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1997年度下半期掲載ニュース
< 1997.10.1 - 1998.3.31 >


公開シンポジウム「イスラーム諸国におけるイスラーム教育」のお知らせ (3/23)

社団法人 日本イスラム協会から、次のようなお知らせが届いています。

イスラーム諸国においてアラビア語、コーラン・ハディース、イスラーム史などのイスラーム教育は初等、中等、高等教育、私塾でどのように行われているのであろうか。イスラーム主義と世俗主義のせめぎあいの中で揺れる教育の問題は、個々人のアイデンティティーや政治的イデオロギーの問題とからんで子供の健全な育成や伝統の伝達といった教育本来の機能にとどまらず大きな広がりを見せているが、将来のイスラーム世界を占う上で最も重要な要因の一つであると言えるだろう。5人の研究者が現地での調査経験を踏まえながら議論をたたかわす。

  • パネラー
    • 飯塚 正人(東京外国語大学AA研究所助手)「エジプトのイスラーム教育」(司会兼任)
    • 大石 高志(日本学術振興会特別研究員)「インドのイスラーム教育」
    • 粕谷 元 (日本大学文理学部助手)「トルコのイスラーム教育」
    • 桜井 啓子(学習院女子大学国際交流学部助教授)「イラン・パキスタン・タイの12イマーム派の教育」
    • 西野 節男(名古屋大学教育学部助教授)「インドネシアのイスラーム教育」
  • 日時:平成10年4月25日(土)午後2時〜午後4時20分
  • 会場:慶應義塾大学三田キャンパス西校舎519番教室(JR「田町」または都営地下鉄三田線・浅草線「三田」下車 徒歩8分)
  • 入場無料

3班合同研究会の報告書掲載 (3/23)

去る3月14日に行われました地域研究企画交流センター・都立大人文学部連携研究「イスラーム復興の諸側面」、および文部省科研費創成的研究「現代イスラーム世界の動態的研究」第3班による合同研究会の報告をお送りいたします。

  • 報告者:大塚和夫
  • タイトル:「ルクソールの噂−観光客襲撃事件をめぐる言説の分析−」
  • 会場:東京都立大学国際交流会館

【報告概要】

報告では、まず犯行グループであるガマーア・イスラミーヤをめぐって集中的な議論が展開された。その内容としては、(1)犯行の目的とその正当化の論理を明らかにすること、(2)犯人たちの経歴・出身地などを基にした犯人像の特定を通して、81年サダト暗殺グループとの類似点、および相違点を明確にすること、(3)犯行に対するエジプト内外のイスラーム主義組織、エジプト政府、野党、宗教界、カイロの人々の意見などを手がかりとして事件に対して周囲の人々によってなされた評価を明らかにすること、(4)犯行を行ったガマーア・イスラミーヤという集団が一枚岩の集団ではなく、実質的には獄中指導部、亡命指導部、国内の急進グループなどに分裂しているということの指摘、などである。

  以上の指摘ののち、噂の分析が行われた。その際ルクソール事件とあわせてダイアナ元妃の死亡事故をめぐる噂もとりあげられている。これら二つの事件を並行してとりあげることによって、それらの出来事はアメリカ・イスラエル・イギリスなどによる「陰謀」によって引き起こされたものだという「解釈」がエジプト国民のあいだに存在すること、およびこの解釈には「エジプトは国際的な陰謀の中で攻撃の的になっている」というテーマが共通して見いだされるということが指摘された。

最後に、上記のような「解釈」がエジプトの人々のあいだで広まっているという事例をとりあげることによって、報告者は、噂を分析対象として捉えるという方法論的な提起を行っている。

以上のような報告ののち活発な議論が展開されたが、とりわけ「陰謀」説という事件をめぐる解釈や、噂・新聞情報などをとりあげる際の方法論的問題に関してさまざまな質疑応答がなされた。

(文責:斎藤 剛) 


2班Cグループ研究会のお知らせ(3/18)

この度、トルコ共和国から4月2日〜10日の予定で来日されるユルドゥズ工科大学経済学部のムラト・デミルジオール先生をお招きして、研究会を下記の要領にて開催致します。多数の皆様のご参加をお待ちしております。

デミルジ先生のご専門は法学と労働問題で、トルコのみならず日本の労働組合に関する本も、トルコ語で出版されています。今回の来日は、ご自身が副会長を務められる在イスタンブル「日本研究協会」の派遣によるものです。なお、研究会の後にデミルジオール先生を囲む懇親会も予定しておりますので、是非ご参加くだい。

  • 日時:1998年4月6日(月)16:00〜17:30
  • 場所:アジア経済研究所3A会議室(別館3階)(都営地下鉄新宿線「曙橋」駅A3出口より徒歩3分)
  • テーマ:トルコにおける労働組合と労働者問題
  • 講師:Prof. Dr. Murat Demircioglu (ユルドゥズ工科大学経済学部・学部長)
  • 使用言語:トルコ語(参加者でトルコ語がわからない方には「付き添い通訳」をお付けします。ただし、そのような方が多い場合には、逐次通訳を行いますのでご了承ください。)

新掲載情報(3/18)

  • 総括班・3班・民博地域研究企画交流センター共催 中央アジア研究セミナー報告
  • 総括班・3班・民博地域研究企画交流センター共催「中央アジアの人口移動:その歴史と現在」報告

民博地域研・共同研究会のお知らせ (3/6)

国立民族学博物館地域研究企画交流センターでは連携研究「西アジア地域の政治経済社会変容」の共同研究会を以下の通り開催いたします。

  • 日時:平成10年3月16日(月)13時30分〜17時30分
  • 場所:国立民族学博物館地域研究企画交流センター
  • 報告者およびテーマ:ルトヴェラゼ E.V.「考古学的資料から見た古代および中世初期の中央アジア・中国関係」
  • 中央アジア諸国における中央アジア史研究の現状についての懇談会 

ルトヴェラゼ氏はウズベキスタン共和国アカデミー正会員、芸術学研究所教授でご専門は考古学です。貨幣学をはじめとしてたいへん広い分野で業績をお持ちです。また、ウズベキスタン歴史学研究所研究員リガブディノフR.N.氏(トルキスタン民族主義、中央アジアにおけるタタール人およびトルコ人の歴史と文化)ならびにカザフスタン東洋学研究所上級研究員ベイセンビエフT.K.(コーカンド・ハーン国史)も同席されますので、後半の懇談会では両国における研究状況などをお話いただく予定です。


中央アジア研究セミナーのお知らせ (3/6)

総括班・3班・民博地域研究企画交流センターの共催による中央アジア研究セミナーを下記のとおり企画交流センターの共催による中央アジア研究セミナーを下記のとおり開催します。タイトルが若干変更されましたので、あらためてお知らせする次第です。

  • 日時:3月7日(土)午後2時から5時ころまで
  • 場所:東京大学山上会館 会議室201・202
  • 報告:
    • Dr.Timur Kocaoglu(コチ大学教養学部助教授) "Recent Studies on Modern Central Asia in Turkey, 1969-1997"
    • Dr.Stephane Dudoignon(フランス外務省嘱託研究員)"Geographical and Social Origin, Political Course and Strategy of 20th Century Central Asian Intelligentsis: The Case ofTajikistan"
  • なお、研究会の後、同じ会場でささやかな懇親会を予定しています。このセミナーには中央アジアからのゲスト(地域研の招聘研究者)も参加されることになっています。

新掲載情報(3/5)


JAMS研究会のお知らせ (3/4)

マレーシアにおいて強大な勢力を誇りながら、マハティール政権の手で活動を禁じられた現代イスラーム動「ダールル・アルカム」に関する講演が開かれます。

  • 日時:1998年3月6日(金)15:00−17:30
  • 会場:東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所4階セミナー室(都電荒川線・西ヶ原4丁目下車徒歩5分または、JR山の手線・巣鴨下車徒歩15分)
  • 話者:Dr. Sharifah Zaleha Bte. Syed Hassan (マレーシア国民大学)
  • 話題:Al Arquam Movement in the Context of Social Change
  • Sharifah Zalehさんは人類学・社会学のご専門で、特に(再)イスラム化と近代化の関係について、多くの論文をお書きになっています。今回は、禁止されたイスラム運動、アル・アルカムに焦点を当て、近代化との関係を話していただきます。

