活動報告
「人生の最終段階と透析療法 ― 緩和ケアとACPの役割」オンライン開催
概要
- 日時
- 2021年 3月 14日(日) 13時 00分~ 17時 00分
- 実施方法
- Zoom を利用したリアルタイムのオンラインシンポジウムです。
*受講にはインターネット接続環境(WiFiもしくは有線LAN)が必須になりますので、予めご了承ください。 - 定員
- 約1000名(先着順)
- *参加申込人数が定員に達し次第、申込み受付を終了させていただきます。
- *参加登録いただいたメールアドレス宛に、後日オンライン講演に使用するZoom URLおよびZoomマニュアルをお送りします。
- *登録開始日はメールマガジン上でお知らせしています。今後、メールマガジンの配信をご希望の方は こちらからどうぞ。
- 共同主催
- 東京大学大学院 人文社会系研究科 死生学・応用倫理センター 上廣死生学・応用倫理講座
一般社団法人 日本老年医学会
AMED 柏原班「高齢腎不全患者に対する腎代替療法の開始/見合わせの意思決定プロセスと最適な緩和医療・ケアの構築」 - 後援
- 一般社団法人 日本腎臓学会、一般社団法人 日本腎不全看護学会、NPO 法人日本腎臓病協会
参加について
参加方法:
たくさんのご応募ありがとうございました。定員に達しましたため、参加受付は終了しました。
- 【お問い合わせ】
東京大学大学院人文社会系研究科 死生学・応用倫理センター 上廣死生学・応用倫理講座 dalsjp[at]l.u-tokyo.ac.jp *[at]を@に入れ替えてお送りください。
プログラム
人生の最終段階における透析療法をめぐる諸問題が深刻さを増しています。高齢患者に対する透析療法の医学的・倫理的な問題をはじめ、緩和ケアの確立へ向けた技術的な課題、最終段階を生きる患者の実存的な苦痛への対応、さらに生命維持治療としての透析療法の終了時期に関わる患者の価値観・死生観と医療者の職業的倫理感をめぐる葛藤など、難問が山積しています。
患者さんから「もう終わりにしたい」と言われたら、どうしますか?
本シンポジウムでは、実際の事例を参照しつつ、具体的に検討します。
全人的にケアするとは?本人らしい人生の最終段階を実現するための意思決定支援は?ACPは?緩和ケアのあり方は?コロナ禍における対応は?
透析療法のみならず諸々の領域で医療者が直面するこうした難問について検討し、現場の実践への示唆を得たいと思います。
ご一緒に考えてみませんか。
- 【開会の辞】
- 葛谷雅文
(名古屋大学大学院医学系研究科 地域在宅医療学・老年科学分野 教授) - 【発表】
- 坂井愛理
(東京大学 死生学・応用倫理センター上廣講座 特任研究員)
「臨床現場の皆様からのお声」 - 大賀由花
(山陽学園大学 看護学部)
「『高齢腎不全患者に対応する医療・ケア従事者のための 意思決定支援ツール』について」 - 【シンポジウム】
- ■座長
- 三浦久幸
(国立長寿医療研究センター 在宅医療・地域医療連携推進部長) - 会田薫子
(東京大学 上廣死生学・応用倫理講座 特任教授) - ■シンポジスト
- 進藤喜予
(市立東大阪医療センター 緩和ケア内科部長)
「維持透析治療の終了を表明したがん末期患者の意思決定支援」 - 石橋由孝
(日本赤十字社医療センター 腎臓内科部長)
「人生の最終段階と透析療法」 - 齋藤 凡
(東京大学医学部附属病院 看護部、日本腎不全看護学会 理事)
「人生の最終段階と看護ケア」 - 清水哲郎
(岩手保健医療大学 学長)
「本人の人生・価値観と医学的妥当性・適切性の間で」 - ■特別発言
- 柏原直樹
(川崎医科大学 副学長 腎臓・高血圧内科学教授、日本腎臓学会 理事長 - 石垣靖子
(北海道医療大学 名誉教授) - ■司会
- 早川正祐
(東京大学 上廣死生学・応用倫理講座 特任准教授)
≪医療・介護従事者のための死生学≫基礎コース
- 参加
認定 - 「医療・介護従事者のための死生学」基礎コースの受講者でこのシンポジウムに参加された方に、「臨床死生学トピック(または死生学トピック)」のシールを2枚お渡しします。
- オンライン開催のため、単位シールはお申し込み時にご登録いただきました住所へ送付いたします。