2000年度カレンダー

4月 5月 6月 7月 8月 9月
10月 11月 12月 1月 2月 3月

4月
1班b研究会(4/15) 報告
日時  4月15日 1時半−5時半
場所  アジア経済研究所(幕張) 本館二階会議棟 C22会議室
(なお当日は正門が閉まっておりますので、北側の通用門からお入りください。 会議室は、通用口から入ったら左手奥の研究棟の方へ進み、カフェテリア横の 螺旋階段をのぼったところ、給湯室隣です。)

報告 1.酒井啓子 (アジア経済研究所)
「イラクにおけるイスラーム政党とマルジャイーヤ運動の連関性−社会運動か政治運動か」

2.富田健次 (大分大学)
「現代イランの政治思想の側面-西欧的諸価値とイスラーム
(ホメイニー師と西欧リベラリズムとハータミー師の立場に関する議論)」

それぞれ約一時間の報告と一時間のディスカッションを予定。 Bグループの研究会ですが、思想・現代政治・政治運動など、報告テーマにご関心お 持ちの方は、ぜひとも広くご参加ください。またイラン研究者の積極的なご参加をお待ちしております。
ご参加をご希望のみなさまはお手数ですが
4月10日(月)※までに
第1班事務局(ias-hiro@l.u-tokyo.ac.jp)までお知らせ下さいますようお願いいた します。

会場までのアクセス
<住所> 〒261−8545 千葉県千葉市美浜区若葉3−2−2
<交通> JR京葉線:海浜幕張駅北口から徒歩約10分 (海浜幕張駅−東京駅快速約30分)
JR総武線:幕張駅から徒歩約20分 (海浜幕張駅−東京駅快速約30分)
幕張本郷駅から海浜幕張駅北口行きバス約12分
東関東自動車道:湾岸習志野I.C.から車にて約5分
アジ研までの地図はホームページwww.ide.go.jpに掲載されておりますが、 必要な方は、第1班事務局までご連絡ください。
なお当日のご連絡は、酒井(tel: 043-299-9521, mail: keikosak@ide.go.jp)まで お願いします。

酒 井 啓 子 アジア経済研究所 研究企画部 研究事業開発課
住所) 千葉市美浜区若葉3-2-2
電話) 043-299-9521
ファックス) 043-299-9725


7月
1班b研究会(7/4) 報告
日時:7月4日(火)14:00〜19:00
場所:アジア経済研究所(幕張) 本館2階会議棟 C22会議室 会場までのアクセス
*地図が必要な方は、第1班事務局までご連絡ください。

報告者および報告内容(予定)
1.笹川秀夫氏(上智大学大学院外国語学研究科地域研究専攻)
「植民地と植民地後の言説にみる連続性と断絶――カンボジアの宮廷舞踊を事例として」

2.高倉浩樹氏(東京都立大学人文学部助手)
「サハ・ナショナリズムとソビエト規格文化」(サハはヤクートの民族自称)

*報告者業績
笹川秀夫氏
「カンボジア研究の枠組みの脱構築:カンボジア版ラーマ物語「リアムケー」を事例として」『東南アジア学』1999年第5巻
「アンコールの王権とナショナリズム」『東南アジア学』1999年第6巻

高倉浩樹氏『社会主義の民族誌』都立大学出版会、2000年3月。

*当日連絡先:
酒井啓子
tel: 043-299-9521
mail: keikosak@ide.go.jp

1班c研究会(7/29)  報告
日時:7月29日(土)14時
場所:東京大学文学部アネックス
発表者:川本正知(奈良産業大学)
研究発表題目:イスラム家族法研究へのいくつかのアプローチ--歴史学からの視点--

概要
 イスラム法の家族法とはなにかという問題、またその存在形態についての筆者の私見を述べ、その上にたってさまざまなフィールドからのイスラム家族法研究の可能性を探ってみる。

8月
1班b研究会(8/4)
8月4日(金) 14時−19時
        東大文学部アネックス 小会議室
 第一報告 「湾岸戦争の Just War 観をめぐって」  木村正俊(法政大)
 第二報告 「国連から見た湾岸戦争」 石田憲(千葉大)