東京大学文学部イスラム学研究室講演会のお知らせ (2/23)

この度、本年度、客員教授として当研究室で教鞭を執られたムハンマド・ベナブード先生が、任期満了に伴い、モロッコへ帰国されることとなりました。つきましては、下記の日程で先生の最終講演会を行いますので、是非ともご参加下さいますよう、お願い申し上げます。

  • 題目:Modern Approches to the Hisutory of al-Andalusduring the Period of the Taifa State (11th Century)
  • 日時:1998年3月6日(金)15:00〜17:00
  • 会場:東京大学本郷キャンパス法文一号館113番教室

新掲載情報(2/18)


ティムール・コジャオウル氏来日(2/18)

総括班では、来る3月4日から15日までの予定でトルコからティムール・コジャオウル氏を招聘することになっています。

Timur Kocaoglu 氏は、1947年イスタンブルの生まれで、お父君は、かつて青年ブハラ人運動の指導者として活動したオスマン・ホジャエフです。イスタンブル大学文学部トルコ学科を卒業した後、コロンビア大学に留学してEdward Allworth教授に師事して、博士号を取得しました。博士論文は、National Identity in Soviet Central Asian Prose Fiction of the Post-Stalin Period です。その後、Radio Free Europe, CNRS, MarmaraUniversity などで仕事をされ、1994年以来イスタンブルのコチ大学教養学部の助教授として、トルコ学の研究と教育にあたられています。トルコ語のほか、ウズベク語やペルシア語を駆使される氏の研究は、中央アジアの言語と文学を中心とし、トルコ語や英語で多数の論文を発表されています。近年トルコと中央アジア諸国との関係は、ますます緊密の度を加えていますが、このような状況の中で、コジャオウル氏は、中央アジアの歴史と文化に通じた専門家として多方面で活躍されています。

  • 3月6日 東洋文庫訪問
  • 3月7日 中央アジア地域研究セミナーで報告(東大山上会館)
  • 3月10−12日 民博地域研究企画交流センターと「イスラーム地域研究」プロジェクトの共催による国際シンポジウム「中央アジアにおける人口移動」に出席
  • 3月13日 京都で講演:「ソ連崩壊後のトルコと中央アジア」(夕方6時から京大会館にて、トルコ語・通訳付き)

第40回中央アジア研究会のお知らせ(2/16)

  • 日時:2月28日(土)14:00から
  • 場所:東京大学アネックス2階会議室
  • 発表者及び題目:
    • 梅津紀雄(東京大学)「ソヴィエト・ロシアの文化政策 音楽におけるそのプロセス」
    • ダワータヤー(内モンゴル大学・千葉大学)「モンゴル民族の鳥の英雄叙事詩について」

新掲載情報(2/13)

  • 報告書掲載
    • 第6班のページに南アジア出張報告
  • 第2班Cグループ第3回スーフィズム研究動向研究会のお知らせ

イスラム国家論研究会2月例会のお知らせ (2/13)

イスラム国家論研究会より2月例会のお知らせが届いています。

本年度最後の例会は、オスマン帝国の海軍史を研究されている高堀英樹さんに、報告をお願いしました。強大な海軍の存在はオスマン帝国の国家体制を特徴づける重要な要素のひとつであり、オスマン帝国の特質、あるいはオスマン帝国と海の世界との関係などを考える上でも、興味深い議論になりそうです。どうぞ大勢の方々のご参加をお願いいたします。

  • 日時:2月22日(日)午後1時30分−5時
  • 会場:東京大学、法文1号館、317教室
  • 報告者:高堀英樹氏(中央大学大学院博士課程)
  • 題目:16世紀オスマン帝国の海軍政策について---大提督の分析を中心にして---

今回は、諸般の事情により日曜日に行います。ご注意ください。会場は、東大正門から入って銀杏並木を直進し、左側2番目の棟です。銀杏並木沿いの扉から入って3階です。


上智大学アジア文化研究所講演会のお知らせ (2/10)

上智大学から次のようなお知らせが届いています。

このたび上智大学アジア文化研究所では、チュニジアから気鋭の人類学者Mohamed KERROU氏(チュニス第一大学上級講師、現代マグリブ調査研究所共同研究員)をお招きし、聖者信仰に関する歴史人類学的視点からの講演会を開催することになりました。ふるって御参加いただければ幸いです。

氏は社会学、人類学の視点から聖者信仰、市民社会論など幅広い問題について、フランス語、アラビア語での著作を中心に精力的な研究活動を展開し、また、フランスなどでの教育、イスラームに関する知識の普及などにも積極的に関わっておられます。

  • 日時:2月26日(木)17:30〜19:30
  • 場所:上智大学7号館12階第5会議室(JR、地下鉄四ッ谷駅徒歩3分)
  • 講師:Mohamed KERROU氏(チュニス第一大学上級講師、現代マグリブ調査研究所共同研究員)
  • テーマ:「イスラーム都市カイラワーンの守護聖者」
  • 使用言語:英語(通訳なし)
  • 入場無料
  • 共催:文部省科学研究費補助金創成的基礎研究「現代イスラームの動態的研究第5班
  • 問合先:上智大学アジア文化研究所(TEL 03-3238-3698 /FAX 03-3238-3690)

第6班研究会報告 (2/10)

1月23日に東洋文庫において、「南アジア資料収集報告会」を開催し、多忙な時期にもかかわらず、南アジア研究者を中心に15名が参加しました。さる12月から1月にかけて、小名康之(青山学院大学、6班)と露口哲也(立教大学大学院、6班協力者)の2名が、パキスタンに資料調査および収集に出張し、現地の研究と資料の状況について報告しました。収集した資料は、ペルシア語、ウルドゥー語をはじめ多岐にわたり、また19世紀末の古書が含まれ、参加者からは、よくぞ収集できたと歓声にちかいため息がもれました。ムガル朝時代は、南アジア史にとってはもちろん、イラン史や中央アジア史にとっても重要な時代ですが、これまで資料が手薄であっただけに、今回の資料収集は、将来の研究の飛躍のきっかけになると思われます。

資料の詳細については、近日中に6班のWebページに出張報告が掲載されますので、それをごらんください。なお、6班で収集した資料は、毎週水曜日に閲覧・公開しております。東洋文庫3階のイスラム地域研究室をお訪ねください(9:30-16:30)。


新掲載情報(2/10)

報告書掲載

  • 1班Bグループのページに北澤義之「ヨルダンのナショナリズム」
  • 5-a聖者信仰講演会のお知らせ

新掲載情報(2/4)

報告書掲載

新掲載:第1班Cグループのページに堀井 優「イタリア調査報告」

新掲載:第2班のページに宮治一雄「マグレブ3国の社会開発」

2/21日 第5班aグループ研究会


中央アジア地域研究ネットワークの設立(1/30)

第1班より次のようなお知らせが届いています。

研究班1では、来る1998年度より「中央アジア地域研究ネットワーク」を立ちあげることになりました。

これは、ソ連解体後の中央アジアは現代イスラーム世界の「政治と思想」を研究する上できわめて重要なテーマと考えたからです。このネットワークは、当面はまず国内における中央アジア地域研究を推進するための情報交換の場をつくることを目指します。今年度の活動予定としては、10月末に開催予定の「中央アジアの国際関係」にかんする研究班1の共同研究会、また1-a班主催の「地域研究会」に協力することを考えています。
このネットワークの事務局は、1-aグループの中に置かれ、代表は小松久男、事務局長は坂井弘紀がつとめることになりました。近いうちに研究班1のWebページでも詳細をお知らせしたいと思います。また、近い内に専用のメイリング・リストを作成する予定ですが、詳細は追ってお知らせします。なお、当面のお問い合わせは、次のアドレスまでお願いいたします。

