中心とする）とオペラ演出。現在は、オペラ漫画、多次元的なオペラ演出のテーマについても考察を深めている。オペラ演出部のスタッフとして、実際のオペラ制作現場にも関わる。

過去の論文タイトルは「マスネのオペラ《マノン》における死の表象 : 赦しと楽園 (死から生への眼差し)」（2017）、「クプファー演出を通して考えるミュージカル《エリザベート》 : エリザベートは救われたのか?「橋」と「鏡」の視点から」（2018）、「『騎士デ・グリューとマノン・レスコーの物語』のオペラ化に見られるデ・グリューの 信仰の変容」（2020）。

博士論文のタイトルは「マスネのオペラ《マノン》における「演出」―文学のオペラ化に関する考察―」（2021）。

詳細：笠原真理子リサーチマップ　https://researchmap.jp/massenet9814237

東京大学ヒューマニティーズセンター　https://hmc.u-tokyo.ac.jp/ja/