 先日の全体会議において「歴史としての湾岸戦争」が見直された一方で、時間の制約から突っ込んだ議論ができなかった悔やみもあり、Bグループとしてはぜひともこのテーマで掘り下げておきたい−特に全体会議で触れることのできなかった国連・国際社会との関連という視点での議論を進めたい、というのが、今回の研究会の趣旨です。

 なお出席をご希望の方は、酒井(アジア経済研究所)またはイスラーム地域研究一班事務局の清水までご一報ください。また旅費などの必要がおありの研究協力者の方は、一班事務局までその旨ご連絡ください。

酒 井 啓 子
アジア経済研究所 研究企画部 研究事業開発課
住所) 千葉市美浜区若葉3-2-2
電話) 043-299-9521
ファックス) 043-299-9724


1班b研究会(8/10)
  報告
日時:8月10日(木) 16時―18時
場所:アジア経済研究所 C22会議室
報告(仮題):Diaa Rachwan (アハラーム戦略研究所研究員、カイロ) 
 「現代イスラーム政治運動とそれに関するエジプト、および日本のディスコース」


 アハラーム戦略研究所のディア・ラシュワーン氏から上記の題目で報告をいただき、氏を囲んでディスカッションを行ないたいと存じますので、ご関心おありの方は、ぜひともご参加ください。

 またラシュワーン氏は9月頃までの滞在となりますので、別途アポイントメントなどを希望される方は、アジア経済研究所酒井までご連絡ください。

酒 井 啓 子
アジア経済研究所 研究企画部 研究事業開発課
住所) 千葉市美浜区若葉3-2-2
電話) 043-299-9521
ファックス) 043-299-9724



9月
1班b研究会(9/6)   報告
日時:9月6日(水) 16時―18時
場所:アジア経済研究所 C23会議室
発表:Michael W. Hudson, Professor of International Relations, Center
for Contemporary Arab Studies, Georgetown University
“Progress and Setbacks for Political Liberalization in the Arab World”

1時間程度の発表後、参加者による討論を行います(発表・討論ともに英語。通訳なし)。
また、研究会終了後、懇親会を予定しておりますので、ご都合のよろしい方は、こちらにもご参加ください。

なお当日の出欠については、一班事務局i-office@l.u-tokyo.ac.jp
ないし酒井まで、8月30日までにお返事ください。

酒 井 啓 子
アジア経済研究所 研究企画部
研究事業開発課
住所) 千葉市美浜区若葉3-2-2
電話) 043-299-9521
ファックス) 043-299-9724


1班合同研究会(9/8)報告
9月8日(金) 14時―17時半
        京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科・連環地域論講座講義室
  報告  小杉泰 (京都大学) "Japanese Perspectives on Islamic Revival"
       デヤア・ラシュワーン (エジプト・アフラーム戦略研究センター) 
       "Islamic Revival : Developments, Transformation and Prospects" (仮題)
  コメンテーター  中田考 (山口大学) (予定)


フェルガナ・プロジェクト(9/9)

「イスラーム地域研究」研究班1の中央アジア研究ネットワークでは、フェルガナ・プロジェクトを鋭意進めてきましたが、ようやく基本地図の利用も可能となり、これから本格的に展開していこうと思います。
 その第一歩として、かねてから提案してきました読書会を下記の要領で開催いたします。ご関心をお持ちの方はふるってご参加下さい。準備の都合上、出席される方は、9月6日までに小松までメールでご連絡下さいますようお願いします。
komatsu@l.u-tokyo.ac.jp
フェルガナ・プロジェクト代表 小松久男

9月9日(土)午後2時より
東京大学文学部アネックス2階会議室

報告者:湯浅 剛(防衛研究所 研究員)

取り上げる文献:
Nunn, Sam (Senator), Barnett R. Rubin and Nancy Lubin, Calming the Ferghana
Valley: Development and Dialogue in the Heart of Central Asia (The Century
Foundation Press, 1999, 196pp.).