 坂井弘紀 DZF00136@niftyserve.or.jp


新掲載情報(1/25)

新設! 投稿ニュース

メンバーから寄せられた情報をこのページに掲載します。最初の記事として、昨年のイギリス中東学会(BRISMES)と北米中東学会(MESA)の報告を中西久枝さんがお寄せ下さいました。内外の学会やセミナーの情報、出席した報告などの情報の提供をお待ちしています。

報告書掲載

  • 総括班主催タミーミー教授セミナー
  • 1班A グループ第一回思想家研究会の報告
  • 2班、東長靖氏の出張報告
  • 2班、第二回イラン研究会の報告

2月、3月研究会情報(新規掲載分) (1/22)

2月14日1班Aグループ第2回書評研究会
3月19日1班Cグループ研究会(鈴木 董『オスマン帝国とイスラム世界』を読む)
3月10日〜12日 総括班共催、国立民族学博物館・地域研究企画交流センター「中央アジアの人口移動:その歴史と現在」
3月7日 新プロ総括班・3班および民博・地域研連携研究「西アジア地域の政治経済社会変容」合同研究会


第一回公開講演会!
「エジプト・ルクソール事件を考える:国際政治とイスラーム」 (1/22)

総括班では、昨年11月にエジプト・ルクソールで発生したルクソール事件について考える公開講演会を企画しました。新プロ最初の、公開講演会企画です。周囲のみなさんに参加を呼び掛けていただくよう、お願いいたします。

  • 題目「エジプト・ルクソール事件を考える:国際政治とイスラーム」
  • 日時 2月21日(土)午後2時−4時半
  • 場所 東京大学文学部2番大教室(法文2号館2階)
  • 講演者
  • 14:00 小杉 泰(国際大学教授)「イスラーム復興と現代の危機」
  • 15:00 平山 健太郎(白鴎大学教授、NHK解説委員)「中東の政治テロ:エジプト・パレスティナ・レバノン」
  • 入場無料。(出席にあたり、事前にご連絡の必要はありません。)

新掲載、研究会情報 (1/15)

  • 2月20日1班ワークショップ「中東における地方主義とナショナリズム」
  • 1月23日3班Cグループ「中央アジアに関する研究会」
  • 報告書掲載 1、2、5班共催「いま、なぜ市民社会なのか」
    • 1班のページ
    • 2班のページ
  • 新設!1999年国際会議実行委員会のページ

ムハンマド・アフィーフィー氏セミナーのお知らせ (1/15)

九州大学イスラム文明学科より次のようなお知らせが届いています。

九州大学イスラム文明学科では、カイロ大学文学部近世史部門担当のムハンマド・アフィーフィー助教授を御招きして、「オスマン朝期カイロにおけるタバコの導入(仮題)」というテーマで御話しいただきます。気楽な会にしたいと思いますので、どうか万障お繰り合わせのうえ、御参集下さい。なお、参加予定の方はあらかじめ、下記まで御一報下さるか、直接ご来場下さい。

  • 場所:九州大学箱崎キャンパス 文学部4階大会議室
  • 日時:1月26日(月)15:00〜
  • 連絡先:九州大学文学部イスラム文明学科 大稔哲也(おおとし・てつや)
    e-mail: otshilth@mbox.nc.kyushu-u.ac.jp
    Tel. &FAX: 092-642-2419(研究室)

第3班主催 Mark R. Cohen教授セミナー (1/12)

第3班は、一橋大学地中海研究会との共催で、Mark R. Cohen教授を招いてのセミナーを開催いたします。演題は、Cairo Geniza as a Source for the History of the Jews in the Medieval Mediterranean Islamic Worldです。.ふるって御参加ください。詳細は、1月の予定表をごらんください。


5-bグループから「研究とワークショップ募集」! (1/12)

5班Bグループより次のような研究とワークショップ募集のお知らせが届いています。

<研究とワークショップの募集>

5班bグループ(歴史のなかのイスラーム)は、以下の二つのカテゴリーで、研究やワークショップのアイディアを広く一般に募集することにしました。これは、「イスラーム地域研究」が、開かれた研究プロジェクトであること、若手研究者の育成を大きな目的の一つにしていることを承けて、「こういう研究をしてみたいけれども、資金的な裏付けがない」「外国人研究者とこのようなテーマで集中的に議論してみたい」などと考えている人たちを援助し、その人たちに積極的に「イスラーム地域研究」プロジェクトに関わってもらおうという趣旨から実施するものです。メーリングリスト登録者だけではなく、どなたでも自由に応募できます。特に若手研究者や大学院生が積極的に応募して下さることを期待しています(もちろん、「若手ではない」研究者の参加も大歓迎です)。

・個人、ないし少人数による研究

  1. 「イスラーム地域研究」と関連する歴史研究なら、時代、地域、主題は問いません。
  2. 応募者は、5−bグループの研究協力者として研究に従事することになります。研究に必要な資金は、5班から提供されます。
  3. 応募者は、5−bグループが組織し、研究テーマ別に随時開催する研究会で、その成果を発表して頂きます。
  4. 予算の許す限り、出来るだけ多くの応募者を採用する予定です。
  5. 研究に使用できる資金は、科学研究費として認められるものに限られます。具体的には、写本や文献のマイクロフィルムを海外から取り寄せ、焼き付けるための費用、書籍その他のコピー代、データベース作成のためのコンピューター入力費用、資料調査のための国内、海外旅費などが考えられます。「備品」項目にあたる書籍購入費用やパソコン購入費用などは、どこに保管するか難しい問題が生じますので、原則として認められません。
  6. 予算はとりあえず初年度(98年度)200万円程度を予定していますが、増減がありえます。応募が多数の場合は、研究の一部援助という形になるかもしれません。

・外国人研究者をまじえたワークショップの開催

  1. 「イスラーム地域研究」に関わる歴史研究なら、主題は問いません。ただし、より多くの人が興味を持って参加できるように、テーマの改変をお願いすることがあります。
  2. ワークショップ開催の時期は、来年度(98年度)からプロジェクトの終了する2001年度までです。
  3. 予算に限りがありますので、一度のワークショップに招待できる外国人研究者の人数は2人までとします。それ以上は、他の予算との併用(例えば、総括班や他班との共催、学術振興会や国際交流基金などの外国人研究者招待枠)などの工夫が必要となります。
  4. ワークショップ終了後、そこでの討論の成果が「イスラーム地域研究叢書」の一冊として出版されることが期待されます。

<応募の方法>

応募を希望する方は、具体的な研究計画と必要経費(概算)、連絡先を、メール、ファックスまたは郵便で下記5班事務局までお送り下さい。特定の書式はありません。98年度分の締め切りは、2月28日とします。採用分については、3月31日までに責任者に連絡します。99年度分以後については、随時受け付けます。

連絡先:「イスラーム地域研究」5班事務局(e-mail: 5jimu@culture.ioc.u-tokyo.ac.jp/Tel. & Fax: 03 3815 9565)
この件に関する問い合わせは、上記事務局、または羽田正(5−bグループ責任者)までお願いします。(e-mail: haneda@culture.ioc.u-tokyo.ac.jp


イスラム国家論1月例会のお知らせ (1/12)

イスラム国家論研究会より1月例会のお知らせが届いています。

新年最初の例会では、イスラーム建築学の分野から深見奈緒子さんをお招きし、最新の研究成果のご発表をお願いしました。イスファハーンでの実地調査で自ら遺存を確認された20棟あまりのマドラサについて、主に建築学的手法によって綿密に分析し、他のイラン都市や中央アジアの事例とも比較検討することで、その特性の解明を目指されます。また、西欧人旅行者の記録や古地図などの文献史料も併せて利用し、当地の現存マドラサの分布状況についても述べられる予定です。今回も、大勢の皆様方のご参加をお待ちしております。

