臨床倫理プロジェクト

プロジェクト紹介

臨床倫理プロジェクトの研究・開発活動

臨床倫理学研究と医療現場における臨床倫理の営みの推進という実践を対にしてすすめるアクション・リサーチを進めています。
臨床倫理事例検討の進め方の開発と研修カリキュラム作成、本人・家族の意思決定プロセスを支援するツールの開発など行っています。

臨床倫理セミナー・ 研究会・シンポジウム等

■臨床倫理セミナー
臨床倫理セミナー(臨床倫理検討シートによる事例検討の研修)を各地でおこなっています。加えて、事例検討のファシリテータ養成、医療・介護機関で臨床倫理の活動を推進するファシリテーター養成も始めています。セミナー等のお知らせは今後、 「臨床倫理ネットワーク日本」のホームページ からご覧になれるようにして行きます。
なお、これまでの活動報告についてはこちら。2011年度までの実績はこちらをご覧ください。
臨床死生学・倫理学研究会
東京大学大学院人文社会系研究科死生学・応用倫理センターが主管する部局横断型「死生学・応用倫理教育プログラム」の一科目を兼ねた研究会。研究・教育・社会的実践にまたがる新しいタイプのセミナー。
《医療・介護従事者のための死生学》基礎コース 
医療・介護従事者の皆さまを対象とした死生学のコースを開設しています。 これは、医療や介護の現場で、ケアにあたる方たちが、死生に関わる実践的な知と、それをバックアップする教養を身に付け、患者・利用者やその家族に、より人間的なケアを提供できるようになることを目指すものです。参加者は、本プログラムが「医療・介護従事者のための死生学セミナー」として開催する研究会やセミナー、シンポジウムへ出席していただき、修了レポートを提出していただくと修了できるようになっています。
*「臨床死生学・倫理学研究会」と「《医療・介護従事者のための死生学》基礎コース」についてはメールマガジンで情報をお知らせしています。

研究プロジェクトの研究資金

本プロジェクトは、これまで科研費や、学術振興会人文・社会科学振興研究事業、東大GCOE「死生学の展開と組織化」、最近では科研費(基盤A)、厚労省老健事業、2012年度後半からはRISTEXと、いろいろな補助金を使って、研究を進めてきています。また、2007年度以来、上廣倫理財団を出捐団体とする寄付講座である上廣死生学・応用倫理講座を土台にして活動してきました。
上廣死生学・応用倫理講座
臨床倫理プロジェクトの幹となる人材を支え、臨床倫理プロジェクトの基盤となっています。上廣倫理財団を出損団体とする寄付講座。
人工的水分・栄養補給ガイドライン案
日本老年医学会平成23年度老健事業「高齢者の摂食嚥下障害に対する人工的な水分・栄養補給法の導入をめぐる意思決定プロセスの整備とガイドライン作成」により、ワーキンググループがガイドライン作成および本人・家族の意思決定プロセスノート改訂に取り組みました。(研究マネジメントは上廣講座が担いました)
勇美記念財団2010年度在宅医療助成事業「認知症末期患者に対する胃ろう栄養法等の導入について:患者家族のための『意思決定支援ツール』の開発と発信」
2010年度 研究代表 会田薫子
研究開発プロジェクト《高齢者ケアにおける意思決定を支える文化の創成》
RISTEX(社会技術研究開発センター) 研究開発プログラム「コミュニティで創る新しい高齢社会のデザイン」に属するプロジェクトです。プロジェクトリーダー 清水哲郎/チームリーダー 会田薫子・佐藤伸彦
科学研究費 基盤研究(A)「ケア現場の意思決定プロセスを支援する臨床倫理検討システムの展開と有効性の検証」
(2011~2014年度)研究代表 清水哲郎 学術振興会科研費 のページで紹介されました。
プロジェクト研究《医療システムと倫理》
2003年度後半~2007年度 プロジェクトリーダー 清水哲郎本グループは、コア研究《医療現場における意思決定・問題解決・協働》(グループリーダー清水哲郎)を担当。
■日本学術振興会科学研究費補助金 基盤研究A「臨床倫理検討システムの哲学的見直しと臨床現場・教育現場における展開」研究代表者 清水哲郎
2017年度より