行事予定

臨床死生学・倫理学研究会 (死生学特殊講義 「臨床死生学・倫理学の諸問題」)

概要

開催日
水曜 (不定期)
時間
午後6時50分~8時30分
定員
約1000名(先着順)
実施方法
Zoom ウェビナーを利用したリアルタイムのオンライン研究会
*オンライン研究会への参加には、インターネット接続環境(WiFiもしくは有線LAN)が必須になりますので、予めご了承ください。
*参加登録いただいたメールアドレス宛に、後日オンライン研究会に使用するZoom URLおよびZoomマニュアルをお送りします。(開催のためのURLは各回で異なります。)

参加について

臨床死生学および臨床倫理学の諸課題に関して、医療と介護の現場の実践家や、医学・看護学・保健学・哲学・倫理学・社会学・教育学などのさまざまな分野で取り組んでいる研究者らからご講演いただき、質疑応答で理解を深めて参りたいと思っています。
どうぞお気軽にご参加ください。

2025年5月14日(水) チーム医療と臨床倫理ー臨床倫理プログラムの実装 清水 千佳子(しみず ちかこ) 先生
(国立健康危機管理研究機構 国立国際医療センター乳腺・腫瘍内科医長/診療科長、がん総合診療センターセンター長)

【清水先生より自己紹介文と講演紹介文をいただきました】
国立健康危機管理研究機構 国立国際医療センター 乳腺・腫瘍内科 診療科長。専門は乳がんの臨床腫瘍学。
近年、がん医療は目覚ましい進歩を遂げています。しかし予後の不確実さ、治療による身体的・心理社会的・経済的な影響は変わらずにあり、患者も医療者も医療やケアの方針の決定に悩むことが少なくありません。筆者はがん患者の抗がん剤治療や妊孕性に関する意思決定をどのように支援すべきか、当事者(患者・家族、医療チーム)が納得感の持てる実践のあり方を模索していくなかで、臨床倫理を学び、その延長線上で、臨床倫理委員会や臨床倫理コンサルテーションに関わることになりました。本講演では、組織として臨床倫理を実装する試みとその課題についてお話したいと思います。

参加方法(5月14日分):

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前期の開催日程

4月23日(水)
「成人肺炎診療ガイドライン2024」の意義   
小宮 幸作 先生
(大分大学 医学部 呼吸器・感染症内科学講座 教授)
5月14日(水)
チーム医療と臨床倫理ー臨床倫理プログラムの実装   
清水 千佳子 先生
(国立健康危機管理研究機構 国立国際医療センター乳腺・腫瘍内科医長/診療科長、がん総合診療センターセンター長)
5月28日(水)
過疎地域で暮らす人を支えるために~生きかた・活きかた・逝きかた~   
阿部 智介 先生
(医療法人慈孝会 七山診療所 所長)
6月11日(水)
腹膜透析患者のpeer-to-peerネットワークがもつ力   
北村 温美 先生
(大阪大学医学部付属病院 中央クオリティマネジメント部 副部長、DEIイニシアティブ、腎臓内科)
7月2日(水)
ACPと切っても切れないお金の話   
福村 雄一 先生
(司法書士法人福村事務所 代表司法書士)

これまでの研究会

2025年4月23日(水) 「成人肺炎診療ガイドライン2024」の意義 小宮 幸作(こみや こうさく) 先生
(大分大学医学部呼吸器・感染症内科学講座 教授)

【小宮 幸作 先生より自己紹介文と講演紹介文をいただきました】
 大分大学医学部 呼吸器・感染症内科学講座 教授
専門は、呼吸器感染症、高齢者肺炎、抗酸菌感染症であり、日本呼吸器学会成人肺炎診療ガイドライン等に携わっています。肺炎を発症する患者さんの多くは高齢者が占めており、単なる肺の感染症とみなせるものは少なく、加齢に伴う衰弱の要素が強くなる病態が中心となります。侵襲的行為や栄養補給の考え方など、医療現場において倫理的な課題が多く存在します。2024年に肺炎ガイドラインが7年ぶりに刷新されましたが、このような倫理的記述も取り入れられるようになりました。ご紹介するとともに、活発な議論ができればと思っております。

≪医療・介護従事者のための死生学≫基礎コース

参加
認定
受講生の方は、2回参加で1コマ分の「死生学トピック」ないし「臨床死生学トピック」として認めています。

オンライン開催のため、単位シールをご要望の方はご自身の住所・氏名を書いた封筒(110円切手を貼付してください)を上廣講座にご郵送ください。取得された単位を申告していただきますと、その分の単位シールをご返送いたします。

郵送先:
113-0033
東京都文京区本郷7-3-1法文2号館3階25号室
東京大学大学院 人文社会系研究科
上廣死生学・応用倫理講座
特任研究員 野瀬彰子 宛

大変恐れ入りますが、ご協力いただければ幸いです。

これまでの活動は こちら