  • 日時:1月24日(土)午後1時30分〜5時
  • 会場:明治大学大学院棟5階・510演習室(JR御茶ノ水駅下車・お茶の水橋口改札口より徒歩2分)
  • 報告者:深見奈緒子氏(東京都立大学大学院)
  • 題目:「イスファハーンのマドラサ調査から−建築形態と分布状況について」
  • コメンテーター:新井勇治氏(法政大学大学院)

大学院棟正面入り口はB1階である点をご注意ください。会場へはエレベーターのご利用をお勧めします。


5-a聖者信仰研究会・2-cスーフィズム研究動向研究会合同研究会 (1/11)

上記ふたつの研究会の合同研究会が1月30、31日の両日、関西大学セミナーハウスで開催されます。詳細は、1月の予定表をごらんください。


6班(東洋文庫)収集図書の公開始まる! (1/10)

6班から次のようなお知らせをいただきました。

第6班「イスラーム関係史料の収集」班は、イスラーム地域の現地語史料の収集と整理を主たる活動としていますが、97年度収集分として、すでに下記の資料が到着しています。これらの図書については、東洋文庫3階に「イスラーム地域研究室」が新たに設けられましたので、98年1月14日より下記の要領で閲覧を開始します。どうぞお立ち寄りください。

[新着資料情報]

  • 中国ムスリム関係資料 梅村坦氏が現地にて、中国語、アラビア語など資料約300点を購入。(Webページに詳細な出張報告が掲載されています)
  • 南アジア関係 予備資料(カタログ類、言語・文化を中心)50点を購入済み。さらに、12月-1月に小名康之、露口哲也両氏をインド・パキスタンに派遣し、収集中。
  • アラビア語関係
    • カイロより
      日本学術振興会カイロ連絡センター駐在の中田考氏(山口大学)のご協力により、思想・宗教関係を中心に、約300点(750冊以上)の図書が到着済み。
    • モロッコより
      留学中の佐藤健太郎(東京大学大学院)氏のご協力により、約200点の図書が到着済み。
  • トルコ語関係 高松洋一(東京大学大学院)氏のご協力により、歴史・言語を中心に約200点(約230冊)の図書が到着済み。さらに昨年末に同量が到着済み(未整理)。
  • ペルシア語関係 イランより、辞書類・雑誌を中心に57点193冊(内雑誌10点、117冊)の図書が到着済み。他にアゼルバイジャン語の辞書1点(3冊)と雑誌1点(15冊)。

以上の購入資料については、順次目録をデータベースに入力中で、来年度には、新着目録速報をWebページに掲載する予定でいます。閲覧に際しては、当面は、書棚を直接見ていただくか、入力途中のデータベースで検索していただくかの方法となります。

[新着図書の閲覧について]

  • 閲覧日  毎週水曜日 9:30-16:30(これ以外の曜日に閲覧をご希望の方は、第6班事務局にお問い合わせください)
  • 閲覧場所 東洋文庫3階 イスラーム地域研究室(03-3942-0121  内線237)
  • 閲覧資格 「イスラーム地域研究」研究分担者・協力者・登録者または東洋文庫閲覧証をお持ちの方
  • 図書資料の複写については、セルフサービスでお願いすることになります。

新掲載情報 (1/10)

1班Cグループのページに柳橋博之氏の研究会(「イスラムの国家と法」10月4日開催)の詳細な報告が掲載されました。また、1班のWebページのフロントページが刷新されました。ご閲覧ください。


Online LIBARARY 新掲載 (12/26)

Online LIBARARYに佐藤次高代表の「イスラーム地域研究の可能性」(学術月報50巻12号)が掲載されました。ご一読ください。


東洋文庫アラビア語・トルコ語蔵書CD-ROMカタログ、プレゼント!(12/26)

新プロ6班(東洋文庫)から次のようなお知らせが届いています。

財団法人東洋文庫では、各種言語の蔵書目録のデジタル化を進めてまいりましたが、この度、アラビア語、トルコ語図書についてデジタル・カタログが完成し、CD-ROM(Macintosh版)での販売を開始しました。1997年度版CD-ROMには、アラビア語、トルコ語の全蔵書の書誌データのほか、新着洋書カタログ、チベット語蔵書カタログ、さらにユネスコ東アジア文化センター刊の「中央アジア研究文献目録」「中東・イスラム研究文献目録」の増補版も納められています。なお、このCD-ROMは、毎年発売され、新しい情報や新規公開カタログが追加されていく予定です。ご期待ください。1997年度版CD-ROMを購入ご希望の方は、東洋文庫Webページをご参照ください。(http://www.toyo-bunko.or.jp) 価格は2000円(送料、消費税別)です。新プロ6班事務局(6-han@toyo-bunko.or.jp)でも販売の受け付けをします。

<動作環境>  機種はマッキントッシュに限ります。アラビア語図書カタログを利用するには、ご使用のマッキントッシュに Arbic Language Kit (アップル社から市販中)がインストールされていることが必要です。トルコ語所蔵カタログに必要なフォントは、CD-ROMに添付されています。この他に必要なソフトは添付されています。

東洋文庫所蔵アラビア語、トルコ語所蔵カタログの完成を記念し、先着30名の方に、CD-ROM をプレゼントいたします。少し早いですが、新プロからのお年玉です。ご希望の方は、総括班事務局に至急、メールを送って下さい。試用レポートや感想をお寄せ下さるようお願いします。

*CD-ROM プレゼント申込先* i-office@l.u-tokyo.ac.jp


国際シンポジウム「中東研究のなかのイスラーム:ムスリムとマイノリティ」(主催:国立民族学博物館地域研究企画交流センター)の詳細、決定! (12/26)

1998年1月20日(火)−22日(木)の3日間にわたって、国立民族学博物館を会場に、国立民族学博物館主催、日本中東学会・新プログラム「イスラーム地域研究」共催による国際シンポジウムが開催されます。詳細は、1月の予定表をご覧下さい。参加希望の方は、3班事務局のアドレスにご連絡ください。(san@idc.minpaku.ac.jp)


最新Webページ、新掲載記事(12/16)


お正月近し、総括班事務局の冬休みの予定です(12/16)

総括班事務局は以下の日程で冬休みをいただきます。

12月20日(土)〜1月11日(日)

この期間は事務手続きなど出来ませんので、よろしくお願いいたします。


Online LIBARARY に、三浦徹「イスラーム地域研究の発進」掲載!(12/10)

新しく本Webページに、On Line LIBRARYというコーナーができました。ここには、当プロジェクトの直接、間接の成果のうち、他の学会誌などに掲載された論文を、著者および掲載誌からの許可を得て掲載していきます。第一号として、三浦徹さんの「イスラーム地域研究の発進」(『歴史学研究』702号)が掲載されてました。どうぞ、ご覧下さい。


workshop:移民とナショナル・アイデンティティー (12/10)

International Research Group for Transregional and Emerging Area Studies(東京大学東洋文化研究所)から次のようなworkshopのお知らせが届いています。

  • テーマ:移民とナショナル・アイデンティティー(1)−中近東とアフリカ−
  • 日時:1998年1月30日(金)16:00−18:30
  • 場所:東京大学東洋文化研究所会議室(東京都文京区本郷)
  • 司会:長沢栄治(東京大学東洋文化研究所助教授)
  • パネリスト:
    • Daher Massoud(レバノン大学教授)
      Immigration and National Identity in the Middle East
    • Benaboud M'hammed(モロッコ、アブデル・マリク・サーディー大学教授)
      The Andalusian Immigration to North Africa
    • Rezrazi El-Mostafa(東京大学大学院)
      Migration as an International Issue: rethinking the concepts
  • コメンテーター:
    • 増田一夫(東京大学教授)
    • 宮治一雄(恵泉女学園大学教授)
  • 連絡先は以下の通りです。
    • 東京大学東洋文化研究所 後藤明研究室
      Head of T.E.A.S. レズラズィ・エル・モスタファ
      Fax: 03 3815 9565

Working Paper Seriesの編集・刊行について (12/10)

