概要
各種活動
臨床倫理プロジェクトの研究成果を社会に還元する活動に力を入れています。社会還元は同時に、研究成果が臨床現場において実際に有効かどうかを確認し、さらに改善しようとする実践的研究でもあります。
東京大学文学部・大学院人文社会系研究科における教育活動
死生学・応用倫理センターは部局横断型《死生学・応用倫理教育プログラム》を提供しています。これは全学に開かれたものであり、一定の単位を取得すると卒業時に修了証が交付されます。本講座教員は「死生学概論」、「応用倫理概論」を含め、数多くの科目を担当しています。
《医療・介護従事者のための死生学》基礎コース
臨床現場で働く方たちが死生についてどのように理解し、どのように医療とケアに活かしていくかを研鑽していただくための活動です。毎年、死生学セミナーとレポート書き方セミナー、およびエンドオブライフ・ケアをテーマとする春季シンポジウムなどを行っています。2025年度末の春季シンポジウムは「認知症を有する人のためのエンドオブライフ・ケア―Comfort Feedingを目指して」をテーマとしてオンライン開催し、1600名以上の方々に参加申し込みをいただきました。さらに、本コースの単位として認定する下記の研究会を行っています。受講者は所定の単位を取得し、修了レポートを提出すると、審査を経て修了が認定されます。
臨床死生学・倫理学研究会
水曜日夜間に年10 回程度開催しています。死生の問題に関わる分野の方に発表をしていただき、参加者がディスカッションする研究会です。第一線の臨床家や研究者の講演の他、死生に関わる市民の活動、若手研究者の意欲的な研究など、さまざまな場面からテーマを選んでいます。2025年度はオンラインで10回開催し、4,058名の方々にご参加いただきました。2026年度もオンライン開催を継続します。
| 4月 23日 | 「「成人肺炎診療ガイドライン2024」の意義」 小宮 幸作(大分大学医学部呼吸器・感染症内科学講座教授) |
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| 5月 14日 | 「チーム医療と臨床倫理—臨床倫理プログラムの実装」 清水 千佳子(国立健康危機管理研究機構 国立国際医療センター がん総合診療センターセンター長、乳腺・腫瘍内科医長/診療科長) |
| 5 月 28日 | 「過疎地域で暮らす人を支えるために~生きかた・活きかた・逝きかた~」
阿部 智介(医療法人慈孝会 七山診療所 所長) |
| 6月 11日 | 「腹膜透析患者のpeer-to-peerネットワークがもつ力」 北村 温美(大阪大学医学部付属病院 中央クオリティマネジメント部 副部長、DEIイニシアティブ、腎臓内科) |
| 7月 2日 | 「ACPと切っても切れないお金の話」 福村 雄一(司法書士法人福村事務所代表司法書士、東大阪プロジェクト代表者) |
| 10月 15日 | 「医療における自己決定権の意味―法律家の視点から」 竹口 文博(東京医科大学 統合管理室長・腎臓内科客員准教授、弁護士) |
| 11月5日 | 「共に紡ぐ物語とナラティブブック秋田~患者の「物語」と「語り」の共有による医療~」 伊藤 伸一(秋田県医師会副会長、伊藤医院院長) |
| 11月 19日 | 「エナジーサイクルを回せ!―在宅看護奮闘記―」 亀井 紗織(株式会社 ナースエナジー 代表取締役、実務教育学修士・看護師・介護支援専門員) |
| 12月 3日 | 「2つのリスクに備えるために~自然災害と社会構造変化の津波~」 神野 正博(社会医療法人財団董仙会 恵寿総合病院 理事長) |
| 12月 17日 | 「倫理的な組織文化とはなにか―医療の組織の中でのあたりまえと倫理」 勝山 貴美子(横浜市立大学大学院 医学研究科看護管理学分野 教授) |
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