卒業論文・修士論文・博士論文              

卒業論文

『医心方』における養生論と道教
『水滸伝』における女性観
駐米公使張蔭恒の中華意識及び華人管轄論
近世日本における家を主体とした養生ーその実践と拝啓についてー
『呂氏春秋』の「本」思想
清末の駐日公使団と黄遵憲『日本国志」からみる異文化理解
黄宗義の忠節観について
江戸儒学者の荀子注釈書について
『荘子』における「聖人」観
李卓吾の修己・治人論の矛盾点の整理
中国における「孝」の制度化ー『論語』直躬説話を中心としてー
諸子百家における孔子評価の比較研究
現代中国の民事法について
『淮南子』にみる運命論
渋沢栄一「道徳経済合一説」の形成過程について

修士論文

明代琴歌譜思想研究――楊表正『重修正文對音捷要真傳琴譜大全』を中心に――
東林書院政治関与論再考
宋儒の「家」概念―王安石と朱熹の経学の比較を通して
戦国時代における「地」と「天地」
丘浅次郎の衛生観についての考察―優生学を中心として
姫志眞の思想史的位置づけ―『知常先生雲山集』を中心に―
西晋『荘子』注釈史における司馬彪『荘子注』の位置
清末民国初期における志士像―国家と革命の視点から―
『鶡冠子』における生命観の考察
十三世紀後半における道仏二教の交渉状況に関する再認識
明末清初における遺民像についての研究―王夫之の孤臣像を中心に―
明初の国家祭祀
江戸末期の宋代名臣像―「経世」「振気」「献替」の視点―
先秦両漢時代の中国医学と諸子思想との関連―『黄帝内経』成立までの疾病観
<先君>から<安民>、そして<修徳>へ―華夷観・歴史認識・学術の連動からみた北宋前期の統治論の推移―
服部宇之吉の思想形成とその展開―「孔子教」論を中心として―

博士論文

題目       氏名 年度
清代における徂徠学の受容 蒋 薫誼 2023
羅教の新しい歴史――野火焼けども尽きず 夏 雨 2022
明清時代におけるカトリック漢訳教理書の研究 王 雯璐 2022
東アジアにおける女仙信仰と女仙伝 -その起源と展開、伝播 頼 思妤 2020
大学と漢学 ——東京帝国大学とその前身校における漢学および「支那哲学」の展開について—— 水野 博太 2020
中国と日本における易経学の近代的変容 廖 娟 2019
六朝隋唐期における道教思想の整合化と三教交渉 李 龢書 2018
明治時代の知識人と足尾鉱毒事件 —「近代性」問題への思想史的接近 商 兆琦 2016