本プロジェクトでは、研究成果を共有するため、冊子形式での学術的な研究成果の公表を予定しています。これは、研究会などでの報告をもとに、報告者の希望によって作成するもので、国内・国外の研究機関、研究分担者・協力者などに送付されます。97年度中に、5-10本程度の冊子を刊行したいと思います。内容は、論文、調査報告(フィールドノート)、資料紹介などさまざまなものが考えられますが、「問題発見の年」にふさわしいものが期待されます。これまでの研究会の報告などで、候補作がありましたら、12月31日までに、総括班事務局までご連絡ください。

執筆・編集についての詳細につきましては、メーリングリストで流れた文章をご参照いただくか、総括班事務局にお問い合わせください。

なお、総括班では、本年度招聘者R.Stephen Humphreys(Univ. of California at Santa Barbara)が、研究会での以下の報告、"Tradition and Innovation in the Study of Islamic History." "Towards a History of Aleppo and Damascus in the Early Middle Ages (ca. 635-1260 C.E.)."(いずれもWebページに掲載済み)をもとに、Working Paper Seriesに寄稿する予定で、準備をすすめています。


最近の各班のWebページ更新情報(12/10)

  • 1班aグループ「著作紹介」(表紙写真付き)
  • 2班海外派遣報告(黒木英充)
  • 1班aグループアフガーニー研究会の報告( 実況写真付き)
  • 3班収集資料情報
  • 4班小域研究班のトルコ現地調査報告

12月になりました(HP担当者雑感)(12/3)

はやいもので、もう12月です。研究会ラッシュの秋でしたが、忙しくしているうちに、イスラム地域研究プロジェクトも来年度の計画をたてる時期にさしかかっています。

本研究プロジェクト全体は、研究分担者、研究協力者、メーリングリスト登録者、そしてWebページをのぞいてくださる人たち、からなっています。当初、インターネットを利用して研究会の連絡や広報、研究の進捗状況の報告をする、という方法に戸惑いもあったかと思いますが、だいぶ違和感は消えたのではないでしょうか。研究分担者についていうと80名のうち、インターネット非利用者は7名だけとなりました。一年前は繋がっている人の方が少なかったこと、研究分担者の専門分野(それに年齢構成?)を考えると、なかなかの好成績かと思います。しかし、インターネットに繋がったくらいでは、なんの自慢にもならないのは当たり前。そろそろ、インターネットを使っているからこそできる情報共有の手法や、広報の方法を工夫する時期にきているように思います。何かおもしろいこと、工夫したいですね。

ひとつお詫びとお願い。総括班では、「イスラム地域を知る」というページを、このWebページの中で企画していましたが、人手不足でたちあげられずにいます。だれか手伝ってくれる人(か、グループ)、または、いいアイデアはありませんでしょうか。

ご意見、ご感想をお待ちしています。 mail to: i-office@l.u-tokyo.ac.jp


総括班招聘タミーミー教授の来日中の講演・研究会(11/24)

すでにホーム・ページでご案内のようにオスマン・アラブ史を専門とするチュニジアの研究者Abdeljelil TEMIMI氏が、総括班の招聘で来日されます。以下の日程で研究報告会を開催いたしますので、ふるってご参加ください。(招聘責任者:上智大学アジア文化研究所 私市正年)

  • 12月12日(金)午後6時−8時:
    岡山県倉敷市、「国際学術交流センター(吉備国際大学)」
    テーマ:「アラブ世界における歴史学研究の発展とその諸問題」
    連絡先 h-ono@hoffman.c.sophia.ac.jp
  • 12月14日(日)午後3時30分−5時30分:
    京都外国語大学、12号館429室
    テーマ:「オスマン朝によるチュニス征服とチュニジアのオスマン化−オスマン文書史料による検討−」
    連絡先 京都外国語大学、堀川徹:電話075-322-6193(研究室)
  • 12月18日(木)午後3時00分ー午後5時30分
    東京外国語大学AA研大会議室
    テーマ:「オスマン軍によるチュニス征服とチュニジアのオスマン化−オスマン文書史料による検討−」(京都外大での発表と同じ)
    連絡先 黒木英充研究室(kuroki@aa.tufs.ac.jp

*なお会場への交通などは、12月の予定表をご覧下さい。

*報告は、フランス語またはアラビア語によって行われますが、フランス語による詳細なレジュメ(またはフル・ペーパー)の用意をお願いしてあります。また質疑では、必要に応じて通訳をしますし、またタミーミー教授とは英語やトルコ語によるコミュニケーションも可能です。


AA研プロジェクト研究会のお知らせ(11/24)

東京外国語大アジア・アフリカ言語文化研究所より次のようなお知らせが届いています。

東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所の共同研究プロジェクト「イスラム圏における異文化接触のメカニズム:人間動態と情報に関する総合的研究」(主査:家島彦一)では、人の移動と水・オアシスとの関わりをテーマに、下記の要領で本年度第4回の研究会を開催することになりました。つきましては、多くの方々のご参加を賜りたく存じます。年末のお忙しい時とは存じますが、ご関心をお持ちの方々にご参集いただければ幸いです。

  • 日 時:平成9年12月20日(土) 13時30分から17時30分
  • 場 所:東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所・大会議室
  • 報 告:
    原 隆一氏(大東文化大学国際関係学部教授)
    「東イランの山谷オアシス」
    鷹木恵子氏(桜美林大学国際学部助教授)
    「チュニジアのナツメヤシ・オアシス社会:ジェリード地方とネフザーワ地方の比較考察」
  • 連絡先 AA研・飯塚正人(masato@aa.tufs.ac.jp)

九州史学会大会(イスラム部会)の御案内(11/16)

九州史学会より次のようなお知らせが届いています。

九州史学会では昨年から「イスラム部会」を別個に設け、中東、およびイスラーム研究の新拠点としての成果発表と新たな学的交流の場の設立に努めることとなりました。そこで、ここに今年度のプログラムをお知らせいたします。近隣の九州・中国地方、韓国の方々はもとより、関心をお持ちの方を広くお迎えしたいと念願しております。

[日時]12月14日(日)午前10時30分から

[場所]九州大学箱崎地区キャンパス、法文系講義棟203号室にて

【1997年度〔イスラム文明学部会〕発表題目】

  1. 後ウマイヤ朝のハージブ 九州大学 吉本哲子
  2. 参詣書と死者の街からみたコプト、ムスリム、エジプト 九州大学 大稔哲也
  3. アイヤールの起源をめぐって 九州大学 清水宏祐 
  4. カシュガル・オアシス社会史を廻る二題─オアシス農村組織とイスラム国際商人予備軍、そして接点─ 東洋大学 真田安
  5. 13世紀グルジアの2つの『トマン制』 弘前大学 北川誠一
  6. 13・14世紀におけるインド洋の交易ネットワークと〈シナ船〉の活動─特にジャンク(junk)とダウ(dhaw)の名称をめぐって─ 東京外国語大学 家島彦一

なお、参加して頂ける方は、大稔哲也(九州大学)に連絡下さるか、九大文学部イスラム文明学科(清水和裕助手)に御連絡下さい。あるいは、当日直接、お越しいただいても構いません。来年度の発表者・参加者も随時、歓迎しております。

(連絡先)

  • 大稔哲也(おおとし・てつや)九州大学文学部
    otshilth@mbox.nc.kyushu-u.ac.jp
    研究室:092-642-2419(直通Tel. &FAX)
  • 九州大学文学部イスラム文明学科研究室(清水和裕助手)
    092-642-2384(直通Tel. &FAX)

東洋文庫講演会のお知らせ(11/7)

財団法人東洋文庫から次のようなお知らせが届いています。

下記の日程で研究会が行われます。興味をお持ちの方々の多数のご出席をお待ち申し上げております。

  • 「ウズベキスタンにおけるスーフィー集団の活動の復活」
    報告者:B・ババジャーノフ(ウズベキスタン共和国科学アカデミー東洋学研究所上級研究員)
  • 「アリー・クシュチとティムール朝文化」
    報告者:A・ウルンバーエフ(ウズベキスタン共和国科学アカデミー東洋学研究所上級研究員・前所長)
  • 日時:1997年11月14日(金)午後2時より
  • 会場:東洋文庫2F会議室(〒113 東京都文京区本駒込2-28-21 TEL03-3942-0122)
  • 講演はロシア語で行われ、通訳が付きます。また、ババジャーノフ氏の講演ではビデオの上映も予定されています。