1班a研究会(9/22) 報 告
9月22日(金) 15時―17時
         京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科・連環地域論講座講義室
 報告  山根聡 (大阪外国語大学) 
      
「マウドゥディーの思想とジャマーアテ・イスラーミー」 

10月
第1班2000年合同研究会
「20世紀イスラーム世界の知識人」

日時:10月13日(金)、14日(土)、10月15日(日)
*13日が懇親会、14日、15日がセミナーとなります。
場所:ホテルJALシティ四谷東京
TEL: 03-5360-2580
〒160-0004 新宿区四谷3-14-1
最寄り駅:丸ノ内線四谷三丁目駅より1分


プログラム
   報告   写真


1班c研究会(10/21)報告
10月21日(土)14時より
場所:東京大学文学部アネックス大会議室
報告者:伊藤弘子(愛知女子短期大学)
演題:インドにおけるイスラーム法 婚姻・離婚法を中心に


11月
IAS公開講演会 報告
研究班1の中央アジア研究ネットワークでは、このたび下記の通り第13回中央アジア研究セミナーを開催することになりました。
この講演会は公開ですので皆様ふるってご参加下さい。
なお、準備の都合がありますので、ご出席の方は11月9日(木)までに研究班1事務局の清水までご連絡下さい。
 ias-hiro@l.u-tokyo.ac.jp

日時:11月11日(土)12時より
場所:東京大学山上会館地下1階001会議室
講演者:
ダヴード・チャルミー氏
(イラン国際問題研究所中央アジア研究センター研究員)
演題:Islamic Identity in Central Asia


IAS中央アジア研究セミナー(11月18日)  報告
1班の中央アジア研究ネットワークでは、現在来日中のステファン・ドゥドワニョン氏に報告をお願いして、下記の通り第14回中央アジア研究セミナーを開催することになりました。このセミナーは2週連続となりますが、こちらも公開ですので皆様ふるってご参加下さい。
なお、準備の都合がありますので、ご出席の方は11月16日(木)までに研究班1事務局の清水までご連絡下さい。
 ias-hiro@l.u-tokyo.ac.jp

日時:11月18日(土)午後3時より
場所:東京大学文学部アネックス2階会議室
報告者:Stephane A. Dudoignon (CNRS- Strasbourg)
題目:An Islamic Modernism in Siberia: The Journal "Sibiriya"(Tomsk, 1912-1913) and its Audience

中央アジア研究ネットワーク代表 小松久男



1班b「東欧・中央ユーラシアの近代とネイション」
第1回研究会(11月25、26日)
 報告
主催:科学研究費基盤研究「東欧・中央ユーラシアの近代とネイション」
 (研究代表:林忠行・北海道大学スラブ研究センター教授)
共催:「イスラーム地域研究」1班bグループ

開催日:2000年11月25日(土)〜26日(日)
場所:北海道大学スラブ研究センター大会議室(423号室)
 (地図はhttp://src-h.slav.hokudai.ac.jp/center/src-map.html

プログラム:
11月25日(土)
セッション1 13:00〜15:30
 報告:佐原徹哉(東京都立大学人文学部)
  「19世紀バルカン都市におけるネイション形成とエトニー、エスニシティ」
 報告:宇山智彦(北海道大学スラブ研究センター)
  「歴史学は「民族」をどう扱えばよいのか:中央ユーラシア史研究の
  視点から(仮)」
 討論:大塚和夫(東京都立大学人文学部)

セッション2 15:45〜18:15
 報告:栗原成郎(創価大学文学部)
  (バルカンにおける民族歌謡について。タイトル未定)
 報告:坂井弘紀(北海道大学スラブ研究センター)
  「中央ユーラシアの叙事詩に謡われる「ノガイ」について」
 討論:伊東一郎(早稲田大学文学部)

11月26日(日)
セッション3 9:30〜12:00
 報告:月村太郎(神戸大学法学部)
  「ネイションにおけるメンバーシップと領域」
 報告:小沢弘明(千葉大学文学部)
  「方法としての民族・国民―歴史学の現状と展望」
 討論:林忠行(北海道大学スラブ研究センター)

セッション4 13:00〜15:30
 報告:松前萌(東京大学大学院博士課程)
  「「民族」のはざま:ブルガリア、ポマクの事例から」
 報告:渡邊日日(日本学術振興会特別研究員)
  「民族の解釈学へのプロレゴメナ#2:ロシア・ブリヤーチアに於ける
  エトノス共同体と「民族」的実践の乖離について(仮)」
 討論:北川誠一(東北大学国際文化研究科)

