Research & Journals

研究会と雑誌
 

中国哲学研究会と『中国哲学研究』

 中国思想文化学研究室の学生が主体となって行っている活動について紹介します。その筆頭に挙げられるのが、当研究室に所属する学生を主として構成される東京大学中国哲学研究会であり、研究会により編集、発行される機関誌『中国哲学研究』です。

 

中国哲学研究会

 中国哲学研究会は、中国哲学に関する学術研究を図ること等を目的として1988年に設立され、その目的を達するために『中国哲学研究』の発行等を行っています。本研究会の会員となることができるのは、所属学生の他、所属教員および助教、また当研究室の出身者であり、他の所属であっても、本会の趣旨に賛同する人は本会編集委員会の承認を経て会員となることができます。

 

『中国哲学研究』

 機関誌『中国哲学研究』は上述したように中国哲学に関する学術を深めることを目的として発行されるもので、年度毎の刊行を目標としており、論文掲載希望者は上記中国哲学研究会会員で構成される編集委員会の集いで論文の構想発表、執筆を進めつつ行う8割発表の二度の発表が義務付けられています。最新号として第33号が発行されており、現在は大学教員になっている方の学生時代の論文も、これまでに数多く掲載されています。学者を志す人にとっては、自分の論文を『中国哲学研究』に載せることが一つの目標であり、また当機関誌が学術界への一種の登竜門となっているといえるでしょう。なお、『中国哲学研究』は当研究室の他、東大生協書籍部、中国書籍等を扱う東方書店等でも購入することができます。

機関誌『中国哲学研究』


『中国哲学研究』のバックナンバー
創刊号から最新号まで全て載せてあります。

最新号 第33号