イスラム国家論研究会のお知らせ(11/7)

イスラム国家論研究会から次のようなお知らせが届いています。

今月の例会では、国際関係論の分野から上智大学の泉淳さんにご発表をお願いしました。本年9月に提出された博士論文「米国アイゼンハワー政権の対中東政策 ─ 東アラブおよび北層地域における安全保障政策の展開」に基づくご報告となります。現在の中東情勢を語る上で欠かすことのできない米国の動向について1950年代まで遡り、対中東コミットメントの初期段階における具体的様相を中心にお話しされる予定です。

中東の現状や各国の対中東政策について再考する大変良い機会となることでしょう。今回も、多数の皆様方のご参加をお待ちしております。

  • 日時:11月15日(土)午後1時30分〜5時
  • 会場:明治大学大学院棟2F第2会議室(JR御茶ノ水駅下車・お茶の水橋口改札口より徒歩2分)
  • 報告者:泉 淳氏(上智大学アジア文化研究所客員研究員)
  • 題目:1950年代の米国と中東
  • コメンテーター:宮岡 孝尚氏(上智大学大学院博士課程)
  • 連絡先 イスラム国家論研究会
    東洋文庫 中央アジア・イスラム研究室(文京区本駒込2-28-21 電話3942-0121)

新掲載!ニュース(11/7)

出張報告 1班Bグループ高橋和夫『夜明け前のバクー』
総括班研究会報告 ハンフリズー教授を招いての研究会


「ムスリム・アイデンティティ研究会」発足(10/30)

第3班は、「イスラーム地域研究」ニューズレターNo.1でご報告したように、「女性」「マスメディア」「教育」の三つをキーワードに、ムスリム・アイデンティティの諸相を究明する委員会─以下、と略称する─を組織することにいたしました。この研究会の特徴は、ムスリム・アイデンティティとイスラーム・イデオロギーの生産過程に研究の焦点を合わせることにあります。そして、この観点からみるならば、先の三つのキーワードは深く結びついており、今後、これらの三つのテーマを連関させ、回転させながら、研究会を開催させていく予定です。また、研究の焦点がムスリム・アイデンティティとイスラーム・イデオロギーの生産過程の究明にあるところから、三つのテーマについてどのような情報のデータ・ベース化が可能であるかを検討するとともに、書籍、新聞、雑誌はもちろんのこと、CD-ROMなどの電子情報、ビデオテープ、写真などの映像資料をできるだけ収集し、分析する計画でおります。そこで、この共同研究会を立ち上げ、今後何ができるかを相談するため、第一回の研究会を「女性」をテーマに11月24日に開催いたしますので、関心のある方はご連絡下さい。

詳細は、11月の予定表でご覧下さい。


羽田記念館講演会のご案内(10/30)

次のお知らせが事務局に届いています。

下記の日程で第37回羽田記念館講演会が行われます。ご興味のある方々の多数のご参加をお待ちしております。

  • 報告
    • 「16世紀ナクシュバンディー教団の政治学説─マフドゥーミ・アーザムの諸作品を通して─」
      報告者:B・ババジャーノフ(ウズベキスタン共和国科学アカデミー東洋学研究所上級研究員)
    • 「19〜20世紀初頭ヒヴァのカーディー文書をめぐって」
      報告者:A・ウルンバーエフ(ウズベキスタン共和国科学アカデミー東洋学研究所上級研究員・前所長)
  • 日時:11月8日(土) 午後2時(午後5時30分より懇親会)
  • 場所:羽田記念館 講演室(〒603 京都市北区大宮南田尻町12 tel 075-491-6027 / Fax 075-491-1052)
  • 連絡先:谷口淳一(e-mail Junichi.Taniguchi@ma1.seikyou.ne.jp

「モロッコ史における女性」国際会議の案内(10/30)

2班からつぎような情報をいただきました。

下記の通り「モロッコ史における女性」に関する研究会の案内が来ておりますので、興味のある方は、直接 Mohamed Monkachi (Address:57 Dakhla 4 Guich les Oudayas 10100 Rabat Instituts MAROC TEL/FAX: 212-7-60-25-18)に問い合わせるか、あるいは第2班 私市正年 m-kisaic@hoffman.cc.sophia.ac.jpまでご連絡下さい。

ROYAUME DU MAROC
UNIVERSITE IBN TOFAIL
FACULTE DES LETTRES ET
DES SCIENCES HUMAINES
KENITRA

A HISTORY OF WOMEN IN THE MAGHUB RESPONSES TO EXCLUSION
Kenitn, Morocco -25th, 26th, 27th, November 1997

An International Conference, organised by the Multidisciplinary Research Group on the History of Moroccan Women EUNOE, will he held on 25th, 26th and 27th November 1997 in Kenitra, on the issue; A HISTORY OF WOMEN IN THE MAGHREB: RESPONSES TO EXCLUSION.

In a Maghrebian society where gender roles have always ascribed a minor position to women, it is imperative to address the issue of exclusion and the consequences which social exclusion can have on the daily experience of women.

Thus, the Conference will focus on:

1. An analysis of the different responses to exclusion throughout the history of the Maghreb, in its Braudelian sense: Antiquity, Medieval, Modern and Contemporary eras.

2. The different specificities: rural urban women; Arab/ Berber; educated/ uneducated; dependent/ independent; religious minorities (Jewish/ Christian).

3. The responses to exclusion decipherable in a variety of historical documents (economic culture, jurisdiction, oral tradition, colonial press, foreign archives..)

To address these issues fully, we would suggest the following areas of interest:

1. Religion and mysticism, jurisdiction, zaouias, shrines and holiness...
2. Symbolic constructions, initiation rites, sorcery and magic, traditional therapy and witchcraft.
3. Means of production: work, trade, procreation...
4. Oral culture: proverbs, legends and myths.
5. Art, song, dance, handicrafts, poetry...
6. Activism: political, feminist, intellectual.

We would like the proceeding of this Conference to lead to the following objectives:

1. Addressing multidisciplinary approaches to the issues researched.
2. Reading the history of Maghrebian women through gender dynamics in the Maghreb.
3. Promoting the elaboration of a history of women in the Maghreb with the Contributions of conference participants.
4. Setting up a committee for the institution of analytical bibliographic research on issues concerning women in the Maghreb.


Humphreys 教授の報告のフルペーパー(10/27)

10月21日に総括班主催でS. Humphreys 教授を招いての研究会が開催されました。当日配布された報告のフルペーパーが、このWebページの英語版に掲載されています。出席されなかった皆さんは、どうぞ、Webページ上でお読みください。


12月6日 第2班合同研究会(10/25)

鳥居 高氏(明治大学商学部)と高発元氏(中国雲南大学)の発表を中心とする2班合同研究会を開催致します。出席される方は、第2班事務局までご連絡下さい。詳細は、12月の予定表でご覧ください。


12月12日・13日シンポジウム:「いま、なぜ市民社会なのか−現代イスラム世界における民主化の再検討」(10/25)

上記タイトルのシンポジウムが、2班と1班を中心に計画されており、第一次サーキュラーが発表されました。12月の予定表をご覧ください。岡山県倉敷市の吉備国際大学国際交流センターで開催されます。多くの方の参加をお待ちしております。


12月13日・14日3班共催シンポジウム「多民族社会における宗教と政治」 (10/25)

上記シンポジウムに加え、もうひとつ、同じ時期に大きなシンポジウムが東京でもあります。研究会ラッシュですが、日程を調整のうえ、どうぞご参加ください。詳細は、12月の予定表で。


1班Bグループの研究会報告と次回研究会のお知らせ(10/25)

1班Bグループで行われた研究会の報告が1班のページに掲載されています。<吉村慎太郎「1979年革命後のイランとイ・イ戦争下の中東国際関係の変容」>また11月29日開催予定の1−b班第2回研究会の予定もきまりましたので、11月の予定表でお知らせいたします。