問い合わせ先:
北海道大学スラブ研究センター
宇山 智彦 uyama@slav.hokudai.ac.jp

12月           報告
1班b 「中央アジアとカフカスの政治・国際関係」(12月2日)
日時:2000年12月2日(土) 14:00〜18:00

報告1:アルバハン・マゴメドフ Arbakhan Magomedov
   (ロシア、ウリヤノフスク工科大学)
  "Pipeline Poker: Caspian Oil and Changing Incentives of Russian
  Regional Elites along the Pipeline Tengiz-Novorossiisk (A
  Comparative Analysis)

報告2:ジャヌルジャン・ジュヌソヴァ Zhanylzhan Dzhunusova
   (カザフスタン外務省外交アカデミー)
  "Civil Society and State: Challenges for Kazakhstan"

場所:東京大学文学部アネックス2階大会議室
 (地図はhttp://www.l.u-tokyo.ac.jp/IAS/Japanese/soukatsu-han/map-j.html

マゴメドフ氏はダゲスタン(北カフカス)出身で、国際的に活躍中のロシア地方政治研究者であり、現在スラブ研究センターにCOE外国人研究員として滞在中です。今回は、カスピ海のパイプラインをめぐるホットな話題を提供してくださいます。

ジュヌソヴァ女史はカザフスタンを代表する政治学者の一人で、現在日本学術振興会外国人短期招へいプログラムでスラブ研究センターに滞在中です。

準備の都合上、研究会に参加を希望される方は、
11月28日(火)までに宇山
uyama@slav.hokudai.ac.jp 宛お知らせください。

北海道大学スラブ研究センター
宇山 智彦



1班・3c班共催
第15回中央アジア研究セミナー研究会(12/4) 報告
 「イスラーム地域研究」研究班1中央アジア研究ネットワーク、研究班3c、国立民族学博物館・地域研究企画交流センター連携研究「西アジアの民族形成と宗教」の共催により、第15回IAS中央アジア研究セミナーを開催いたします。
 現在、日本学術振興会の短期外国人招聘プログラムにより北海道大学スラブ研究センターにご滞在中のカザフスタンの政治学者ジャヌルジャン・ジュヌソヴァ さんにご報告いただきます。

 参加希望の方は念のため、11月28日(火)までに
帯谷
<obiya@idc.minpaku.ac.jp>まで
ご連絡ください

日時:平成12年12月4日(月) 15:00〜17:00
場所:国立民族学博物館 第5演習室
報告者:ジャヌルジャン・ジュヌソヴァ Zhanylzhan Dzhunusova
     (カザフスタン外務省外交アカデミー教授)
テーマ:Democratic Traditions in Kazakh Nomadic Society (報告は英語、通訳なし)


「アル=アフガーニーとイスラームの「近代」」研究会(12月9日)
「イスラーム地域研究」1班aグループ(共催)

 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所の共同研究プロジェクト「アル=アフガーニーとイスラームの「近代」」は、本年度第2回(通算第7回)の研究会を、新プロ1班aグループ「現代イスラームの思想と運動」との共催により、以下の要領で開催いたします。
 
日時: 2000年12月9日(土)午後1時30分〜6時 
場所: 東京外国語大学AA研・4階セミナー室

報告:
1.松永 泰行(日本大学国際関係学部)
「イスラム復興主義運動の分類への一視座――浄化型と革新型の区分」

2.中田 考(山口大学教育学部)
「マレーシアのイスラーム「近代」――汎マレーシアイスラーム党(PAS)を
中心に」

今回は、シーア派とマレーシアを題材に、イスラームの「近代」を考えようという野心的な報告2つをお願いすることができました。本プロジェクトの研究会は公開ですので、御関心をお持ちの方はどうぞふるって御参加ください。
事前の申し込みなどは必要ありませんが、本プロジェクトの共同研究員以外で遠方からお出でになられる方は、早めにご一報いただければ幸いです。

なお、会場は下記の通り東京外国語大学の旧キャンパス内ですので、お間違えにならないようご注意下さい。研究会終了後には、忘年会を兼ねた懇親会を予定しております。

※東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所
  4階セミナー室(2号館)

〒114-8580 東京都北区西ヶ原4-51-21
  1)JR山手線大塚駅もしくはJR京浜東北線王子駅より
    都電荒川線で「西ヶ原4丁目」下車、徒歩5分
  2)都営地下鉄三田線西巣鴨駅より徒歩10分
  3)JR巣鴨駅もしくは営団地下鉄南北線西ヶ原駅より徒歩15分

