令和4年度日本学生支援機構

「特に優れた業績による返還免除」の申請について 

 

  大学院第一種奨学金の貸与を受けている学生で、本年度中に貸与が終了する学生を対象に「特に優れた業績による返還免除制度」が実施されています。この制度は、在学中に特に優れた業績をあげた者を、各研究科等を経由のうえ東京大学が推薦し、日本学生支援機構が認定した場合に、奨学金の全額または半額の返還が免除されるというものです。

 申請希望者は、下記により申請してください。

 なお、博士課程の採用時返還免除内定者で令和4年度中に貸与が終了する者は、必ず申請してください。

1 対象者
 第一種奨学生に採用された大学院学生で、本年度中に貸与を終了(標準修業年限修了・短縮修了・退学・辞退等)する者のうち、在学中に特に優れた業績を挙げた者

2 申請先 人文社会系研究科学生支援チーム(大学院担当)窓口へ持参 又は 簡易書留郵便による郵送(普通郵便不可

      (郵送先:〒113-0033 東京都文京区本郷7-3-1 東京大学大学院人文社会系研究科学生支援チーム(大学院担当)

3 申請期間 令和5年1月24日(火)~ 1月27日(金)※16時必着※ (13時~14時を除く)

4 申請方法
①「業績優秀者返還免除申請書(様式1)」を本学ホームページからダウンロードする。
 ※東京大学HOME > 教育・学生生活 > 授業料・奨学制度・宿舎等 > 奨学金(奨学制度インデックス) > 日本学生支援機構の奨学金 > 「返還手続(返還免除制度・返還猶予)特に優れた業績による返還免除制度の申請について からダウンロードする。

  1.  ※上記ページに記載のある「記入要領」及び「記入例」をよく確認すること。

  2. ②「業績優秀者返還免除申請書(様式1)」に必要な事項を記入のうえ、必ず業績証明資料を添付する。(申請用紙に直接入力は可、修正液使用は不可。

  3. ③申請書類一式を下記のとおり部数を揃え、学生支援チーム(大学院担当)へ提出する。 

 

提出資料名

部数

内容

業績優秀者返還免除申請書(様式1 両面)

3部

原本1部、原本のコピー2部

特に優れた業績を証明する資料

3部

原本のコピー3部

業績優秀者返還免除申請期間延長届(様式3)※該当者のみ

後述の4.を参照すること

3部

原本1部、原本のコピー2部

奨学金返還期限猶予願」:令和4年4月~令和4年12月に貸与が終了し、引き続き在学しない者のみ  2部(原本1部、原本のコピー1部) 
 ※本研究科ホームページ「在学生ポータル」>「大学院生向けお知らせ一覧」の本
案内からダウンロードする。

 

やむを得ず本人が窓口に来られない場合は、委任状(原本)と身分証を持った代理人の方に代理提出を行っていただくことが可能です。ただし、代理提出を希望される場合は、代理人の方に書類を送付する前に、必ず学生支援チーム(大学院担当)へお問合せください。

 

(申請書類作成上の注意)

1.業績について・・・奨学金の貸与期間中(修士課程の申請者は修士課程の貸与期間中、博士課程の申請者は博士課程の貸与期間中)の業績のみが対象となるので、それ以外の期間の業績については申請書類への記載や証明資料の添付をしないこと。

2.様式1「業績優秀者返還免除申請書」業績の種類について・・・
※「記入方法」を参照しながら作成し、添付資料と対応するよう資料番号を付してください。

「1.学位論文その他研究論文」の【研究論文】は、以下の項目を記載してください。
 ・研究誌、研究年報、学会誌、学術誌への掲載論文
 ・学問的達成による総長賞など学内の賞の受賞
 ・その他の業績

「1.学位論文その他研究論文」の【学会での発表】は、学会、学術集会での発表を記載してください。

※「2.大学院設置基準第16条に定める特定の課題についての研究の成果」及び「3.大学院設置基準第16条の2に定める試験及び審査の結果」は本研究科では該当ありません。

※「4.(専攻分野に関連した)著書、データベースその他の著作物(1及び2に掲げるものを除く)。」は、著書、データベース、その他の著作物(ソフトウェアの開発等)を記載してください。