5班a「イスラーム美術における空想動物の系譜と発展」研究会(10/25)

5班aグループではヤマンラール・水野美奈子先生を主幹として「イスラーム美術における空想動物の系譜と発展」と題する研究会を催すことにいたしました。皆様ふるって御参加いただけますよう、お願い申しあげます。詳細は11月の予定表をご覧下さい。


アメリカ研究資料センター30周年記念公開シンポジウム(10/25)

3班の能登路雅子さん、山内昌之さんより次のようなお知らせが届いております。

東京大学教養学部附属アメリカ研究資料センターでは設立30周年を記念して、公開シンポジウムを下記の要領で開催いたします。本センターは国立大学では唯一のアメリカ研究関係の施設として、関係諸機関のご支援を得て発展してまいりましたが、最近では狭義のアメリカ研究を超えた広い分野の研究者の参加により、活発な研究活動を展開しております。

今回のシンポジウム「多文化主義とアメリカのアイデンティティ」には「イスラーム地域研究」プロジェクトの3-bに属する私達二名も報告者として出席いたします。ご多忙とは存じますが、皆様に是非ご参加賜りたく、ご案内申し上げる次第です。

アメリカ研究資料センター30周年記念公開シンポジウム
「多文化主義とアメリカのアイデンティティ」

日時:1997年11月15日(土)午後2時〜5時30分
場所:東京大学教養学部キャンパス・13号館1323番教室
開会の挨拶 大森 彌(東京大学教養学部長・アメリカ研究資料センタ−長)
第1部 転換期のアメリカ社会と多文化主義論争

  • 井上達夫(東京大学)「多文化主義の政治哲学」
  • 能登路雅子(東京大学)「歴史展示をめぐる多文化ポリティクス」
  • 遠藤泰生(東京大学)「多文化主義とアメリカの過去」
  • 有賀夏紀(埼玉大学)「女性史からジェンダ−の歴史へ――多文化主義の中のフェミニズム」
  • 司会 瀧田佳子(東京大学)

第2部 外からみた米国の多文化主義

  • 吉見俊哉(東京大学)「アメリカナイゼ−ションと文化研究の射程」
  • 木村秀雄(東京大学)「北アメリカ多文化主義 ――ラテンアメリカからみると」
  • 山内昌之(東京大学)「イスラーム世界と米国の多文化主義」
  • 司会 油井大三郎(東京大学)

主催:東京大学教養学部附属アメリカ研究資料センタ−
Tel.03-5454-6161/6137 Fax. 03-5454-6160
*ご出席の際はご自由にお出かけ下さい。
*なお当日はセンターにおきまして、第二次世界大戦中に使用されたアメリカの戦時プロパガンダ・ポスターの展示会も行っています。
*お問い合わせは東京大学教養学部附属アメリカ研究資料センターまでお願いいたします。

なお、上記シンポジウムに先立ち、アメリカ研究資料センター30周年記念講演会および祝賀会を開催いたしますので、併せてお知らせ申し上げます。ご関心のおありになる方は、アメリカ研究資料センターにご連絡いただきますよう、お願いいたします。

【アメリカ研究資料センター30周年記念講演会】

  • 本間長世(元センター長・成城学園長)「日本の禍機とアメリカ研究」
  • 日時:1997年11月14日(金)午後5時〜5時45分
  • 場所:東京大学教養学部附属アメリカ研究資料センター・ホール

【アメリカ研究資料センター30周年記念祝賀会】

  • 日時:1997年11月14日(金)午後6時〜8時
  • 場所:こまばエミナース・飛鳥の間(153 東京都目黒区大橋2-19-5)
    TEL 03-3485-1411
  • 会費:1万円

平成9年度秋期公開講演会「ヨーロッパの中のイスラム教徒」のお知らせ(10/25)

日本イスラム協会から次のようなお知らせが届いています。

「ヨーロッパの中のイスラム教徒」

多くの日本人が憧れる西欧には、数多くのムスリム(イスラム教徒)の移民や在留労働者が存在している。これらムスリムの移民や在留者はホスト国の住民による西欧至上主義、反イスラム感情にに基づく差別や偏見に抗して、就労、宗教生活の維持、アイデンティティ保持、市民権獲得、政治参加、イスラム教育などの点で近年ムスリムとして自覚を強め、イスラム復興運動に身を投じる者も少なくない。これらの問題をホスト国の政策、出身国の事情を視野に入れながら、国別に検証するとともに日本に滞在するムスリム労働者の問題とも比較したい。

  • パネラー:
    • 内藤 正典 (一橋大学教授)「ドイツの中のイスラム教徒」
    • 宮治 美江子(東京国際大学教授)「フランスの中のイスラム教徒」
    • 佐久間 孝正(東京女子大学教授)「イギリスの中のイスラム教徒」
    • 駒井 洋  (筑波大学教授)「日本の中のイスラム教徒」
    • 司会 :宮治 一雄 (恵泉女学園大学教授)
  • 日時:平成9年11月8日(土) 午後2時〜4時20分
  • 場所:慶応義塾大学 三田キャンパス 西校舎 527番教室
  • 主催:社団法人 日本イスラム協会
  • 後援:文部省科学研究費プロジェクト「現代イスラーム世界の動態的研究」

5班A 共催 11月19日上智大学アジア文化研究所公開講演会(10/25)

グループ5Aと上智大学アジア文化研究所は、片倉もとこ(中央大学教授)氏による公開講演会「地と人と―21世紀のアジア研究を考える」を協力して開催することになりました。詳しくは、11月の予定表で。


京都大学のHP情報!(10/22)

京都大学大学院文学研究科西南アジア史学研究室および羽田記念館のWebページがスタートしたとの情報をいただきました。IAS Link から入れます。どうぞ、ご覧下さい。また関係する研究室、研究機関、研究者個人でWebページを開設されている方は、どうぞ、情報をIAS 事務局にお寄せください。


第1班共同研究会シンポジウム「アフガーニーと現代」の詳細決定(10/22)

11月15日に開催されますアフガーニーと現代の詳細が掲示されました。11月の予定表をご覧ください。


日本国際問題研究所報告書配布のお知らせ(10/22)

日本国際問題研究所より次のようなお知らせが届いています。

(財)日本国際問題研究所では平成4年度以降、中東・イスラームに関わる研究プロジェクトを実施してまいりましたが、その一環として本年6月に、平成8年度自主研究報告書『中東諸国における民主化と政党・政治組織の研究』を刊行致しました(非売品)。関係者・関係機関に御配りしましたところ御好評をいただき、より多くの方に提供すべきとの御助言を賜りました。

それゆえ、同報告書を御希望の方に進呈することとなりました。しかしながら、営利事業ではないために発行部数が極めて少なく、誠に申し訳ありませんが、御一人一部で先着20名様までとさせていただきます。

内容は、国別ダイレクトリー形式(アルジェリア、イエメン、イスラエル、イラク、イラン、エジプト、サウジアラビア、シリア、チュニジア、トルコ、パレスチナ、モロッコ、ヨルダン、レバノン)で、それぞれ政治状況(近年の民主化動向を含む)、統治機構(選挙制度・立法機関を含む)、各政党・政治組織に関する解説が記されております(A4版、総頁数212)。

御希望の方は、御郵送先と御連絡先を明記された上でFAXにて、日本国際問題研究所・松本弘(FAX番号 03ー3503ー7186)まで、御申し込み下さい。数に限りがございますので、品切れの際は御容赦下さい。


第2回2-a「開発と社会運動」研究会のご案内(10/22)

11月21日に開催されます2-a「開発と社会運動」研究会の詳細が掲示されました。11月の予定表をご覧ください。


トルコからの招聘研究者イスケンデル・パラ氏による講演について(10/17)

3班からのお知らせです。

この度、トルコ共和国のミーマール・スィナン大学(イスタンブル)文理学部からイスケンデル・パラ氏をお招きして、10月23日(東京外国語大学)と10月27日(地域研究企画交流センター)の2回にわたって講演会を開催いたします。氏の専門分野はトルコ文学ですが、今年海軍を退役するまで長年海軍博物館の古文書部の責任者をしておられましたので、そちらに関するお話もして頂くことにしました。ふるってご参加ください。詳細は、10月の予定表をご覧ください。


日本中東学会公開講演会 『中東・イスラーム世界理解のために』(10/17)

日本中東学会から次のようなお知らせが届いています。

日本中東学会では,文部省の助成金をえて以下のような講演会を開催することになりました.皆様ののご参加をお待ちしております.また皆様の周囲の高校生・大学生など若い方々,一般の方々もぜひお誘い下さい.