(問い合わせ先)
 飯塚正人(AA研)  e-mail: masato@aa.tufs.ac.jp
              電話:03-5974-3475(研究室直通)



1・3班共催「イスラーム研究とコロニアリズム」研究会(12/9)
 発表者の中生先生は、中国の人類学的研究がご専門ですが、これまで積極的に戦前の民族学などの学問と、日本の植民地主義の絡まりについても研究をされてきました。その成果として最近、『植民地人類学の展望』(風響社)という編著を刊行されました。

 今回の発表の事例は東アジア、東南アジアが中心になりますが、そのなかでもイスラーム研究に焦点を絞って、関係者とのインタビュウーからえた資料なども交えてお話しいただきます。広義の「地域研究」と(ポスト)コロニアリズムとの関係に興味をお持ちの方は、学問分野を問わず、ご参加いただければ幸いです。

日時:12月9日(土)
場所:東京都立大学国際交流会館中会議室
13:30〜15:00 報告:
 中生勝美(和光大学)「15年戦争期のイスラム研究と軍事戦略」(ビデオ使用予定)
15:00〜15:15 休憩
15:15〜16:00 コメント
 コメンテイター:田村愛理(東京国際大学)、板垣雄三(東京経済大学)
16:00〜17:00 ディスカッション
17:00以降〜 懇親会の予定(南大沢)

*問い合わせ先:
大塚和夫(東京都立大学)
ohtsukak@bcomp.metro-u.ac.jp

1月
1班第7回北海道中央アジア研究会(1/13)
日時:2001年1月13日(土)15:00〜
会場:北海道大学スラブ研究センター427号室(非常勤研究員室)地図はこちら

発表者および題目:
川口琢司(北海学園大学非常勤講師) 「コンキラト族小考」
(注:「コンキラト」(コンギラト)は、モンゴル帝国で重要な役割を果たした部族。
その後中央アジア現地民に同化し、現在もカザフ、カラカルパク、クルグズの「コヌラト」族、ウズベクの「クンギラト」族がいる)

*問い合わせ:
北海道中央アジア研究会ホームページ
http://src-h.slav.hokudai.ac.jp/casia/


3月
1-b「中央アジアにおける国際関係とイスラーム」研究会(3/10)
 「イスラーム地域研究」1班bグループでは、中央アジア関係の分担者・協力者のここ1年の研究成果を公開するため、下記の要領で研究会を開きます。必ずしも国際関係とイスラームに話題を絞らず、中央アジアの政治経済を幅広く議論する予定です。なお、北海道中央アジア研究会第8回例会も兼ねています。

1.報告者と題目(いずれも仮題)
(1)岩崎一郎(一橋大学)
 「ソ連中央統計局内部資料に基づく中央アジア経済発展史:1930-50年代を中心に」
(2)輪島実樹(ロシア東欧貿易会)
 「中央アジア諸国の貿易構造の変化」
(3)宇山智彦(北海道大学)
 「内戦後タジキスタンの政治体制:出張報告」

2.日時:2000年3月10日(土)午後2時〜
 (5時半か6時まで。終了後懇親会)

3.場所:北海道大学スラブ研究センター4階420号室(小会議室)
 (スラブ研究センターの地図は、
http://src-h.slav.hokudai.ac.jp/center/src-map.html

問い合わせ先: 北海道大学スラブ研究センター 宇山 智彦
<uyama@slav.hokudai.ac.jp>まで(なお、2月3日から22日までは海外出張のためお答えできません)。

1-c研究会(3月11日)
報告者:磯貝健一(日本学術振興会特別研究員)
題目:イスラーム法における私有財産の継承---前近代中央アジアの場合---

概要:ハナフィー派イスラーム法学にもとづき、私有財産継承の在り方について説明する。はじめに相続や遺贈の基本的規程を説明し、ここから資産の細分化をふせぐ抜け道としての、家族ワクフへと話を進めてゆく。
ワクフを説明するにあたっては、法学書とワクフ文書の双方を資料として呈示する。
さらに、相続人不在などの原因により、所有者に放棄された私有財産が、世俗権力者によりどのように処理されたのかについても、やはり法学書と古文書にもとづきつつ私見を述べる。

日時: 3月11日(日)13時30分より
場所: 東京大学文学部アネックス大会議室

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