スラーム地域研究(IAS) 6班 イスラーム関係史料の収集と研究

ペルシア語文書研究会

更新日:2002.2.25

 本研究会は、イラン・中央アジア・インド等、ペルシア語文化圏の歴史に関する文書研究の推進を目的としております。

 制度史・社会史・経済史等においては、文書史料の研究が不可欠であることはいうまでも
ありませんが、これらの地域に関しては、これまでさまざまな制約のため、オスマン朝治下の諸地域に比して、必ずしも文書史料の研究・利用が盛んではありませんでした。しかし、近年状況は大きく変わり、日本国内でもこれらの地域に関する文書の専門家が現れつつあります。本研究会ではこうした専門家を結集して、情報交換を行いつつ、ペルシア語文化圏内、あるいは他の地域との比較研究を目指します。

 研究会名として便宜上「ペルシア語」を掲げておりますが、必ずしもペルシア語文書だけを対象とするものではありません。これらの地域においては、時期や分野によっては、アラビア語やトルコ語の文書が用いられ、ペルシア語文書に大きな影響を与えているため、これらとの比較検討も重要な課題の一つです。




研究会
1999年度
第1回  6月12日(土)   於:東京大学文学部アネックス  報告
第2回 10月11日(月)   於:京都大学文学部羽田記念館  報告


2000年度
第1回  7月 1 日(土)    於:東京大学文学部アネックス     報告

第2回 10月21日(土)    於:京都大学文学部羽田記念館   報告

2001年度
第1回  5月 26日(土)    於:東京大学文学部アネックス   報告
第2回 7月 15日(日)  於:東京大学文学部アネックス   報告
(「イスラーム法廷制度・法廷文書とイスラーム社会」研究会シリーズ第2回)
第3回 1月 26日(土)  於:立命館大学アカデメイア立命21 報告


・国際ワークショップ「ペルシア語文書研究の可能性」(5班・6班共催)
1999年12月4日(土) 於:東京大学東洋文化研究所  報告


・中央アジア関係史料講読セミナー
2000年11月28日(火) 29日(水) 12月1日(金)
於:京都大学羽田記念館  報告


・招聘研究者
1999年度 Bakhtiyar BABADZANOV氏  略歴・業績
   12月7日(月)    研究会 (1班・中央アジアネットワーク)
                        於:東京大学文学部アネックス 報告 (1班ページへリンク)

   12月9日(木) 研究会 (5班・6班・京都大学文学部西南アジア史学研究室共催)
                        於:京都大学文学部西南アジア史学資料室  報告

1999年度 Christoph WERNER      業績

2000年度 Assam Urunbaev
  12月2日(土) 羽田記念館講演会  報告


この研究会に関するお問い合わせは
近藤 信彰 (東京都立大学人文学部) まで


第6班のホーム・ページへ | イスラム地域研究のホーム・ページへ | 東京都立大学のホーム・ページへ