佐藤次高(日本中東学会会長・東京大学)
「歴史から中東・イスラーム世界を見る」
田村愛理(日本中東学会・東京国際大学)
「(イスラーム的)共存構造と多元社会-イスラーム社会とマイノリティー」

入場無料
日時 11月1日(土)午後1時半より
場所 慶應義塾大学三田キャンパス北新館ホール(東京都港区2-15-45 JR山手線下車 徒歩8分)
連絡先  日本中東学会事務局(電話 0422-34-9270)


1班a グループの新装Webページ(10/10)

1班aグループ(代表小杉泰)の新しいWebページが、国際大学のサーバ上で公開されました。総括班のページから1班全体のページを経由して入れます。どうぞ、ご訪問ください。

http://www.iuj.ac.jp/faculty/kosugi/IAS/index-j.html


第1回「イラン概念研究会」の報告(10/10)

10月4日に開催された、第1回「イラン概念研究会」で、以下のことが決まりましたので、ご報告いたします。

1.研究会の名称について
各方面からのご意見などを参照し、以下の通りとします。
イラン研究動向分析--「イラン」概念をめぐって
(略称;イラン概念研究会)
なお、英語名称については現在調整中で、近日中にWebページに掲載予定の研究会要旨報告の英語版に載せる予定です。

2.次回研究会について
第2回研究会は、以下の予定で行います。
日時;1998年1月10日(土)午後2時より
場所;上智大学四ッ谷キャンパス
発表者;山岸智子氏、近藤信彰氏
参加ご希望の方は、小牧宛メール(s-komaki@hoffman.cc.sophia.ac.jp)で登録して下さい。詳細について、改めてメールでお知らせいたします。


第2回スーフィズム研究会のお知らせ(10/10)

第2回スーフィズム研究動向研究会(略称スーフィズム研究会)を11月29日に催します。第1回同様、大勢の方々のご参加をお待ちしております。なお、第1回に参加されなかった方の新たなご参加も大歓迎です。詳細は、11月の予定表でご覧ください。

連絡先 東長靖 ytonaga@fb3.so-net.or.jp または、第2班事務局 h-ono@hoffman.cc.sophia.ac.jp


第2班合同研究会のお知らせ(10/10)

第2班合同で1月24日に「東南アジアイスラーム研究の現在」と題し研究会を開催いたします。ご多忙のこととは思いますが、是非ご出席いただきたいと思います。この研究会はプロジェクトのメンバー以外にもオープンになっていますので、東南アジア地域のイスラームに関心をお持ちの方がおられましたら、是非、お誘いください。

  • 東南アジアイスラーム研究の現在
    日時:1998年1月24日(土)13時-17時
    場所: 愛知学泉大学(愛知県豊田市)管理棟2階大会議室

詳細は、1月の予定表をご覧ください。


上智大学アジア文化研究所設立15周年記念秋季連続講演会(10/10)

上記の件について、上智大より連絡が届いています。

このたび研究所設立15周年にあたり、当研究所ゆかりのお二人をお招きして、連続講演会を開催いたします。ぜひご来場ください。

中岡三益氏(上智大学アジア文化研究所名誉所員)
10月23日(木)17:30〜19:00「湾岸戦争とは何であったか−地域史から国際関係史へ−」
10月30日(木)17:30〜19:00「条約改正のひとこま−日本・西洋・エジプトのトライアングル−」

石井米雄氏(神田外語大学学長)
10月31日(土) 17:30〜19:00「<言語学>から<東南アジア研究>へ」
11月7日(金)17:30〜19:00「東南アジア地域研究の40年」

  • 会場:上智大学中央図書館8階 L-812室(JR・丸の内線・南北線四ッ谷駅)
  • 入場無料
  • 主催:上智大学アジア文化研究所 〒102 千代田区紀尾井町7-1
    (TEL)03-3238-3698 (FAX)03-3238-3690

イスラム国家論研究会のお知らせ(10/7)

イスラム国家論研究会のお知らせが届いています。

秋冷の候、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今回は下山伴子さんに発表をお願いしました。本発表は、12世紀後半にイランのレイで書かれた宗派論争書『反駁の書』を取り上げ、ここからスンナ派と12イマーム派各々の論理構造及び立場をとらえ、レイの宗教情勢における諸宗派の関係を明らかにするものです。宗教書から当時のセルジューク朝下での宗派抗争の一端を探る、大変興味深い発表となると期待されます。皆様万障繰り合わせの上、ご参加のほどお願い致します。

日時:10月18日(土) 午後1時30分-5時
会場:東京大学、法文1号館、317教室
報告者:下山伴子氏(東京外語大学大学院博士課程)
題目:『反駁の書』にみる12世紀後半のレイの宗教情勢
コメンテーター:平野豊氏(明治大学大学院博士課程)

*会場は、東大正門から入って銀杏並木を直進し、左側2番目の棟です。銀杏並木沿いの扉から入り、3階まで上がって下さい。


フォーラム「過去から未来のイスラーム地域」のお知らせ(10/1)

10月24日の日本オリエント学会第39回大会で、「イスラーム地域研究」プロジェクトとの共催により、下記のとおり公開フォーラムが開催されることになりました。ご多忙とは存じますが、ふるってご参加下さいますようご案内申し上げます。

フォーラム「過去から未来のイスラーム地域―その広がりと深まり」
日時:10月25日(土)午後1時より
場所:中近東文化センター、小講堂(東京都三鷹市大沢3-10-31)
電話:0422-32-7111
プログラム
13:00〜13:05 開会の辞(後藤 晃、オリエント学会常務理事)
13:05〜13:15 主旨説明(小松 久男:東京大学大学院人文社会系研究科)
13:15〜13:45 基調講演1(三浦 徹:お茶の水女子大学文教育学部)
       「地域研究という第三の道:歴史学の側から」
13:45〜14:15 基調講演2(長沢 栄治:東京大学東洋文化研究所)
       「地域研究の夢:社会科学の側から」 
14:30〜14:40 コメント1(モジュタバ・サドリア:中央大学総合政策学部)
14:40〜14:50 コメント2(加藤 博:一橋大学経済学部)
14:50〜15:00 コメント3(林 徹:東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所)
15:15〜16:20 討論1
16:30〜17:30 討論2


AA研の共同研究プロジェクトのお知らせ(10/1)

AA研・飯塚正人氏より次のようなお知らせが届いています。

東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所の共同研究プロジェクト「イスラム圏における異文化接触のメカニズム:人間動態と情報に関する総合的研究」(主査:家島彦一)が下記の要領で開催します。

日 時:平成9年10月18日(土)13時30分から17時30分
場 所:東京外国語大学附置アジア・アフリカ言語文化研究所・大会議室
報 告:  
近藤信彰氏(東京都立大学人文学部史学科助手)
「19世紀イランにおける地方権力と部族:ハーシェミーエ/ガヴァーム家とハムセ」
山口昭彦氏(東京大学大学院総合文化研究科第1種博士課程)
「オスマン・サファヴィー両王朝とクルド系アミールたち」
司会:羽田亨一(AA研)

お問い合わせはAA研・飯塚正人(masato@aa.tufs.ac.jp)まで。なお、出席を希望される場合でも、その旨ご連絡いただく必要はございません(共同研究員を除く)。当日直接会場にお越しいただければ結構です。

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