Home行事予定臨床死生学・倫理学研究会 (2019年度)

臨床死生学・倫理学研究会 (死生学特殊講義 「臨床死生学・倫理学の諸問題」 )

概要

開催日 : 水曜 (不定期)
時間 : 午後6時50分〜8時30分
会場 : 本郷キャンパス 法文2号館 2階 2番大教室
       *会場は2番大教室へ変更となりました。
順路 : 「法文 2号館 1番・2番大教室(受付)への順路」 をご確認ください。


その他の地図 :
・ 「本郷地区キャンパスガイドマップ」
・ 「本郷地区バリアフリーマップ」
 についてはインデックスからダウンロードのうえ、ご参照ください。


臨床死生学および臨床倫理学の諸課題に関して、医療と介護の現場の実践家や、医学・看護学・保健学・哲学・倫理学・社会学・教育学などのさまざまな分野で取り組んでいる研究者らからご講演いただき、全員でディスカッションします。
どうぞお気軽にご参加ください。

※開始時間がこれまでより5分遅くなり、6時50分になりました。恐れ入りますが、スタッフからご案内があるまでは教室の外でお待ちくださいますようお願い申し上げます。

11月20日(水)
「インフォームド・コンセントの過去・現在・未来(仮)」
  鈴木利廣
  (明治大学 名誉教授・学長特任補佐 / すずかけ法律事務所 弁護士)

【講演者のご紹介】
鈴木先生は、弁護士として40年以上医療問題に取り組み、薬害エイズ、ハンセン病、薬害肝炎など、患者側に立って国を相手に闘い続けて来られました。その仕事に向き合う姿勢は、2008年5月放映のNHK番組「プロフェッショナル 仕事の流儀」でも取り上げられ、「社会の仕組みを変える闘い」に挑み続けてきた弁護士として、紹介されています。現職のほか、医療問題弁護団(医療事故被害者の救済、医療事故の再発防止のための諸活動を行う弁護士団体)の前代表・現顧問として、患者の権利を確立し、安全で良質な医療を実現することを目指した活動に、現在も継続的に取り組まれておられます。

【講演内容のご紹介(鈴木先生より)】
インフォームド・コンセント(I・C)については、43年前に弁護士になって以来、医療事故の再発防止の課題を中心に取り組んできました。この10年間は患者の権利を土台とした医療制度づくり(医療基本法制定運動)としても活動をしています。「I・Cの過去・現在・未来」を考えながら、更に一歩前進したいと思います。

12月18日(水)
「心臓移植はいかに受け入れられたか」
  小久保亜早子
  (練馬光が丘病院 整形外科 医師 / 医学博士・政治学博士)
2019年1月8日(水)
「カントに基づく人間の尊厳概念とその現代的意義」
  平出喜代恵
  (京都大学倫理学研究室・日本学術振興会特別研究員)


≪医療・介護従事者のための死生学≫基礎コース 受講生の方は、2回参加で1コマ分の「死生学トピック」ないし「臨床死生学トピック」として認めています。

終了日程
10月9日(水)
「その人らしい意思決定を支えるケア ―患者が希望する場所で療養するための支援―」
  松本幸絵
  (地方独立行政法人栃木県立がんセンター がん看護専門看護師・がん化学療法看護認定看護師)

  寺脇立子
  (地方独立行政法人栃木県立がんセンター 医療ソーシャルワーカー)

【自己紹介と内容の紹介】
《松本先生より》
 私が所属する施設では、医師が病状や治療方針について患者へ説明する面談に、専門看護師や認定看護師が同席し、患者が今後の方向性を決定することができるよう支援を行っています。2018年にがん看護専門看護師を取得後、患者の意思決定を支えていくうえで関係性を構築し価値観を知ることが重要と考え、日々対話を重ねることに努めています。  今回、面談同席を機に介入した患者の中で、医療ソーシャルワーカーをはじめ多職種と連携した事例を紹介し、「その人らしさ」を支える支援について皆さんと共有できればと考えております。
《寺脇先生より》
 私たち医療ソーシャルワーカーは、患者さんご本人が望む医療や療養の場等について、時には実現不可能なご希望を提示されることがあっても、ご本人にとってのその希望の意味を教えていただきながら共に考えたいと思っています。そのためには自分に何が必要なのか、仲間と学び合い探し求めています。また、常に患者さんご本人を取り巻く生活環境の中にどのような人が存在するのか、また存在してほしいのか考え連携を深めています。今回はその実践を少しでもお伝えできればと思っています。

10月30日(水)
「臓器移植をめぐる医療倫理とリエゾン精神医学」
  西村勝治
  (東京女子医科大学 精神医学講座 教授)

【内容の紹介】
 高度医療の現場ではさまざまなメンタルヘルスの問題が生じます。内科や外科の医療者と連携して、これらの問題に取り組むのがリエゾン精神医学です。リエゾンとは連携、橋渡しの意味です。  なかでも臓器移植は臓器を提供する人(ドナー)と受け取る人(レシピエント)の両者が存在してはじめて成り立つ特殊な医療です。特有の精神医学的な問題がレシピエント、ドナー、家族、医療者に生じ、しばしば倫理的、法的側面とも結びつきます。臓器移植の倫理というと、これまで脳死がとり上がられることが多かったと思いますが、日本で幅広く行われている生体間移植においても数多くの倫理的な課題があります。
 本講演では、日本を代表する多臓器移植施行病院においてリエゾン精神科医としてかかわってきた経験を踏まえ、臓器移植の医療倫理を皆様といっしょに考えたいと思います。

これまでの活動は こちら
ページトップへ

上廣死生学・応用倫理講座

(C) 2007-2019 上廣死生学・応用倫理講座