学士入学
東京大学文学部では、すでに学部を卒業した方を対象に、学部3年次から編入する学士入学制度を実施しています。スラヴ語スラヴ文学専修課程にも、これまでに多くの人がこの制度を利用し入学してきました。
文学部スラヴ語スラヴ文学専修課程では、スラヴ語圏の文化・語学全般を学ぶことができます。授業ではロシア語のテクストを用いることが多いので、ロシア語の習得を第一目標としますが、ポーランド語、ボスニア・セルビア・クロアチア語、チェコ語、ブルガリア語などの授業や勉強会も開かれています(詳しい授業紹介)
卒業論文では、ロシア文学・語学だけでなく、映画・音楽・バレエなど、幅広いテーマがとりあげられてきました(過去の卒論題目一覧)。
在学中に留学する人も少なくありません。学内の留学助成制度を利用してロシアやイギリス、ブルガリアなどに留学した例があります。期間は、夏休みを利用した短期のものから、単位交換制度に則った長期のものまでさまざまです。留学のための奨学金の取得や、留学先の選択について、研究室で積極的にサポートしています。
2012年度より、学士入学試験は1月に行われることになりました。試験に先立って、文学部教務課で募集要項が配布されます。学士入学のためのガイダンスは、7月ごろに大学院入試説明会と同時に行われます。それ以外のときでも、質問のある方はお気軽に電話かメールでご連絡ください(ただし、入試の内容に関わることはお答えできません。過去問は文学部複写センターで入手できます)。