※「6.授業科目の成績」を選んだ場合は、様式1-2の「6.授業科目の成績」欄へ「授業科目の成績において特に優れた成績を収めた。」と記載し、成績証明書(申請を行う課程のもの。原本のコピー3部)を提出してください。

※「7.研究又は教育に係る補助業務の実績」は、以下の項目を記載してください。
 ・リサーチ・アシスタント等による研究活動への貢献
 ・ティーチング・アシスタント等による教育活動への貢献
 ・科学研究費補助金等による研究活動への貢献
 ・学外での非常勤講師等、教育活動への従事

3.「特に優れた業績を証明する資料」について・・・

様式1「業績優秀者返還免除申請書」に記載した業績を証明するすべての書類を提出してください。サイズはA4版で揃えてください。

※「学位論文その他研究論文」の証明書類は、論文全体の写しの提出は必要ありません。申請者名・作成年月及び論文タイトルが分かる部分の写し等と論文内容の概要を添付してください。論文にもともと概要部分が無い場合には、概要を作成し、添付してください。

※学会発表の場合、発表資料の全資料の提出は必要ありません。発表内容・発表日時・発表場所が分かる資料(プログラムや発表資料の抜粋、ポスター、発表要旨等)のコピーを添付してください。

※共著による研究論文や学会等での発表などを添付資料とする場合は、申請者の氏名を○印で囲むかアンダーラインを引くなどして、申請者の役割がわかるようにしてください。

※受賞、表彰の場合、その事実が確認できる資料(賞状の写し等)を添付してください。

※著書や雑誌の現物などの提出は必要ありません。評価されたことがわかる資料(著書の概要、雑誌の掲載部分の写しなど)を添付してください。

※研究又は教育に係る補助業務の実績は、委嘱状(採用通知)の写しを添付してください。

※日本語以外の言語(英語、中国語、フランス語等)で記入されている「特に優れた業績を証明する資料」には和訳を付けてください。

4.「業績優秀者返還免除申請期間延長届(様式3)(記入要領)」について・・・

 新型コロナウイルス感染症の影響(コロナ以外の事情は不可)による研究計画遅延等のため、貸与期間中に業績を挙げることができなかった場合(課程を修了した場合は除く)は、特例として、1年を限度に貸与期間延長及び延長期間中の休止(延長期間中は休止として奨学金の貸与はありません)を認め、貸与終了月について1年を限度に先送りとすることで、業績を挙げる期限を1年間猶予し、令和5年度の申請が可能となりますので、該当する者は提出してください。

 また、「令和3年度業績優秀者返還免除申請期間延長届」を提出した者のうち、上述の理由により業績を挙げることができなかった場合、さらに1年を限度に貸与期間延長及び延長期間中の休止(延長期間中は休止として奨学金の貸与はありません)を認め、業績を挙げる期限を1年間猶予し、令和5年度の返還免除申請が可能となりますので、該当する者は提出してください。

5.「奨学金返還期限猶予願」について・・・令和年4月~令和4年12月に貸与が終了し、引き続き在学をしない者は、返還の猶予のため、必ず提出すること。(在学者は、「在学届」の提出により、返還が猶予される。)

「記入例」を参考に、必要事項を記入すること。

 

 

  1. (注1)令和5年度に貸与期間が残る者で令和5年4月以降の奨学金を継続しない者(辞退・退学予定者)も今回の申請になります対象者は異動願(辞退)を作成し、2月末日までに「本部奨学厚生課奨学チーム」に提出してください。

  2. (注2) 日本学生支援機構が設けている「博士課程の業績評価に関するガイドライン」(修士課程及び専門職学位課程は適用対象外)をご確認ください。
    日本学生支援機構Webサイト
    https://www.jasso.go.jp/shogakukin/taiyochu/gyosekimenjyo/hyoka.html

  3. (注3)リレー口座の加入手続きを必ず行って下さい。なお、採用者については、採用時に返還誓約書を提出済みです。

  4. (注4)認定結果通知は、日本学生支援機構の業績優秀者免除認定委員会で認定後、日本学生支援機構または本学から各申請者に通知します。

                                         本部奨学厚生課奨学チーム

  5.                                      人文社会系研究科学生支援チーム(大学院担当)

                                                  令和4年12月26日